「まだ?」97歳の母の誕生日&小さな恋のメロディ

2022年05月12日 22時05分00秒 | 家族

 母の居ない97歳のお誕生日。

朝から雨予報のはずが、朝は陽が射して青空も見られました。

 

 

ラッキーなことに今朝も教会の門が開け放たれていて、玄関も扉は閉まっていましたが、カギは開いていましたので、中に入って祈ることが出来ました。

 

 

 

 

 

 

公園の緑の小径

光が射すと椿の葉っぱがキラキラと光ってとても綺麗なのですが、なかなか写真には写りません

 

 今日はとても忙しい日でしたが、充実していました。

お散歩から帰ってからは母のお洗濯物2回分を干して、まずはクリームチーズケーキ作りから。

途中で、なんと生クリームを買い忘れていたのに気が付き、急いでスーパーへ。

365日24時間営業なので助かります🤭

 

そして、9時半からご飯を炊き始め、ばら寿司を作りました。

我が家の山椒、とってもいい香りがしました。

これは母用に小さく具材をカットしました。

クリームチーズケーキ

2個分作ったらレモン汁がレモン1個では足りなくて、小夏を使いましたが、小夏は甘いので今日のケーキの出来ばえはちょっと酸味が足りませんでした。

母も後から「今日のチーズケーキは甘過ぎた」と言っていました。

これは私用のミニサイズです。

ミントを飾るのをすっかり忘れていました。

11時半に母から電話がかかってきました。

久し振りの電話ですし、最初なかなか声が聞こえてこないので寝込んでいるのではないかと心配しましたら、いきなり「まだ」。

一瞬、何事が起ったのか、何のことかわかりませんでした。

後で、スタッフの方が私がお寿司やケーキを持って行くことを話されたのだとわかりました。

(朝、訪問看護ステーションにお話しし、行く前にソーシャルワーカーさんに電話をすること、ケーキは皆さんで召し上がって下さいと電話を入れておきました)

ですから、母は待っていたようです。

この時点ですでにお寿司は出来上がっていましたが、チーズケーキのデコレーションがまだでしたので、「ちょっと待って。大急ぎで持って行くから」と言いました。

そして、12時、Yさんに電話をし家を出ました。

Yさんは待っていて下さいました。

大きなケーキを見られて「すごい

 帰る途中で、庭のバラや柏葉紫陽花、その他をアレンジしたブーケを持って行くのを忘れたことに気が付きました。

それに母の4月分の入院費も用意していたのに昨日お金を持って行くのを忘れていましたので、それもあって、再び病院へ。

慌てていましたのでお花の写真を撮るのを忘れました💦

そして、「やれやれ」と私もご飯を食べ始めたのは1時。

BSで懐かしい「小さな恋のメロディー」をしていました。

このTVを付けたまま、時々観ながら食後から3時まで片付けをしました。

かなりすっきりし、満足

そして、やっとゆっくり3時にソファに座ってお茶を飲みました。

この1年(と言うかここ数年、もっとですね)、今年は桜を見ることができるだろうか、お誕生日を祝うことが出来るだろうかと耐えず思ってきました。

ですから、安堵ししみじみ「良かった」と思いました。

2時過ぎ頃母から電話がありました。

母はお寿司を(も)皆さんに差し上げるのかと思っていたようです。

もちろん沢山作りましたのでそれでも良かったのですが・・・。

お祝いに母に関わって下さっている方が皆さん来て下さったようです。

以前我が家に来て下さっていたリハの主任さんがたくさん写真を撮って下さったそうです。

そして、昨年に続いて、訪問看護ステーションが中心になって色紙に寄せ書きを書いて下さっているようです。

病院は嫌でしょうが、私と2人よりも多くの人にお祝いしてもらって良かったなぁ~と思いました。

退院はソーシャルワーカーのYさんのお話ですと、ケアマネさんと今日お話をなさったそうで、ヘルパーさんやショートとの兼ね合いもあるので、それに合わせる形になるようです。

