「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」
これが、一粒の麦でなく一粒の泡だったらどうだろうか。
そんなことから、しばらくの間、毎日泡の一粒を砕き飛ばしてみようと思い立った。
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尖閣の海には、毎日欠かさず隣国の軍艦がやってきて、漁業の妨げを続けていると聞く。
漁船は危険にさらされても、自国の領土である尖閣の島に逃げ込むことができない。
それは、「尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いのないところであり、現に我が国はこれを有効に支配している」としながら、「原則として何人も尖閣諸島への上陸を認めないとの方針をとっている」
という奇妙な管理方式の下にあるからなのだ。
「有効に支配」というのは、自国民の緊急避難の場合でさえも立ち入りを許さない厳格な管理をさすのか、理解に苦しむのでお役所に尋ねてみることにする。