ΓΝΩΘΙ ΣΑΥΤΟΝ-購書&購盤日記-

本やCDを買う日々の記録です。ツイッター:http://twitter.com/sr_azev

《読書》『群像』2006年9月号

2006-10-21 07:28:22 | 読書
●〔番外〕『群像』2006年9月号
 「創作合評」で小谷野敦「悲望」が取り上げられているということで、市民図書館で借りて読みました。期待はずれでした。もっとムチャクチャに書かれているかと思ってました。

 小谷野敦がらみでふだん手にすることのない文芸誌を2冊読みました(『文學界』2006年8月号と『群像』2006年9月号)。『文學界』は小谷野敦の小説以外にも、 佐藤優「私のマルクス」、中島義道「観念的生活」など興味を惹くものがありましたが、『群像』は、読みたいと思うものがほとんどありませんでした。

《購盤》2006.10.14 タワーレコード広島店

2006-10-20 05:39:47 | 購盤
タワーレコード広島店


◎Beethoven: Piano Trios, Vol. 1 / Ashkenazy , Perlman , Harrell

 ベートーヴェン
  ピアノ三重奏曲第1番変ホ長調op.1-1
  ピアノ三重奏曲第2番ト長調op.1-2
  ピアノ三重奏曲第3番ハ短調op.1-3
  ピアノ三重奏曲第8番変ロ長調WoO.39
  ピアノ三重奏曲第11番ト長調op.121a「カカドゥ変奏曲」
  ピアノ三重奏曲第4番変ロ長調op.11「街の歌」
 pf:ウラディーミル・アシュケナージ vn:イツァーク・パールマン vc:リン・ハレル
EMI 2枚組 ¥1,775


◎Beethoven: Piano Trios, Vol. 2 / Ashkenazy , Perlman , Harrell

 ベートーヴェン
  ピアノ三重奏曲第5番ニ長調op.70-1「幽霊」
  ピアノ三重奏曲第10番変ホ長調op.44(創作主題による14の変奏曲)
  ピアノ三重奏曲第6番変ホ長調op.70-2
  ピアノ三重奏曲Hess.48
  ピアノ三重奏曲第7番変ロ長調op.97「大公」
  ピアノ三重奏曲第9番変ホ長調WoO.38
 pf:ウラディーミル・アシュケナージ vn:イツァーク・パールマン vc:リン・ハレル
EMI 2枚組 ¥1,775


◎Beethoven: Violin Sonatas 1-6

 ベートーヴェン
  ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 作品12-1
  ヴァイオリン・ソナタ第2番イ長調 作品12-2
  ヴァイオリン・ソナタ第3番変ホ長調 作品12-3
  ヴァイオリン・ソナタ第4番イ短調 作品23
  ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 作品24「春」
  ヴァイオリン・ソナタ第6番イ長調 作品30-1
 vn:ピンカス・ズッカーマン pf:ダニエル・バレンボイム
EMI 2枚組 ¥1,775


◎Beethoven: Violin Sonatas No. 7-10 / Tchaikovsky:Piano Trio

 ベートーヴェン
  ヴァイオリン・ソナタ第7番ハ短調 作品30-2
  ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 作品30-3
  ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調 作品47「クロイツェル」
  ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 作品96
 チャイコフスキー
  ピアノ三重奏曲イ短調op.50「偉大な芸術家の想い出のために」*
 vn:ピンカス・ズッカーマン pf:ダニエル・バレンボイム vc:ジャクリーヌ・デュ・プレ*
EMI 2枚組 ¥1,390

 以上、ベートーヴェンの室内楽曲に興味を持ったので。

《購書》 2006.10.13 ブックマーケット福山松永店

2006-10-19 05:26:21 | 購書
ブックマーケット福山松永店

●2006248,ほんの本棚,いしいひさいち,,東京創元社,創元ライブラリ,2001,¥210
 面白そうだったので。

●2006249,魔性の機構-地球を覆うクレムリンの皮手袋-,倉前盛通+新開徹夫,,創拓社,,1980,¥105
 クレムリン物なので。

●2006250,覚醒運動の興亡-「激動の日蓮正宗」-,高橋公純,,渓声社,,1981,¥105
 何となく面白いかと思って。

《購書》 2006.10.13 松永書店

2006-10-18 05:38:11 | 購書
松永書店
 福山市今津町にある古本屋です。今回初めて訪れました。福山大学の教科書が多数置かれていましたが、一般書はあまりありませんでした。残念。

●2006245,倫理思想-原典からの思索-,新本豊三(編),,第一学習社,,1990,¥1,100
●2006246,ナチズムの時代,山本秀行,,山川出版社,世界史リブレット〈49〉,1998,¥500
●2006247,二つの世界大戦,木村靖二,,山川出版社,世界史リブレット〈47〉,1996,¥500
 以上、知的興味関心から。

