オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

修理とは何かを考える!

2012-03-30 18:12:29 | お店の話
連日多くの修理品とチューニング待ちの機器がやってきます。(^^ゞ

もちろん新品からチューニングして欲しいなどの依頼もありますので前準備として店はいつも賑やかです。(^^ゞ

オラクルCD2000MK2ですが新品納品前のセッティングです♪


その前に修理待ちのCDプレーヤーが2台も!


と思いきやマランツのCDPの修理品が!!


お客様は修理品に何を求めているか?と考えたときに、出来るだけコアで対応したいと思いました。
修理というのは基本的に、「現状復帰」ですよね。
クルマの修理でもつくづく思うんですが、現状復帰は当たり前で、個人的に自分が修理に求めるものは「再発防止」と「性能回復」です。

ほとんどの場合は現状復帰だけなんですよね。

ユーザーとして再発防止や性能回復を求めたときにはそういう対応してくれるときはあるのですが、基本的には「直す」こと以外に手をつけたがりません。

コアでは、その「再発防止」と「性能回復」を考えて修理しています。
もちろんメーカーや専門業者でないと修理できないこともありますので、そこら辺土は上手に対応していこうと思います。

そんな考えで修理した実例です。

これはCDプレーヤーの修理ですが、症状は「ディスクが出てこない」というもの。
しかも以前も同症状でメーカーで修理しています。
CDメカのスピンドルについているゴムが経年変化でねちゃねちゃになっています。
クリーニングしてもねちゃねちゃなのでゴムの特性なんですね。
普通クレームものですが、コアでは高品位のテフロンシートを貼り付けて対応しました。
これで再発しません!

ついでにピックアップのフラットケーブルや基板のコネクターも長年の汚れで接点に若干の抵抗が出てきているので、綺麗にクリーニングしてやります。
これで音質回復します!

という感じでハイエンド製品は大枚をはたいて買うわけですから簡単に破棄するわけにもいけませんし、お気に入りなら直してでも使いたいという心情はごく当たり前ですね。

そういったことを考えてコアでは修理しています♪

そんなことをしている間に、納品前のチューニング依頼が!!(^_^;)

ヒューズ交換とエクスコンタクトという接点回復です。
新品でも接点は汚れていますのでこれをするとかなり良くなりますよ!


ということで、毎日毎日色んなことを考えたり対応したりと、忙しくしています♪(^^ゞ



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