双極性障害と歩む

主婦として、母として、の毎日を、つづっています。

お店やさんごっこ。

2021-05-25 09:23:30 | 双極性障害とともに。

歩いてすぐに、大きなスーパーが ある。

が、殆ど行かず。

食料は 生協さん頼み。

広いフロワーの中、

お目当ての商品を探すのが 苦手。

が、昨日は小雨の中、

いざ、スーパーへ。

粉チーズとカレーのルーが なくなったから。

予想以上に早く売り場を見つけて、

さぁ、レジへ。

あああ!!

そうか。そうやった。

今は、セルフレジなのね。

自分で、機械にバーコードを読ませて、

で お支払い。

うん。

無言でのお買い物やった。


セルフレジを 否定していない。

なんたって、今の社会に適している。

使い慣れたなら、

買い物がスムーズに出来る。

人件費の削減にもなる、等々。


帰宅して、

チーズを冷蔵庫に入れていたら、

幼い頃を 思い出した。

近所のお友だちとする

< お店やさんごっこ > のことを。


舞台は、いつも < 八百屋さん >

まずは、

葉っぱや、石ころ、空き缶などで作った

お野菜を店先に並べる。

お母さんからもらったザルに、

自分たちで作った お金をいれる。

さぁ、始まり~♬

ジャンケンで、

配役?を 決める。

八百屋さん「 いらっしゃいー!いらっしゃい!

今日は、玉ねぎが 安いですよー!」

お客さん 「 これ、おいくらですか?」

八百屋さん 「 はい、10円です。」

お客さん 「 このジャガイモは?」

八百屋さん 「 これも 10円です。」

(いつも、みんな10円。)

お客さん 「 じゃあ、玉ねぎとジャガイモを下さい。」

八百屋さん 「 はい、ありがとうございます。

全部で、50円になります。」

(大抵、合計は 50円やった。)

で、八百屋さん、新聞紙で、

お野菜を くるんでくれる。

お客さん。

新聞広告を折って作ったお財布から

手作りの50円を支払って、

お母さんから借りた お買い物かごに

買ったものを入れて、

また帰っていく。


この <お店やさんごっこ>。

男の子、女の子、

いろんな年齢の子が集まって、

工夫をしながら、

毎日のように 楽しんでいた。


18歳の娘。

3歳頃かな?

お友だちと < お買い物ごっこ > らしきことを 始めた。

お友だちのお母さん、

私と同世代。

「 いらっしゃいー!」世代。

娘たちが始めた < お買い物ごっこ > ね。

レジ担当役さんが、下を向いて、

「 1点、ピッ!

2点、ピッ!

3点、ピッ!」と、

お買い上げ品を、

レジらしきものに、あてている。

バーコードを あててるのね。

で、やっと上を向いて、

「 ありがとうございました。

〇〇円です。」

お客さん、お金を支払い、

買ったものを

自分で袋に入れて 帰っていく。


お友だちのお母さんと

「 今は、こうなんやもんねぇ。

時代は変わったのねぇ。」と

顔を見合わせたことを、覚えている。


子どもは、

お母さんがしていることを

よくよく見ている。


セルフレジ世代の子どもたちは

どんな < お買い物ごっこ > を するんやろうな?


懐古主義では ないつもり。

でもね。

< お店やさんごっこ >

すごーく、楽しかったのよ。


便利な社会になっていく、

これは、良いことなんやよね。

でも、子どもたちの為に

残しておきたい、

そんなものも あるのでは?

なんてことを、

アナログ世代のおばちゃんは、

思ったりするのでした。


さぁ~、本日の < 学食 > は、

豚肉丼で、いこう~!
コメント (4)
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