母と家族会議&母のギャラリーへの反応如何に?&介護は想像を超えた恵み

2024年03月22日 22時23分22秒 | 介護

 今朝は昨日よりも冷えたようで、マイナス0.8℃だったようです。

でも、さほど感じなかったのはなぜに

日中は青空が広がっていいお天気でした。

お洗濯物も風もあってすぐに乾き、ありがたかったです

 

 

 今日の果物

全く変わり映えしませんが

今朝の母は起きた時には「息が出来ない」と言っていつものように悲惨で死にそうな声でしたが、お台所に来て食事が始まる頃には元気になってきました。

調子が良かったのであれこれおしゃべりしましたが、その中で今後の家について「家族会議」をしました。

母はここの土地を買って移り住んできましたので愛着がありそうですが、でも、場所的にはこだわりがないようです。

話が「住処」の話になったせいか、母が「昨日も施設にもう入った方がいいかなと考えたりしたんよ」と言いましたのでびっくり

はぁ~~~今更何を言っているのと思いましたが、聞けばショートでは放っておかれることが多いので施設ならもっとかまってもらえるのではないかと思ったようです。

その思いの中にはこの家への執着やこだわり(最期まで家に居たい、家で死にたいとずーっと言ってきました)、また、私の存在は全く関係ないのと思いました。

私のことは「親子だから」という返事。

「親子だから何」と突っこみたいっところでしたが(世話が足りないのとか~)、段々とわかったことは母はショートの代わりにその期間を施設を利用したらと思ったようでした。

施設ではもっとお世話してくれると思ったみたいで・・・。

今は頼んでも無視されるか、「『娘さんにしかられるから』と事務的にされる」と言います(苦笑)。

母は「結局、人だと思う」と言いました。

「施設でいい人と出会えたら」とも思ったようですが、現実に戻すようで心苦しかったのですが、学校、職場、町内、ご近所と同じで、どこに行ってもいい人悪い人、合う人合わない人がいるし、人間関係から逃れることは出来ないと思うと言いました。

母の今の気持ちはショートは何もせずにぼぉ~としているだけだから一日が長いと言います。

友人も話す人もいない。

これは高齢になると致し方ない部分もあります

施設に入ったら基本家に帰ることが出来ない(外泊は出来ますが)こともすっかり忘れていたようです。

「それはちょっと嫌だねぇ」

ちょっとの問題ではないはずですが・・・

月曜日からショートに行くことも考えていましたが、「お風呂が1回になるのか。。。」と言っていました。

要するに母はもう少しかまってほしい、淋しいようでした。

では、ショートから木曜日に帰るのではなく水曜日に帰り、しんどいけれど、木曜日はデイサービスに行くならお風呂の問題はクリア出来ます。

問題はヘルパーさんが見つかるかどうかです。

日曜日に行くのを以前みたいに月曜日にする方法もありますが、大抵、問題は日曜日に起っていましたのでショートに行っていた方が何かと安心。

もう1日減らすなら木曜日かなと考えました。

デイサービスならいろいろな行事もありますし、お風呂も希望すれば入れてくれます。

ただ今の母の体調では行き帰りが大変なのではないか、疲れて(疲れなくても不調で)結局一日寝るばかりになるのではないかとも思います。

以前この案を私もケアマネさんにしたことがありますが、ケアマネさんはやはりヘルパーさんが見つからないのではないかということと、今の日数が一番お互いにとっていいのではないかと言われました。

でも、ちょっとご相談してみようと思っています。

 食事をしながら7時半から10時半くらいまで話しながら過ごし、その後、母にギャラリーは見たくないのか聞きました。

母は忘れていたのか「じゃあ、見に行こう」ということで、ギャラリーへ。

第一声はお雛様の上にもうひとつ飾ってはどうかということ。

第二声は正面の引き戸のところにももうひとつ掛かるのではないかということ。

 

私も初めはそうのように考えていましたが、「そうだけれども、空白の美と言うか、余白がないと美しくないよ」と答えました。

実際、そう思います。

こちらは「この花がもう少し上で咲いていたらいいのに」と言いつつ、触っています。

 

こちらに向いている時はまだ笑っていましたが、反対の方に向けるともう疲れたようで、「疲れた」と言いつつ顔が歪んできました。

こちらは母の部屋のタペストリー。

「まだ他にあろう

「薔薇のがあるから又、掛け換えるわ」

 

11時半にベッドへ。

それから少し寝て、看護師さんが来て下さって、その後もベッドで過ごしました。

食事もベッドで。

看護師さんは「昨日来た看護師から聞いてはいたけど、すごいねぇ

今日は写真をプリントして介護ノートに何枚か貼りました。

 

 

 

