おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

ジパング 航跡394

2009-03-06 | ジパング
「え?いつの間に??」と思うことが多かった今週号のジパング。
ついでに、「え、なんで??」という疑問も…。

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相対距離25マイル。
射程圏内に入った大和に対し、米艦隊からの砲撃が開始された。
残り1本となった起爆スイッチの配線プラグを、再度草加は水中に落とし、水の中でプラグを探すそぶりを見せるが…。
大和の周辺に次々と落ちる砲弾が作り出す水柱は、杉本らのゴムボートに雨となって降り注がれていたが、とうとう大和を直撃する砲弾2発!
その衝撃で、角松はバランスを崩し壁面に頭部を打ち付けるが、草加はいつの間にか足元をロープで固定しており無事だった。
その事実に愕然とする角松に、更なる危機が降りかかる。

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「え、いつの間に?」その1
杉本たちが、いつの間にか大和からあんなに離れてる~!

…“先週からそれなりに時間が経過しているんだよ”とも思った。
だけど自分なりにそれを否定してみたのは、ミッチャー乗艦の米艦隊旗艦から望遠鏡で大和の排煙を確認した時の、大和の大きさが変わっていなかったから。
おまけに“射程圏内に入った”という報告も、そうしつこく何回も言うものじゃないだろうから。
「杉本たちに被害が及びそう」と前回心配していたら、いつの間にか遠ざかってたというオチでした。
まさにテレポーテーション!
(まぁ、漫画ですから…^^;)

「え、いつの間に?」その2
草加がロープで足を床に固定しとる…。

…これは配線プラグを落とし、水中のそれを探すフリしてロープを結んでいたんですね。
(1回ざっと読んだだけだと「またわざと落として時間稼ぎしやがった!」とアンチ草加は、つい思ってしまうんですわ~;)
「あのロープをどこから出してきたんだよ?」っていう疑問が湧いてしまうのは内緒です(^^;)

でも、冷静に考えてみると、ロープで足を床に固定する意味がわからなかったりするんですけど…。
紐で足を結んだからといって、角松があれだけ派手に転がっているというのに、草加が普通に立っていられるのは、状況からしておかしくない?

確かに2発目の砲弾直撃後、原爆本体を手すり代わりにしているような描写があるので、立ち続けていられる理由はわかる。
でも、そうなると足元のロープの意味が全くないどころか、却って危険を招く恐れすらあると思うんだけど…。
正直あんまり意味のない小細工だよな~と(^^;)
パフォーマンスっていうか…ね;

(角松あたりには、このレベルでも充分と判断したとか?!)

両手が空いていた草加と違って角松は、向き的に後方へ振られただけでなく、片手に拳銃、もう片手には草加の軍刀を持っている状態で、どこかを掴むことは不可能でした。
倒れ込んだ衝撃で、壁面に頭部を強打し、床を滑ってくる木箱と滑車の鎖が角松を襲う。
(主倉庫が海水で満たされつつあった時、木箱がプカプカ浮いている様子はなかったと記憶しているので=あくまで記憶だけど=、かなり重い荷物が入っていると推定される…;)

どうなる?!角松!

…とはいえ、そのあたりもねぇ。
角松があまりに無防備かつお目出度すぎて、正直悲しくなっちゃいましたよ。

ひとつは至近弾を実感していたにも係わらず、直撃を想定せず、身体の保全を計らなかったこと。
戦闘中とも言える艦艇の中で、自衛隊幹部にあるまじき行為です!

もうひとつは草加がプラグを落とした理由を、至近弾への恐れから、と解釈したこと。
草加がそんな繊細な人間じゃない、ってことはあんたが1番良くわかっているはずなのでは?と突っ込みたかったよ。

次週以降、角松に重大なダメージが降りかかった場合に、本来危機的状況に陥るのは草加の方なので、角松を陥れることに成功したからといって笑みを浮かべるのはどうかと思っていました。
角松からの連絡が途絶えた場合、みらいからミサイル攻撃を受けることはわかっているのですから。

が、きっと草加は角松の無線機を、アニメ14話の時のように(←すいません;アニメ育ちなもので)超人的に使いこなしてみらいへ連絡を取るのでしょうね。
(これは単なる想像、いや妄想です)

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