《読書》津田大介『仕事が速くなるフリーソフト活用術』青春新書

2006-10-17 05:57:03 | 読書

●〔78〕津田大介『仕事が速くなるフリーソフト活用術』青春新書 2006
(2006.10.08読了)〈2006236〉
○内容紹介
ムダな仕事を減らすための無料ソフト・サービスを一挙紹介。仕事の現場で「即戦力」となるネットサービスとフリーソフトを紹介し、具体的な使い方を解説。紹介したすべての項目について、類似ソフト・サービスも掲載。

 パソコン雑誌でも時々フリーソフトの特集が組まれていますが、この本はもう一歩突っ込んだソフトも紹介されていたので、買って読みました。結構役に立つかも。

 ちなみに私が愛用しているフリーソフトは
・Sleipnir
・ffftp
・AltIME
・Npopq
・Edmax

などです。

※音楽配信メモ(著者のサイト)

《読書》安川佳美『東大脳の作り方』平凡社新書(その2)

2006-10-16 05:15:29 | 読書
(承前)
○進路決定へのアドヴァイス
  中学受験において、そもそも受験するかどうか、通う塾、志望校などの決定権は誰にあるのでしょうか?
 結論から言ってしまえば、親にあると思います。たとえ子供が反抗したとしても、親にあるべきです。子供のことをある程度親身になって考えている親であれば、この時期はまだ、子供自身の意見より親の冷静な判断の方が、結果として正しいことが多いと思います。中途半端に子供に譲歩して意見を採用しようとしても、無益な衝突が生まれるだけです。(p.119)

 大学受験で志望校を決定する際大切なことは、「どんな職業に就くか」ではなく、「どれだけ自分の可能性を広げられるか」なのではないでしょうか。だから私は、高校の進路決定の時点で明確な目標がない人は(きっと大部分だとは思いますが)、名前や偏差値で大いに大学を選んでよいと思います。これは別に自分を正当化しようとしているわけではありません。レベルの高い大学に入れば、自分に付加価値をつけられると同時に、いろいろなことを経験して将来についてじっくり考える猶予をもらえるのです。(p.34)
 一般的に、大学を選ぶ際は、職業→学部・学科→大学の順で決めていけと言われていますが、どうもタテマエに近いようです。上記のようなホンネが実際的なアドヴァイスかもしれません。


○理Ⅲの志望動機
私の理Ⅲ志望動機はあくまで最高峰への執着であり、別に医者になりたいからというわけではありませんでした。(p.40)
 「人の命を扱う医者になろうとするのに(しかも最高学府の東大医学部)、こんな軽々しい動機でいいのか!けしからん!」といわれそうですが、この本を読んでいくと著者の言い分にも妙に説得力がありました。


○お受験トリビア
中学受験のマニアック用語で、サンデーショックというものがあります。女子校の二番手で女子学院という学校があるのですが、この女子学院は毎年二月一日に入学試験を行っています。桜陰の入学試験も二月一日なので、この二校を重複して受験することは本来できません。
 しかし七年に一度、二月一日が日曜日にあたる年には、キリスト教系である女子学院が試験日をずらして二月二日に実施するのです。なので、桜陰と女子学院のどちらかを第一志望校としている人は、「せっかくだから受けとくか」くらいの気持ちでもう一校を受験することができるのです。そのため、サンデーショックの年のこの二校の倍率はとんでもないことになります。(pp.151~152)

○この本は参考になるか?
 この本は受験ハウツーとしてはほとんどの人に役に立たないと思います。逆説的ですが、この本が役に立つレベルに人には、この本は必要ないでしょう。
 著者は特に塾や予備校には行かず、学校の授業中心の自学自習で東大理Ⅲに合格しています。著者ぐらいの高い自主性、自律性があればそれは可能だと思います。その分、19歳で既に老成してしまっているような印象を受けます。

 さて、ここまで書いてくると、小谷野敦ならずとも(笑)、気になるのが著者の美醜でしょう。幸い(?)、帯には著者の写真が載っています。各自でご判断下さい。

《読書》安川佳美『東大脳の作り方』平凡社新書(その1)

2006-10-15 05:34:10 | 読書

●〔77〕安川佳美『東大脳の作り方』平凡社新書 2006
(2006.10.07読了)〈2006235〉
○内容・著者紹介
「東大脳」的思考とは何か―それは、自分の人生を自ら切り拓く意志を持ち、設定した目標にむかって努力することのできる思考形態。周りに流されるのでなく、強靱な意志を持った子どもに育てるにはどうしたらいいか?難関大学突破の鍵となるのは子どもの資質か、親の力か?19歳の東大理科Ⅲ類現役学生が自らの生い立ちを通して語る異色の子育て論。

1987年北海道生まれ。桜蔭高等学校首席卒業。東京大学理科Ⅲ類現役合格。現在2年に在学、教養課程の必要単位を取り終え、専門課程にむけて準備中。2007年より医学部医学科に進学予定。