 今が私の人生の中で一番静かで落ち着いた時間のような気がします。

ですから、段々とスローになって行き、穏やかな気分で気も長くなっていっている気がします。

子育てと介護。

よく比べられますが、似て非なるものです。

子育て中はただただ忙しかったような気がします。

子育ては子供の「成長」を楽しめるけれども、介護が待っているものは「出来なくなること」や「死」とよく言われます。

ゴール地点が違うから、介護は過酷だとも。

でも、よく一人の人が亡くなると図書館ひとつが無くなったのと同じと言います。

これ、正確にはどこの言葉だったか調べてみますと、

国連のアナン事務総長が1999年のマドリッドの会議で演説されたもののようです。

「アフリカでは、老人が1人亡くなると図書館が1つ消える」(アフリカの一部族の言)

“In Africa, it is said that when an old man dies, a library disappears. The proverb may vary among continents, but its meaning is equally true in any culture. Older persons are intermediaries between the past, and the present and the future. Their wisdom and experience form a veritable lifeline in society.

また、以下のようなものもありました。

アフリカ・マリ共和国の民俗学者のアマドゥ・ハンパテ・バー(Amadou Hampâté Bâ)という方が、ユネスコの国際会議(1960年)で演説した際に言われたとも。

(マリの公用語はフランス語)

En Afrique, quand un vieillard meurt, c'est une bibliothèque qui brûle.

又、イタリアでは高齢者に「なんて美しい(素敵な?)年でしょう」と言うと聞いたことがあります。

それはともかく、実際母が亡くなると悲しくてこんなことは言っていられないかもしれませんが、一人の人の人生の最期に立ち会え、多少なりとも何らかの手助けや手伝いが出来るということはもしかしたら想像を超えた恵みかもしれないと最近思います。

介護は大変なこともイラっとすることも実際多くありますし、至らないところも多々あって自分が嫌になることもありますが、つくづく平安を感じますし、そういった意味でも確かに想像を超えた恵みだと思えるのです。

 

 

 

 

 

★致知一日一言 【今日の言葉】2024.3.22

 

運命はどこから来るか


『致知』45年の取材を通して痛感したのは、
運命は人の心が創る、ということである。
運命が発展していくのも
廃れていくのも、人間の心次第である。
━━━━━━━━━━━━━━
○月刊『致知』2024年4月号【最新号】
特集「運命をひらくもの」総リードより
━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

★致知出版社の「ご縁メール」

≪特集「運命をひらくもの」≫

最新号の主幹コラム「運命をひらくもの」には、
多くの先達の言葉が取り上げられています。

運命をひらくもの、そのなによりの原動力が
「言葉の力」にあることを雄弁に物語っています。


以下、その一部をご紹介します。


病を契機に5,000日の下坐行(げざぎょう)に徹して
開眼した常岡(つねおか)一郎氏は、
人生には栄えゆく者と滅びゆく者の流れがある、と言う。


「災難に出会ってやけになる人、
 人を恨んで暗い心になる人、
 何も手につかなくなる人がある。

 これは災難の上塗りを自分でしている人である。

 さぁ、一つ災難がすんだ。

 運命の伸びる道を塞いでいた迷惑な石が一つとれた。

 さっぱりした。しっかり勉強しよう。

 修養、反省の時間ができてよかった。

 こう思う人は節から芽を出して繁る人である」


こうも言う。


「自分の立つことばかり
 考えている人はかえって滅びる。

 身の立つことを考えないで道の立つことを考える。

 報恩(ほうおん)のよろこびを育て上げていく。

 そこにのみ伸びる道、拓ける道がある。

 不思議によい運命に守られる」


運命が滅びていく道。

運命がひらけ発展していく道。

いずれの道を歩むかは
心次第であることが実に明確である。

 

 

 

 

★致知一日一言【今日の言葉+α】2024.3.22

 

いま困難に直面している方へ

 

3月も終わりを迎え、
桜咲く季節を迎えますが、
まだまだ寒さの厳しい日が続いています。

これから新しい期を迎えるに当たって、
心を鼓舞し、支える珠玉の人間学記事をご紹介します。
ぜひご覧ください。

 

「意に沿わない時こそ一所懸命やる」
大和証券を就職人気ランキング1位へと育て上げた鈴木茂晴の原点


柔道全日本女子はなぜ東京オリンピック
全7階級のうち6階級でメダルを獲得できたのか


伝説のトップセールスが語る「営業の究極」

キーワードは「自分発振」。量子力学が教える、人生を好転させる生き方

新経営の神様・稲盛和夫氏はなぜ「感謝」をベースに生きるのか?