それまでは歩く練習とか、今はポータブルも使えないようですので、その練習とか(母曰く、「帰りたいけど腰が持ち上がらない」そうです)するようです。

母に夕方又ゆっくり話をしようと言っていましたが掛かってこないので掛けるとうとうとしていたようです。

今日は久し振りにいつもより元気な母でしたので、安心しました。

「待っているから、しっかり歩く練習をして、早く帰って来てね」と言いました。


 あ、そうそう。

病院へ向かう時、少々お疲れモードでしたが、ふと見ると前の車のナンバーが22-22でした。

12時22分に時計を見たり。

22は私のラッキーナンバーにいつしかなっていましたが、時折、嫌なことも起こるようになって構えるようになっていました。

大難が小難に、小難が無難になったに違いないとは思うのですが。。。

でも、今日はとってもいい日でした


 今日の果物

バナナと🍓いちごです。

Today was my mother's 97th birthday. But now she is in the hospital because of aspiration pneumonia. So, after consulting with her doctor, I made and brought to the hospital her favorite foods, "Bara Sushi", cream cheese cake and also a bouquet. The staff congratulated her, that's what my mother told me. My mother seemed to think I could join her in the lounge and she was waiting for me since 11:00. She seemed to have forgotten that I was not allowed in the ward because of the corona. Then at 11:30, she called and asked me" Are you still at home? ". I had already made the sushi but had not decorated the cheese cake yet, so I hurriedly decorated the cake and took them to the hospital. I made a whole cake for the rest of the staff who always take care of my mother. My mother said she could only blow out one candle.
(She was too weak to blow two candles.) She was admitted to the hospital by ambulance on April 22, but probably within another week she will be able to leave. Thank God! I am also grateful to everybody who prayed for her during her sickness.
I changed the hanging scroll. This is the hanging scroll of "Kaguya Hime" that my mother drew and made.

 

 今日は掛け軸も変えました。

この「かぐや姫」は母が友禅で描いて、自分で表装したものです。

竹は今に季節にぴったりですね。

 

 

Tracy Hyde - MELODY / 小さな恋のメロディ  1971

1971年のイギリス映画だったのですね。

昨年の今日の記事

母、96回目の誕生日&前のケアマネさんとの話し合い

昨年の明日、5月13日の記事

母のお誕生日会&The Rose - Bette Midler

★致知一日一言【今日の言葉】


1分で学べる人間学 ~もし両足を切断されたら、あなたならどうしますか?~


「足無し禅師」と呼ばれた
小澤道雄氏の4つの信条

1 微笑みを絶やさない
2 人の話を素直に聞こう
3 親切にしよう
4 絶対、怒らない

━━━━━━━━━━
小澤道雄
(シベリア抑留で両足を切断し、
 義足で托鉢を始めた禅僧)
━━━━━━━━━━

大東亜戦争に従軍、終戦後のシベリアで
重度の凍傷にかかり、麻酔もないまま、
メスとノコギリで両足を切断――。

崖っぷちを辿るようにして奇跡的に帰国し、
義足で托鉢行脚をはじめた禅僧がいます。
「足無し禅師」と呼ばれた、
小沢道雄氏です。


「比べるから苦しむのだ。
 比べる元は27年前に生まれたことにある。
 27年前に生まれたことを止めて、
 今日生まれたことにしよう。
 両足切断の姿で今日生まれたのだ。
 そうだ、本日たったいま誕生したのだ。
 足がどんなに痛く、足がなく動けなくとも、
 痛いまんま、足がないまんま、
 動けないまんま、生まれてきたのだから、
 何も言うことなし。
 本日ただいま誕生!」


その深い深い覚悟をもってして、
小沢氏は四つの信条を掲げました。
それが本日紹介した言葉です。

命を燃やして生きた師の言葉を
深く噛みしめ、
私たちも日々真剣に生きたいものです。


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31 コメント

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Unknown (mirapapa)
2022-05-12 22:21:02
豪華なケーキと豪華なばら寿司ですね!
お母様のお誕生日、お祝いできてよかったですね♪
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こんばんは! (fuji3386)
2022-05-12 22:54:38
おめでとうございます。
今年もお誕生日を祝ってあげられて良かったですね。
それにしてもケーキもお寿司も美味しそうで美しいで事!お母様の掛け軸も美しい。

でも、「まだ?」には少し笑ってしまいました。
お疲れ様でした!
ことり
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Unknown (wako)
2022-05-12 23:39:23
ピエリナさん
お母様97歳のお誕生日
おめでとうございます🎂✨

