安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

エネファームの修理

2015年07月29日 | ニュース
☆弊社敷地内の住宅に家庭用燃料電池『エネファーム』が設置されています。
☆「ガス屋さんだから買わねば!」と家庭用が発売されてすぐに、購入しました。(300万円位だったか?)
  当然、国からの補助金もあてにしてのものです。
  (そうでないと、とても、買えませんが・・・まずは「自腹」で払うのですが・・・。)
☆あたりまえの事ですが、LPガス仕様です。直接関係はありませんが、今話題の「東芝」製です。

☆2009年11月から稼働していますから、5年7カ月になります。
☆この間、故障が無かったかというと・・・度々、ありました。(家庭用第一世代型からなのか?)
 しかも、「燃料電池本体」部のいかにも高額な部品の交換が必要なことが多かったように思います。(10年間の無料メンテ契約なので、私個人の財布は大丈夫ですがね。)

☆これまででもそうですが、今回のように発電機能が故障していても、バックアップのガス給湯器「エコジョーズ」がすぐに稼働するので、お風呂などの給湯の不便はありません。
☆何となく、モニターをみて「発電していない」事に気が付き「エラーコード」をお知らせして「修理」が必要な事がわかるのです。
 (しかも、この器械は、もはや「ガス器具」ではなく「高額精密電気製品」でありまして、私のようなヒラなガス屋さんには手も足もでません。)
☆今回も、東芝燃料電池システム株式会社の技術員さんのお世話になるワケです。
☆今回の故障に気が付いたのは、7月15日でした。
 21日に来られ、診断の結果、「FPS(燃料改質装置)の劣化による失火(点火失敗)」と云う事で、仮復旧はしましたが、「後日、FPSの交換をします。」ということでした。
 (技術屋さんの予言通り、その日のうちに、再び、発電は停止しました。)
 何でも、その部品の寿命はだいたい400,00時間で、本器械の累積発電時間が41,700時間だという事でした。

☆7月28日、本日は2人で来られました。何でも・・・その部品(FPS)は重さが40キロあり1人でダメなのだという事です。
☆FPSは、(解体写真の)手前上部「白い板面」部分です。
☆ところで、家庭用燃料電池『エネファーム』は、「LPガス(もしくは都市ガス)から、燃料改質装置(FPS)を用いて燃料となる水素を取り出し、空気中の酸素と反応させて発電するシステムで、発電時の排熱を給湯に利用する」ものです。
☆つまり、FPSは核となる「高い部品」だという事ですね
☆余談ですが、FPS=Fuel Processing Systemは稼働中、中は800度ぐらいになるそうですヨ。
☆約半日を費やし、風のように帰っていかれました
 ではまた。

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2 コメント

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精密電気製品 (元青年部)
2015-08-15 08:52:46
「エネファーム」に限らず、最近のガス機器は、我々では手に負えませんね!
 USBを設置して、タブレットで故障個所を瞬時に判断し、部品をユニット化し、修理をガス販売店でも簡単に出来るようにする技術は可能だと思いますが・・・
 メーカーの策略でしょうか?
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高額商品 (またえもん)
2015-08-17 10:04:06
☆昨夜、娘に「お湯はり」を頼んだら、浴槽の栓をせずにスイッチを押してくれました。
☆おかげで、お湯の無い「一番風呂」でした!(>_<)
☆エネファームは意味不明な「記号」を表示しているだけ。せめて、「栓が出来ていまセン」ぐらい云って欲しいですネ!(^-^)
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