○なぜ平凡社新書なのか?
 前にも少し書きましたが、私が自分の本を出してみよう、と思い立ったのは、今から約一年前のことです。大学一年の九月初旬に、夏学期必修科目の学期末試験がありました。試験後の一ヵ月は、本当の意味で羽を伸ばせる夏休み、ということになるのですが、私はすでに休みには飽き飽きしていました。(中略)あまりの暇さゆえ、大学の学祭実行委員会のようなものに入ってみたりもしましたが、もともとそれほどの熱意がなかったので、すぐに飽きて幽霊委員になりました。
 さして興味もないのに無理矢理いろんな活動に従事しようとするのはよくない、と反省した私は、今のこの暇な状態の私にとって最もメリットになりそうなことは何だろう、と考えをめぐらせました。その時、天から降ってくるかのごとく、「出版」というアイディアが浮かんだのです。(中略)
 手当たり次第企画をばらまいても無駄であることを悟った私は、とにかくつてを求めることにしました。北海道にいる父に、ダメもとで「出版社に知り合いの人いない?」というメールを送ってみたりもしました。しばらくして、私の執念が実ったのか、平凡社の編集の方とお話をさせていただく機会を得ることができたのです。(pp.217~220)

 この本がエール出版社ではなく(笑)、平凡社から出たのは上記のような経緯があったようです。『プレジデントファミリー』や『AERA with Kids』に見られるようなお受験ブームや『ドラゴン桜』に見られる東大ブームに、平凡社も乗っかりたかったのでしょうか。

○説教臭さ
 ニートやフリーターだけでなく、最近の子供たちにも同じ傾向があると思います。何事に対してもハングリー精神が欠けているような気がしてなりません。これは私が塾のバイトなどで実際中高生に接していて感じることでもあります。初めから自分の可能性を見限って腐っていたり、目標に向かってまっすぐに頑張ることをださいと思っていたりします。目標を達成するための大した努力もせず、親にひたすら大事にされて現実味のない夢ばかりを語っている人がたくさんいます。
 しかし、頑張るということなしに成功などありえないのです。逆に言えば、地道な努力を積み重ねた人は必ず報われます。このシンプルな事実こそ、私が本書を通して最も伝えたいことです。(pp.9~10)

 一八年間という短い歳月でありますが、私はこれまでの自分の人生に誇りを持っています。悔いが一片もないといえば嘘になるけれど、その時その時で最善と思うことを、一生懸命やってきました。もちろん私はまだ学生の身分なので、人生において成功したなどと大それたことは言えません。自分としては今のところ理想的な人生を歩んでいると思っています。成功の土台が整ってきている、ということです。(pp.176~177)

 とても19歳とは思えない老成ぶり、説教臭さです。Amazonのレビューでも84歳の東京帝大卒・元外務官吏が「たかが青二才の東大生が、子育てについて何が語れるのか、私には不思議でたまらない。」と書いています。

○家族と生育歴
どうやら父は大学受験そのものは経験していたらしく、そこそこいいところに合格していたそうです。
 しかし家が貧乏だったため第一志望校には行かせてもらえず、仕方なく合格していた大学の中で一番お金のかからない防衛大学に進学したそうです。(p.117)

 お父さんは、医者でも弁護士でも大学教授でも一部上場企業役員でもなく、自衛官ということですが、知的レベルは高いようです。現職中に大学院へも派遣されているようです。
 著者はそのお父さんに、小さい頃から様々な「訓練」を受けて育っています(知的にも肉体的にも)。また、「何でも一番でないと意味がない。二番、三番はドベと同じ」と言われつづけて育ったそうです。(p.80)
 お母さんは看護師。妹さんがいますが、中学受験に失敗して公立中学校へ通っているそうです(こんなことを書かれて妹さんは平気なのでしょうか?)。

〈To be continued.〉

《購盤》2006.10.13 ブックマーケット福山松永店

2006-10-14 06:30:55 | 購盤
ブックマーケット福山松永店

◎チャイコフスキー:三大バレエ・ハイライト
 チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より
         :バレエ音楽「眠れる森の美女」より
         :バレエ音楽「くるみ割り人形」より
 ジョン・ランチベリー/フィルハーモニア管弦楽団
EMI(新・名曲の世界 40) ¥280

 安かったので。

※画像は全曲版

《購書》 2006.10.07 ブックオフ福山野上店

2006-10-12 05:38:22 | 購書
ブックオフ福山野上店

●2006237,社会学への招待,倉沢進・川本勝(編著),,ミネルヴァ書房,,1992,¥105
 知的興味関心から。

●2006238,「大学」は、ご臨終。,大礒正美,,徳間書店,,1996,¥105
 大学物なので。

●2006239,知的生活を求めて,渡部昇一,,講談社,,2000,¥105
 恥ずかしながら。

●2006240,スタパミンXP 日本語版,スタパ斎藤,,アスキー,TECH BOOKS,2001,¥105
 スタパ斎藤なので。

●2006241,元刑務官が明かす 死刑はいかに執行されるか-実録・死刑囚の処遇から処刑まで-,坂本敏夫,,日本文芸社,,2003,¥105
 面白いかと思って。

●2006242,天才は冬に生まれる,中田力,,光文社,光文社新書,2002,¥105
 面白いかと思って。