笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

感謝!感謝!感謝!

2010-03-14 22:20:15 | Weblog
 きょうの午後、私を送る会が行われた。前後援会長が発起人をしてくださり、私の直接の教え子と保護者の方達に呼びかけや準備などをしてくださった。参加してくれた教え子達は、現少年団の15名(6年生含)と中学生10名の25名だった。
 内容は、私に任せるということで、子ども達を3年生から中学生までを縦割りにしたチームを4つ、私の方で勝手に組んだ。キャプテンやサーブ順、ポジション、チーム名などを話し合わせて決めてもらった。
 その後、ウォーミングアップとして、チーム毎に丸太ころがしや蛙跳びやスパイダーマンなどのモーションバランストレーニングやバウンド足はさみなどのコーディネーショントレーニングをいくつかした後、25人全員でD2ダンスとスパダンを踊ってもらった。 この2つのダンスは、全員で絶対やりたかった。それくらい私自身思い入れのあるものであり、子ども達に記憶に残してほしいものでもある。

 縦割りゲームでは、子ども達の成長をぶりを随所に見ることができた。中学生の強烈なサーブを自然にきれいに上げているプレーを見ていた中学生から、思わず歓声と「教えてもらおうかな」というような声が出るほどだった。
 また、3年生がひたむきにスムーズにボールを上げているのを見て、この1年で本当に伸びてきていることを確認できた。

 最後は、中学のルールで6年生対中学生の試合を行った。結果的には、ダブルスコアで中学生がパワーで逃げ切る形になったが、中盤まではシーソーゲームの競る展開だった。6年生のコートの中での動きが非常によく、慣れないローテーションやコートの広さ、ネットの高さ、2週間ぶりの練習ということを考えると点数以上に健闘していた。私が1年間指導してきた成果を十分見せてくれた。

 記念撮影後、私から感謝の言葉を述べさせてもらった。言いたいことはたくさんあったが、私自身が指導していく中で人間的に成長させてもらったことを話した。
 子ども達からは、手紙やサインボールをいただいた。私からも、ホワイトデーということも含めて子ども達へプレゼントをした。その中にメッセージを書いたカードを入れた。メッセージには次のようなことを書いた。
 「笑顔は力だ! 苦しい時ほど笑え!悲しい時こそ笑え!ミスした時に笑え!笑えばチャンスが来るぞ!アッハハハ!」
 これは、草野塾頭の「考えの基」という本に書いてあったものを引用させていただいた。私が、子ども達に伝えたいことを端的に表している言葉だった。これからの生き方にも通じることだと思っている。
 
 食事後の帰り際に、お別れのあいさつをいろいろな人にされたが、再会のあるあいさつが多かったように思う。指導としては一区切りだが、人としてのつながりは続くように思えた。いつまでもかかわっていたい人達ばかりである。つくづく私は幸せな人間だなと思った。本当に感謝の気持ちでいっぱいである。
 きょう来てくれた人達には、笑顔の素敵な人、素直で、明るく、元気な人になってほしい。そんなことを願いたい。日々努力。
コメント (2)
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