オーディオスペースコア

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フォステクスG2000試聴で思ったこと&裏技♪

2010-12-06 12:03:37 | 比較試聴
今回はG2000を試聴しましたが、TIAS2011で結構良い鳴りっぷりだったのでメーカーよりお借りしました♪

ツィターとMIDは純マグネシウムを使った振動板で、以前にブックシェルフG1300等を試聴しましたが、マグネシウムコーンのエネルギーにはなかなか感心するものがありました(^.^)
それゆえに、ウーハーとのエネルギーバランスや音色や音速が合わないのも気になりましたが、今回のG2000も同様の印象でした。

また、ウーハーはパラレルではなくクロスしてるので4WAY設計。
しかし、意外と駆動力のないアンプでも鳴ります。(^^)
むしろ、駆動力がありすぎだとSPの裸特性が出すぎるので少し緩めのアンプがいいのかも知れません。
経験上、20cmウーハー2本でこのサイズの割りに低域のエネルギーが少ない印象です。

いつも思うのですが、
バイワイヤーのSPですが、どういう接続で最終的に特性を合わせているのかが疑問です。
他社でも何社か設計者の方に聞いたことがあったのですが、100%の方が、「考慮してません」という回答。(^_^;)


音を聴けば分かるので、早速色んな接続で聴いてみました♪

まずは、コア推奨の接続方法、クロス方式。

低域と高域のバランスは良いみたいですが、抜群にいい感じではないです。
バイワイヤーで位相特性を含む設計しているメーカーだとこの接続方式が抜群にいいんですが。。(^_^;)

次は、下のLF側に接続。

マグネシウム独特のエネルギー感が損なわれ、高域が減衰した感じでイマイチ。

次は、上のHF側に接続。

少し高域主張のサウンドですが、マグネシウム独特のエネルギー感と鮮度が高いので、これが結構捨てがたい音でした。

こうやって、色々やってみて、
どれかひとつに「バッチリ!」と、
定位やエネルギーバランスが良いなら、それで設計してるのかと思いますが、
今回はどれも特化したサウンドはなく、設計思想に反映してないのではないかと思いました。

ここで裏技をひとつ!(^^)

端子上のアッテネーターですが、レベル調整として使うのではなく、
クロスオーバーの位相調整に使うと定位や繋がりが凄く良くなりますよ♪
実際試聴機では左右の個体差がメモリ読みで0.3dBから0.5dBありました。(^_^;)
現場に居合わせたお客様もビックリされてました。
レベルを下げたのに、楽器や声の余韻が正確に伸びてハーモニクスが繋がり、一体感が出るんです!
ノーマルに戻すと、余韻が無くなりツィターとMIDがバラバラになっちゃいます。(^_^;)
位相が合うとレベルを下げてもエネルギーが出るんです。(^^)
当たり前の話ですが。。笑
ちなみに写真ではノーマルになってますが、調整後はノーマルではありませんので見間違いのないようにお願いします。(^^ゞ

ユニットメーカーがスピーカーシステムを作るといったことは非常に素晴らしいんですが、技術的にそれぞれ難しい面があるのか、なかなか難しいんですね。
そういう面で考えると、DYNAUDIO社はシステムもユニットもすべて自社設計生産で位相計算までされてる素晴らしいメーカーだということも強く感じました。

ユニットは素晴らしいと思うので是非システムとしての完成度を極めていって欲しいです♪

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