 

 

 

 

 

 

 

★バラ十字会メールマガジン(毎週金曜日配信)

 

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バラ十字会日本本部AMORC 


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こんにちは、バラ十字会日本本部の本庄です。

今週の水曜日は春分の日でした。

いよいよ本格的な春ですね。



東京板橋では、コブシやボケの花が満開です。

ソメイヨシノのつぼみも膨らみ、今すぐにでも開花しそうな勢いです。



皆さん、いかがお過ごしでしょうか。



二分二至(春分、秋分、夏至、冬至)を記念することは、古くから、ヨーロッパの神秘学派の伝統になっており、当会にもその慣習が伝わっています。


2024年の春分を記念して、このメルマガをご愛読くださっている皆さんに、雑誌『バラのこころ』のPDFファイルをプレゼントさせていただきます。


『バラのこころ』は、神秘哲学、科学、芸術をテーマにバラ十字会AMORCの日本本部が1981年より年に4回発行している雑誌です。



お読みになりたい方は、3月29日(金曜日)の15時までにダウンロードしてください。

(バラ十字会日本本部AMORCは、この雑誌の著作権を放棄しておりません。無断でこの雑誌を販売すること、無断で不特定多数に再配布することを禁止します。ご友人に紹介なさる場合は、この電子メール全体を転送してください。)



掲載されている記事は次の通りです(すでにお読みになっている方も、カラーの写真とイラストをお楽しみください)。


* * *

◆ 識別する能力

バラ十字会AMORC代表のクラウディオ・マッツッコが書いた記事です。


私たち人間は、人生の節目節目で決断と選択を行う必要に直面します。


ものごとの微妙な差異を識別(discern)する能力は、望ましい決断や選択を行うことに役立ち、その後の人生の状態に好ましい影響を及ぼします。


◆ ブックレビュー『汝に我は授ける-人生の秩序』

この雑誌に今回から連載されるこの本の原典は、18世紀の中頃に、清朝の乾隆帝の使者によって、チベットの僧院の書庫で発見された古代の書物だとされています。


この本は12巻からなり、このブックレビューには、各巻の内容が紹介されています。


◆ 『汝に我は授ける-人生の秩序』連載第1回

連載初回の今回は、前書きと序文が掲載されています。

序文に書かれているのは、本書が発見された経緯を説明する奇妙な逸話です。


そこには、英国のダービー伯爵と、中国についての情報の収集を彼から依頼された派遣団の一員との間の手紙のやり取り、清朝の乾隆帝の手紙が載せられています。


この本は元々、古代インドの言語で書かれていたとされますが、1925年当時のサンフランシスコの出版社がその英訳を入手した経緯が説明されます。


◆ 入門儀式の山

18世紀後半にドイツのアルトナで出版された『16世紀と17世紀のバラ十字会員の秘密の象徴』という本には、「哲学者の山」という図版が収められています。


この図版は象徴的なイラストであり、そこに描写されているのは、内面的な探求のプロセスを通して人生の達人になるための道です。


この記事には、このイラストのフルページのコピーと、象徴の意味の詳細な説明が含まれています。

また、このイラストを効果の高い瞑想や観照に用いるための方法が解説されています。


◆ 何が見えるでしょうか

花に目を向けたとき私たちは、そこに何を見るでしょうか。

ジェニー・バトラーという詩人の書いた、人間と宇宙の関連にまつわる文章と詩が紹介されています。


◆ 地球外の生命

バラ十字会AMORCの副代表のスヴェン・ヨハンソンが書いた記事です。


物理学に造詣の深い彼が、宇宙に人類以外の生命が存在する可能性、それらと人類が交信できる可能性について論じています。


◆ 古代エジプトの目

古代エジプトの人たちは、女神ウアジェトを表す目の形をしたお守りを身につけていました。


この図案にまつわる神話、言い伝え、象徴的な意味、数学的な意味が紹介されます。


◆ バラ十字古代エジプト博物館のコレクションから -セネトのゲーム盤

セネトは古代エジプトの人々が家庭や職場で遊んだ世界最古のボードゲームです。


* * *


下記がダウンロード先ですので、手に入れてお楽しみください。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108986&c=3304&d=ed84


3月29日(金曜日)の15時に消去しますので、お読みになりたい方は、それまでにダウンロードしてください。



スタッフ一同、読みやすさに細心の注意を払って翻訳を行なっています。

お楽しみいただければ幸いです。


【特別なお知らせ】 この雑誌のバックナンバーの165号が3月25日(月曜日)の午後4時まで無料です(電子書籍版のみ)。下記のサイト(Amazon)で入手してください。他のバックナンバーは購入することができます。

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108987&c=3304&d=ed84


内容を気に入ってくださいましたら、カスタマーレビューで評価をお願いします。


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■編集後記

ボケの花が咲いています

https://a07.hm-f.jp/cc.php?t=M1108988&c=3304&d=ed84

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コメント (2)
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