おくのほそ道

漫画「ジパング」にハマったが故に興味は海上自衛隊へ!護衛艦を見るための旅行、漫画やサッカーなど、趣味をメインに語ります

鋼の錬金術師FA 4話

2009-04-29 | 鋼の錬金術師
放送日は外出していたので、録画したものを視聴しましたが、3話がアレだったので…正直4話には期待してなかったんですよね。
が、始まってみたら意外に、良かった…。
違う意味で肩透かしくらったような気分でした。

今日の話は…
マスタング大佐に紹介された生体練成の第一人者、ショウ・タッカーの家を訪れるようになったエルリック兄弟が、その一人娘・ニーナとふれあいの機会を持つが、国家錬金術師の査定が迫っていたタッカーは、自分の娘と飼い犬のアレキサンダーを、人語を話すキメラとして練成してしまう。
それを知ってしまったエドは?そして、国家錬金術師を付け狙うスカーは?
…という内容。

正直、「急に、どうしちゃったんだろう?」ってくらい変わりましたよね。
絵も原作に近くありながら、前作アニメの伊藤絵にもかなり影響されているような感じの作画でした。
今期のヒューズは未だに違和感バリバリだけど、スカーはかなりいいです!

人物以外の静物(テーブルに置かれた物体とか本とか)も、ベタ塗り感しか印象になかったこれまでとは違い、前作で多用されていた艶っぽさがある塗りになっていたのが良かった。

演出的にも…これは元々原作どおりなわけですが、同じ原作どおりの3話と比べれば雲泥の違いがありましたな。
(まぁ、元々の尺の違いはあるにせよ、です)
…っていうか、違和感なく普通に見れる、っていうのは今回みたいなことを言うのではないか、と思うと同時に、そんな普通のことが“素晴らしく”感じられてしまう鋼FAってどうなのよ?と思ったわけです。

「原作どおりにアニメ化するだけなら、アニメ化する意味がない」
そんな辛らつな意見もあるけれど、私は変な勘違い(原作改悪、とも言う)が作り手になければ、原作どおりで結構!な派かも。

漫画とアニメは表現方法が違うのに、画面に書き文字を入れて、それを動かしてみるとか(2話の大総統のトコとか、3話までの全てにあった)、平気でそんな薄ら寒いことやる演出はありえないと思っているので、それがないだけで精神衛生上、良かったと言える!

贅沢を言えば、漫画で読み手が“自分なりの行間を読む”ところを、アニメは時間的な“間”を入れたり、漫画で飛ばさざるを得なかった“行間”を、創造する工夫をして欲しいと思う。
それが際立っていたのが鋼の前作で、原作と違った展開になっていながら評価されていたのはそのせいだと思うから。

今回のクライマックスの、キメラにされたニーナを見て、エドがタッカーにキレるシーンでは、ニーナに服を引っ張られていないのに、エドはなぜ後ろを振り返ったんだろう?という疑問を抱きました。
原作どおりでありながら、セリフも所々カットされてたし。

…ん~、そこまで言ったら贅沢言い過ぎかな。

ニーナ役も、子役かよ~っ!と心配してたような悪い印象はなかったけど、やっぱり子供特有の、セリフ後の声が抜ける感じが気になった。
それより、マスタング組の人々の声にはかなりの違和感があるなぁ。
非難の的だった大佐なんか気にならないくらい、ハボック・ブレダ・フュリーの声がイヤだ。

次回は予告を見る限り、また作画崩壊の予感。
いい時は続かないのね。

しかし、DVD特典にずるいものを用意してきましたね!
CM見て、思わず「きたねえ~~っ!」と叫んだ自分がいた…。

「盲目の錬金術師」

大丈夫、本編で失敗してるスタッフが、特典アニメごときに力入れて、立派な作品に仕上げられているとは思えないし!
…そう思い込むことにしました(^^;)

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