ミ ス テ リ ー
それは 元来不自然なものです
そこにあると 認めさせるだけの意義
存在の事実だけが そのものの価値
同じことを 別の言葉で二度書いてみても
行数 字数稼ぎにしかなりません
せっかくの機会を無駄にする 大バカ質問と
どこか似ているところに 恥ずかしさを感じます
バカ問答は 必ず何かを失います
何も生み出すものはありません
しかし 残るものはあります
N町のそれは世界の笑いものになるという 国辱が残ります
バカなやり取りの費用が 税からの支出かどうかより
時の喪失が大きいのです
この壁の紋様の場合は
時を失うことはありません
時を失わない価値が そこにあります
初日の光は
ひとつ屋根の下の家々を 順に訪れます
あえてさえぎるものがなければ
ここはやめておこうということは
いたしません