「不可能な過去」

自分で買った堂場さんの本。

「不可能な過去」⇒（堂場瞬一作）

主人公は、警視庁追跡捜査係の沖田大輝と西川大和。

追跡捜査係とは、未解決の事件を再捜査するのが仕事。

沖田のところに「１０年前の事件の犯人は自分だった」という告白文章が届いた。

１０年前の事件とは、女性が殺されて犯人は捕まったが、裁判では証拠不十分で無罪になった事件。

いまだ犯人は捕まっていない。

告白文章は無罪判決になった男からだった。

沖田は、どうして今さら告白するのか？　告白者は本当に犯人だったのか？　捜査ではなく調査をすることになった。

一方西川は、神奈川県警追跡捜査班立ち上げのアドバイザーとして、神奈川県警で仕事をしている。

研修を兼ねて、４年前の未解決事件を調べ始める。

この二つの未解決事件が、二人によって解き明かされるのだが．．．．．．。

 

警察小説。

 

 

感想：全く別の事件だと思って読んでたのに、いきなり接点が見つかるんやもん。

　　　頭の中を整理しながら読まないと、チンプンカンプンになってしまいそうだったわ。

　　　面白いけど複雑やから一気読みの方が良かったんやけど．．．．．。

　　　Nonちゃんがいるから一気読みは難しくなってる。