笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

今まで本当にありがとう!!

2010-03-31 23:32:58 | Weblog
 きょうで今のチームでの指導が終わった。
 いつもと変わらず、体育館に行き、子ども達の練習の様子をじっと見た。気づいたところがあった。ちょうど、スパダンドリルのジグザグターンドリルやクロスリターンドリルを行っていた。ボールを前でとらえている子が多いので、すかさずDVDで見本を見てから、繰り返し練習をさせてみた。すると、子ども達はその通りに修正できるようになってきている。
 その後、セッターから上がったトスを打つメニューに移らせると、とたんにさっきまでできていたフォロー&着地ができずにボールに意識が集中してしまう。体幹を使うことをどこかに忘れてしまう。いつでも同じリズムで打つことを意識させた。ネットを越えることなど考えないで、同じように打つことを意識させた。正しい打ち方をしていると結果的にはネットを越えるのである。どこか、助走や踏み込みやテイクバックなどがばらばらだときれいなスパイクにはならないようである。最後の練習は、スパイクを重点的に行った。
 そして、最後の15分はコートに6人を入れて、攻撃からのつなぎの練習を行わせた。セッターの動きが大きなポイントであると感じた。これは、チームとしての今後の課題でもあるので、セッターの子にはこれからもがんばってほしいことを伝えた。
 
 私からの最後の話は、躾の三原則の話をし、バレーの神様はみんなのことをしっかり見ていることを話した。その後、子ども達からたくさんの感謝の言葉が詰まった手紙をもらった。一つ一つ読んでいくと涙が出そうになるくらい、うれしかった。子ども達は、私の声かけや表情などをよく覚えているようだった。
 この5年間、今のチームにお世話になり、最初はダメな指導だった自分が少しは子ども達に何かを伝えられる指導者になれたように思う。この成果は、子ども達の20年後、30年後に表れてくるだろうと思う。でも、それが楽しみなくらい、素敵な子ども達、保護者達だった。いつまでもかかわっていたい人達だった。いつまでもいたい地域だった。
 今度は、立場は変わるけれども、子ども達のことは応援し続けたいと思っている。
 
 子どもの手紙の中に「これからもいろいろなチームに自然体バレーを教えてあげたいです」とこんなことを書いている子がいた。私自身、これからも自然体バレーを通じて、子ども達とかかわっていきたいし、自分自身を磨いていきたいと思っている。ようやく、バレーの楽しさ、おもしろさ、奥の深さ、難しさを感じることができ、それを教えてくれたのは今のチームの子達である。私の方こそ感謝の気持ちでいっぱいである。ありがとう!今まで本当にありがとう!日々努力。
コメント
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