空気を読まない人って、それが理由で嫌われちゃう人と、むしろ好かれちゃう人がいますが、その違いってなんですかね。
前に紹介した甥っ子ナオ君、どうやら後者です。
小学生だったお兄ちゃんがプリキュア好きなことをお兄ちゃんの友達の前でうっかりバラしちゃったり、
「オレ、学級委員になったもんね」と、校庭でVサインしながら行き交う子達にアピールしたり、
ばあばの家のアイスを妹が食べると怒るくせに自分は兄妹に内緒で勝手に冷蔵庫開けて食べてたり、
そんなことがあっても、許されちゃう。許されないことがあるなんて、考えもつかない。
空気読まないというか、自分が人からどう思われてるかを気にしない才能があります。
いや、そもそも自己評価が高いから他人からも高い評価を受けると思い込んでいる。実際は違っても、そっち側の声は例外だと思ってる。
そんな彼、野球チームのキャプテンなんですが、もうチーム1の練習嫌い。それをチームメートに隠す素振りもない。自宅に帰ってからの「自己練習」という辞書もナオ君にはありません。
ものすごく野球が上手いわけではないけれど、でもレギュラーから外されたことはないのです。お兄ちゃんが、毎日素振りの努力をもってしてもレギュラーの座は掴めなかったのに、です。
彼にとって、レギュラーは当たり前なんですよね。補欠組の子のママ達から、姉は時々やっかみの声をかけられるらしいのですが、当の子どもたちはそうでもない。ナオ君がレギュラーなのは、やっぱり当たり前だと思ってる。もちろんキャプテンなのも。
ある日の試合の時、ナオ君はいつもよりテンションが高くひときわ大きな声でチームメートに檄を飛ばします。
「声が小さいっ!声だしていこーぜ!」
「集中、集中」
姉からしたら、
「誰より練習しないお前がよーゆーわ」
で恥ずしさいっぱいだったとか。
試合のあと、あるチームメートのママが、息子くんに問います。
「ナオ君に、あんなに言われちゃってムカつかないの?」
このママは、きっとムカついてたんでしょうね(苦笑)
息子くんは答えたんだとか。
「べーつに、なんかわかんないけど、ナオに言われるとムカつくとか全然ないんだよね」
やーん、ナオ君ずるくねぇ。
私も、言われてみたい。
いつか、そのままでは通用しない時がくるさ。
なんていうこともできますが、それはナオ君みたいなあり方をやったことがない人が言うことかもしれません。やっかみ半分で。
空気を読みすぎて嫌われないように汲々としてる人からすると、まるでミラクルなナオ君の生き方です。
前に紹介した甥っ子ナオ君、どうやら後者です。
小学生だったお兄ちゃんがプリキュア好きなことをお兄ちゃんの友達の前でうっかりバラしちゃったり、
「オレ、学級委員になったもんね」と、校庭でVサインしながら行き交う子達にアピールしたり、
ばあばの家のアイスを妹が食べると怒るくせに自分は兄妹に内緒で勝手に冷蔵庫開けて食べてたり、
そんなことがあっても、許されちゃう。許されないことがあるなんて、考えもつかない。
空気読まないというか、自分が人からどう思われてるかを気にしない才能があります。
いや、そもそも自己評価が高いから他人からも高い評価を受けると思い込んでいる。実際は違っても、そっち側の声は例外だと思ってる。
そんな彼、野球チームのキャプテンなんですが、もうチーム1の練習嫌い。それをチームメートに隠す素振りもない。自宅に帰ってからの「自己練習」という辞書もナオ君にはありません。
ものすごく野球が上手いわけではないけれど、でもレギュラーから外されたことはないのです。お兄ちゃんが、毎日素振りの努力をもってしてもレギュラーの座は掴めなかったのに、です。
彼にとって、レギュラーは当たり前なんですよね。補欠組の子のママ達から、姉は時々やっかみの声をかけられるらしいのですが、当の子どもたちはそうでもない。ナオ君がレギュラーなのは、やっぱり当たり前だと思ってる。もちろんキャプテンなのも。
ある日の試合の時、ナオ君はいつもよりテンションが高くひときわ大きな声でチームメートに檄を飛ばします。
「声が小さいっ!声だしていこーぜ!」
「集中、集中」
姉からしたら、
「誰より練習しないお前がよーゆーわ」
で恥ずしさいっぱいだったとか。
試合のあと、あるチームメートのママが、息子くんに問います。
「ナオ君に、あんなに言われちゃってムカつかないの?」
このママは、きっとムカついてたんでしょうね(苦笑)
息子くんは答えたんだとか。
「べーつに、なんかわかんないけど、ナオに言われるとムカつくとか全然ないんだよね」
やーん、ナオ君ずるくねぇ。
私も、言われてみたい。
いつか、そのままでは通用しない時がくるさ。
なんていうこともできますが、それはナオ君みたいなあり方をやったことがない人が言うことかもしれません。やっかみ半分で。
空気を読みすぎて嫌われないように汲々としてる人からすると、まるでミラクルなナオ君の生き方です。