文学界からは錚々たる顔触れ
谷川俊太郎、村上春樹、村上龍
世界的音楽家といえば
坂本龍一
演劇会&ドラマ界のヒットメーカー
三谷幸喜
水泳界のホープ
萩野公介
若手役者の中で一際存在感を放つ
綾野剛
なんのリストかわかります?共通点は?
その道で、なんらかの賞をもらった人?
いや、もちろんもらっているんだとは思いますが。
正解は、こちら。
↓↓↓
一人っ子
わかった人はすごい、
っていうか、私と同類。
間違いなく、私と同じ、一人っ子男子のママですよね。
ですよねー*\(^o^)/*
名だたる人たちが、どうして一人っ子かを知ってるかといえば、著名人が一人っ子だと知るやいなや、自然に強烈に私の頭にインプットされてきたからです。
一人っ子は成功する!
一人っ子は素晴らしー!
とまでは言わないまでも、
こんなに素晴らしい人たちもそうなんだから、
一人っ子もいいんじゃない、
一人っ子も悪くない、
くらいには、思いたかったのかな。
子どもを生む前は、一人っ子への眼差しに、ほとんど偏見なんてありませんでした。
友だちにも一人っ子は多いし、その中にいわゆる一人っ子っぽさなんて感じたこともない。とにかく子どもの数なんて気にしたことがなかった。
そんなことを気にする世界があるなんて想像もできなかった。
でも、新米母たちの世界は違いました。
一人っ子はかわいそう。
そんな意識を、同調圧力を、あちらこちらから感じました。
「兄弟は?」「二人目は?」
の質問を交わす時のきまずさ。
兄弟ネタで盛り上がるママ集団での居心地の悪さ。
一人っ子は、一人っ子ママは、プチマイノリティなんだな、と特に子どもが集団生活に入ると思い知らされます。
本心は「子どもは一人」で決まっていたのに、他者の意識を取り入れすぎて、
「息子に兄弟を作ってあげないとかわいそう?」
「二人目を考えないのは、親の身勝手?」
「一人っ子は、ダメな子?」
とまで考えて、苦しくなったり。
いつしか、一人っ子コンプレックスの穴にはまりこんでいました。
実際には、面と向かって一人っ子批判を聞いたこともないし、一人っ子だからという理由で息子が責められた経験もないんですけどね。
むしろ、一人っ子のママから「一人っ子だから…」というフレーズ、その後に必ずマイナスが続くフレーズを飽きるほど聞いて、悲しくなったかな。私と似たような気持ちを味わったゆえの、一種の防衛機制なのでしょう。批判される前に自分で批判しとくみたいな。
かつての職場で尊敬する精神科のDr.は「偏見が強いのはむしろ当事者や家族」と言い放ちましたが、まさに同じ構図かもしれません。
煮詰まり気味だった頃に、助けになったのは、和田秀樹氏のこの本です。↓
『ひとりっ子の育て方』
一人っ子のメリットを、かなり偏って書いてあります。複数のお子さんを持つお母さんが読んだら憤慨モノかも。ただ、この偏りのおかげで、かなり救われました。
それから、だんだんと真ん中にもどってきました、私。
息子の方は、どうかというと…
ある日、家の修理に来ていたおじさんに、話しているのを聞きました。
「おじさん!ぼくね、兄弟いないんだよー」
いいでしょー、と続きそうなその響きは、なんだか自慢げというか、少なくとも彼にとっては、兄弟がいないということがマイナスでもなんでもないんだ、というのを感じとりました。
友だちも恋しがる一方で、一人でじっくり遊ぶことも好きな彼は、すでに一人っ子の素質を十分満たしているのかもしれません。
一人っ子は、別に良くも悪くもない。
まあ、子どもの数なんて、一人でも、二人でも、どっちでもいいのでは。
自分がいいのが、一番いいのでは。
今は、そんな心境になりつつあります。
谷川俊太郎、村上春樹、村上龍
世界的音楽家といえば
坂本龍一
演劇会&ドラマ界のヒットメーカー
三谷幸喜
水泳界のホープ
萩野公介
若手役者の中で一際存在感を放つ
綾野剛
なんのリストかわかります?共通点は?
その道で、なんらかの賞をもらった人?
いや、もちろんもらっているんだとは思いますが。
正解は、こちら。
↓↓↓
一人っ子
わかった人はすごい、
っていうか、私と同類。
間違いなく、私と同じ、一人っ子男子のママですよね。
ですよねー*\(^o^)/*
名だたる人たちが、どうして一人っ子かを知ってるかといえば、著名人が一人っ子だと知るやいなや、自然に強烈に私の頭にインプットされてきたからです。
一人っ子は成功する!
一人っ子は素晴らしー!
とまでは言わないまでも、
こんなに素晴らしい人たちもそうなんだから、
一人っ子もいいんじゃない、
一人っ子も悪くない、
くらいには、思いたかったのかな。
子どもを生む前は、一人っ子への眼差しに、ほとんど偏見なんてありませんでした。
友だちにも一人っ子は多いし、その中にいわゆる一人っ子っぽさなんて感じたこともない。とにかく子どもの数なんて気にしたことがなかった。
そんなことを気にする世界があるなんて想像もできなかった。
でも、新米母たちの世界は違いました。
一人っ子はかわいそう。
そんな意識を、同調圧力を、あちらこちらから感じました。
「兄弟は?」「二人目は?」
の質問を交わす時のきまずさ。
兄弟ネタで盛り上がるママ集団での居心地の悪さ。
一人っ子は、一人っ子ママは、プチマイノリティなんだな、と特に子どもが集団生活に入ると思い知らされます。
本心は「子どもは一人」で決まっていたのに、他者の意識を取り入れすぎて、
「息子に兄弟を作ってあげないとかわいそう?」
「二人目を考えないのは、親の身勝手?」
「一人っ子は、ダメな子?」
とまで考えて、苦しくなったり。
いつしか、一人っ子コンプレックスの穴にはまりこんでいました。
実際には、面と向かって一人っ子批判を聞いたこともないし、一人っ子だからという理由で息子が責められた経験もないんですけどね。
むしろ、一人っ子のママから「一人っ子だから…」というフレーズ、その後に必ずマイナスが続くフレーズを飽きるほど聞いて、悲しくなったかな。私と似たような気持ちを味わったゆえの、一種の防衛機制なのでしょう。批判される前に自分で批判しとくみたいな。
かつての職場で尊敬する精神科のDr.は「偏見が強いのはむしろ当事者や家族」と言い放ちましたが、まさに同じ構図かもしれません。
煮詰まり気味だった頃に、助けになったのは、和田秀樹氏のこの本です。↓
『ひとりっ子の育て方』
一人っ子のメリットを、かなり偏って書いてあります。複数のお子さんを持つお母さんが読んだら憤慨モノかも。ただ、この偏りのおかげで、かなり救われました。
それから、だんだんと真ん中にもどってきました、私。
息子の方は、どうかというと…
ある日、家の修理に来ていたおじさんに、話しているのを聞きました。
「おじさん!ぼくね、兄弟いないんだよー」
いいでしょー、と続きそうなその響きは、なんだか自慢げというか、少なくとも彼にとっては、兄弟がいないということがマイナスでもなんでもないんだ、というのを感じとりました。
友だちも恋しがる一方で、一人でじっくり遊ぶことも好きな彼は、すでに一人っ子の素質を十分満たしているのかもしれません。
一人っ子は、別に良くも悪くもない。
まあ、子どもの数なんて、一人でも、二人でも、どっちでもいいのでは。
自分がいいのが、一番いいのでは。
今は、そんな心境になりつつあります。