●〔81〕大崎滋生・渡辺和彦【監修】『200CD ベートーヴェン』学習研究社 2005 (2006.10.19読了)〈2006023〉
○内容紹介
ベートーヴェンの交響曲、ピアノ音楽、弦楽曲などを紹介する。各曲について解説し、推薦CDとそのディスク情報を掲載。いま聴いておきたい名盤や、ベートーヴェンとほかの作曲家たちの関係についても解説。
クラシック音楽の王道、ベートーヴェン。重たいイメージがあったが、昨今はベートーヴェン・ルネサンス現象が起こっている。ベートーヴェンを知ることでクラシック音楽の総体をより深く理解できるよう構成している。ベートーヴェンのイメージが変わる!
「はじめ」にで、渡辺和彦が「いきなり奇妙な言いかただが、ベートーヴェンは「クラシック音楽のゴハン」である。」(p.4)と書いています。私にとってもこれは当てはまるようです。クラシック音楽を聴き始めてから30年近くになります。その時々でいろいろなマイ・ブームがありましたが(オペラだったり、ブル・マラだったり、バッハだったり(これは現在も継続中)、ショスタコだったり)、結局、ベートーヴェンは最後に帰って来るところかなという感じがあります。
厠上の書でした。聴欲を刺激されました。
ちなみに自分が持っているベートーヴェンの交響曲全集を数えてみると24種類ありました。いつのまにか集まっているもんですね。
・オットー・クレンペラー/PO
・アルトゥーロ・トスカニーニ/NBCso
・ジョージ・セル/CLO
・カール・シューリヒト/PCO
・朝比奈隆/新日本pso
・ヘルベルト・ケーゲル/ドレスデンpo
・エーリヒ・ラインスドルフ/BSO
・ヘルマン・シェルヘン/ルガノ放送o
・ブルーノ・ワルター/コロンビアso
・アンドレ・クリュイタンス/BPO
・ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/VPO他
・ロイ・グッドマン/ハノーヴァー・バンド
・フランツ・コンヴィチュニー/LGO
・ヴォルフガング・サヴァリッシュ/ACO
・ミヒャエル・ギーレン/南西ドイツ放送so
・ヘルベルト・ブロムシュテット/シュターツカペレ・ドレスデン
・ヨゼフ・クリップス/LSO
・ラファエル・クーベリック/LSO他
・ゲオルグ・ショルティ/CSO
・ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送so
・デイヴィッド・ジンマン/チューリヒ・トーンハレo
・ロリン・マゼール/CLO
・ウィレム・メンゲルベルク/ACO
・オイゲン・ヨッフム/LSO
ほぼ、買った順です。
※画像はゲオルグ・ショルティ/CSOのもの