お家にお母様はいらっしゃらなくても、病院には、顔見知りのたくさんのスタッフさんたちがいらっしゃって、皆さんにお祝いされて、賑やかなお誕生日でしたね。

手作りケーキと手作りお寿司に、お母様は喜ばれたでしょう〜?(*^^*)
97の数字が可愛いケーキに、大海老が美味しそうなばら寿司🎁✨優しさが詰まってますね。
でも、「まだ?」なんて催促してるお母様に「うちも同じだわ」と、クスッ♪としてしまいました。
以前「あなたの声が聞きたくて」なんて、弱々しくお電話されてたのがウソのようです(笑)
本当にここまでいろいろありましたよね。。良かったです。。
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Congraturations (真庭の魔女)
2022-05-12 23:51:20
ピエリナさん💕
やったー!ねピエリナさんとお母様にまず祝福を
お母様も多くの方にお祝いして頂いてお喜びだったこととお察しいたします
お寿司もクリームーチームズケーキもとってもみごとですね

良かった💑本当に良かったです💖
英語もスラスラ出てくるんですね💛すばらしいです
ピエリナさんご自身のお体少しは回復なさいましたか?
お祈りしていますね。

💕このところ教会の扉が開いているのはお祈りをしてくださいというメッセージみたいですね

今度クリームチーズ🎂伝授してくださいね💑
返信する
おめでとうございます (ジュリア)
2022-05-13 04:53:47
ピエリナさん おはようございます

そして、お母様97歳のお誕生日、
心から おめでとうございます

お母様の今があるのは ピエリナさんの支えがあるからこそ・・・
なんて素晴らしいんでしょう

ケーキもお寿司も こんなに素敵に仕上げて・・
お母様、幸せだわ~~~
どんな賞賛の言葉を使っても表現できません
ピエリナさん、ご自身のケアも忘れないでくださいね
って、既にしっかりやられてるから
私が口を出すことではないですが・・・

小さな恋のメロディ・・大好きな映画です
若かりし頃(中学生の時、映画館で観ました)の
あの感動が蘇ります
ビージーズの「若葉のころ」「メロディ・フェア」
聴いただけでキュンとします
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Unknown (けいこ)
2022-05-13 04:58:39
おはようございます。
お母さま お誕生日おめでとうございます。
なんていつも愛に溢れているのでしょう。
私 やっぱり母に会いたいな。
返信する
Unknown (risukurumi48)
2022-05-13 06:26:27
ピエリナさん、
リコです、おはようございます
97歳、凄いですね
お母様の誕生日をお祝いし、
お母様の書かれた、竹の掛け軸を私の歌会のHPの6月号の挿絵に使わせて頂いても良いでしょうか
ITの記録に残せばいつでも見れます。
出来ればお名前を教えていただければ、
サンプル
きよみ•絵、と友人の絵手紙を載せるときはこう書きます。

宜しくお願いします
返信する
Unknown (Unknown)
2022-05-13 09:48:35
懐かしい
53年前の切ない想い出。

僕の恋のメロディー

https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/1a0abc7e737defeeecbefce932422180
返信する
Unknown (hiro39394649)
2022-05-13 12:22:38
いつも、感動を頂き、元気を頂いています。ありがとうございます☺️お母様ご入院、おさびしいですね。お大事にされてください。ビエリナさんも、胃を悪くされたご様子、お大事にされてください。今日のブログで、小澤禅師のこと書かせて頂きました。ピエリナのことも書かせて頂きました。お母様の病気のことまで書いています。お気にさわりましたらお許しください。いつも、いろいろお教え頂きありがとうございます。
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Unknown (ガーベラ)
2022-05-13 12:59:24
97歳のお誕生日おめでとうございます。
義母も一つ違いの96歳 寝たきり状態で今施設でお世話になっております。
面会に行くたび帰りたいと申しておりますが私には連れ帰って看てあげる自信がありませんでも何時か
私の元気なうちに叶えてあげたいと思っています。
可笑しなもので実母なら私はどうしていたか施設にお願いしただろうかと思うときがあります。
人間の醜さが出てしまいます。
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