群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(11-6) 真っ青な空と雪の槍尾根

2010年11月25日 | 大山と自然

平成22年11月20日 昨日、真っ白な雪に覆われた東大山を望み、槍尾根を目指して

 昨日、仕事の合間に大山池から見た大山は、真っ白の雪に覆われていました。
今日は、三ノ沢からキリンの鉄柱目がけて直登し、槍尾根を剣ヶ峰に向けて歩くつもりでしたが。。。


「朝の大山南壁 江府町御机より」 (8:35)


「三ノ沢右俣尾根より 一ノ沢方向」 (11:04)

木々が葉を落とし少し雪の積もる、この時期が歩きやすいかな。。と考えて。
三ノ沢右俣尾根に登り、キリンの鉄柱を目指すことにしました。 


「三ノ沢右俣尾根より 右側の沢」 (12:37)

小枝が次から次と行く手をふさぎ、私に向かってきます。
急なアップダウンもあって、体力消耗。
時計替りの携帯を取り出すと、すでに1:30分。
キリン鉄柱をあきらめ三ノ沢大ガレに急降下。


「三ノ沢 大ガレ」 (14:25)        ←ここクリック拡大

ここの大ガレで、遅いおにぎりにしました。
やはり、キリンの鉄柱に直登するには、
この場所から右の谷筋に入るのがベストでしたね。


「なごり雪」

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平成22年11月21日 もう一度、白い槍尾根を目指しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

日中の気温が高かった、昨日。白かった大山も岩肌が出たでことであろうか。
少しだけ、白い尾根を想像して、三ノ沢から槍尾根に登りました。
状態が良ければ、槍ヶ峰まで行く予定でしたが。。。


「高原の日の出」 (7:15)

霜降る、氷点下の高原で
車を追って、後ろから日の出が朝靄を照らします。


「蒜山高原の紅葉」 (7:41)

 蒜山高原の紅葉は終わりを迎えています。
葉を落とした落葉樹の枝の隙間から、朝日が通り抜けてコントラストを増していきます。


「蒜山の朝靄 鬼女台より」 (7:47)     ←ここクリック拡大  

晴れの日の蒜山高原の朝は、日の出後しばらくの間、濃い霧に隠れます。
その中をホグランプ付けて大山に向かいます。
今日はいつもより濃い靄でした。
大山環状道路の鬼女台から見る、蒜山高原は朝霧に包まれ水墨画を見ているようです。
とっても幻想的でした。

 

 


「朝霧の蒜山高原 ズームアップ」

 
「三の沢のブナ林と槍尾根」 (8:31)

文殊堂の駐車場に車を止め、槍尾根目指して8:25分出発です。
休日の今日も、三ノ沢の橋の工事は進行中でした。
雪が積もり環状道路が通行止めになるまでの工事なりますから。


「苔の樹氷 ? 霜柱」 

 良く晴れた日、放射冷却現象で氷点下の朝です。
地表には霜が降りています。


「三の沢 大ガレの全景」 (9:26)

 
「槍ヶ峰」 (9:45)

雪が溶け大山南壁の岩肌が多く現れて、もう少し白い南壁を期待していた私には。。。
今日は、Y字の右脇を槍尾根目指して登ります。


(10:35)

 
「大山の空中散歩」 (10:33)

急登り差し掛かった当たりからヘリコプターのエンジン音がブルブル聞こえていました。
当たりを見渡してもヘリの姿が見当たりません。
急登り途中、南壁を見上げるとパラグライダーが空中を散歩しているいるのです。
エンジン付きのパラグライダーです。
ヘリコプターが見当たらない原因が分かりました。
私を確認しているかのように、旋回しながら飛んでいます。
そして、尾根を越えていきました。

 
「急登りです。」 (10:55)

気温が上がり雪解けと一緒に斜面を石が転げ落ちていきます。
急いで トラバースして一息、そして急登りが待ち構えています。


「キリン尾根方向」 (10:59)

 天空が上下に分かれています。
この上は、真っ青な天空の中でした。


「純白の槍尾根」 (11:19)


「純白の槍尾根」 (11:20)   ←ここクリック拡大

足跡一つ無い、純白の槍尾根。
私の好きな場所で、白の槍ヶ峰を撮りに、
ごめんなさいのを心に秘め、キリン方向に向かいました。


「真っ白の槍ヶ峰 を想像してください」 (11:41)

 いつか、真っ白の槍ヶ峰にチャレンジしますよ。
これより引き返して、剣ヶ峰に向かって槍尾根を歩きます。


「槍ヶ峰のトラバース」 (12:17)

 振り返って見ると、しっかりトラバースの足跡が残っていました。


「剣ヶ峰と弥山」 (12:32)

 尾根は冷たい風が吹いていました。
おにぎり休憩には、寒すぎます。
今日は、ここまで。
足下固めて、ゆっくりゆっくり、もと来た道を引き返しました。


「天狗ヶ峰の登りと海と空の間」 (12:47) 


「槍のてっぺんに足跡」 (13:03)


(15:12)

 振り向き振り向きして、ガレに積もる雪の上をころがる落ちる落石に注意。!!
いつもより重い荷物でしたが、無事に雪山を下山しました。
15:15分 文殊堂の駐車場着でした。


「西陽をあびて 黄金のススキ サントリー奥大山付近より」

帰路、笠良原で黄金色に輝いていました。
道路脇に車を止め1枚。


(11-5) 水無しの大山池から

2010年11月23日 | 雑記、徒然に

平成22年11月19日   仕事の合間 大山池から

仕事の合間に、大山池の湖面に映る冠雪の大山を撮るつもりで出掛けたんですが、
農繁期が終わったこの時期、池の水がなくなることを忘れて。。。
 


「大山池の湖底」

草一本ない湖底の砂の中、蛇行して川が流れて行きます。
何か別世界のように思えました。
大山の映らない大山池でしたが、これも有りかな。。。


「?池から大山遠望」

この春も、この場所で1枚とりましたが。。。


(11-4) 11月の棚田

2010年11月15日 | 雑記、徒然に

平成22年11月14日   11月の棚田 (一コマで、時の流れ)

レンズ(SONY-A700 + DT 16-80mm F3.5-4.5 Z)のピント合わせをテストしました。
私が使っているこのレンズはAF操作で撮ると焦点がずれ、ボケルのです。
MFではどうなのか。?
私の乱視目ではMFでの焦点が合わせづらく、ボケ気味になってしまいます。。
今日は曇り空、風もなく良い条件です。
余裕もあります。
腰を据えMFでねらいました。


「コスモス」

一つの茎の中に、花の一生が納まっています。
つぼみ → 開花 → 種 !?


「現代の小川の姿」

下の小さな滝壺で小魚は行き止まり、人工の滝を乗り越えられません。
一網打尽、サギのエサ場になりました。
圃場整備から20年以上になります、上流には魚がいなくなりました。
経済効率優先、生態系後回し。の結末か?。。。


「心地よい秋の棚田に咲く野花」

 

いつの世も、時代にほんろうされる百姓。。。
米作りをあきらめた水田は牧草地に、外来種が畔を覆います。


「今日のタンポポ 花」


「今日のタンポポ 種」


「今日のタンポポ 未来へ飛んで行きました」

芽吹きの写真があれば、簡潔です。。。


「竹田川」

(DT 16-80mm F3.5-4.5 Z) MFでのピント合わせ、思っていたより良く仕上がりました。
F値4~6.7で撮った事が幸いしたかも。。。


(11-3) 一向ヶ平から地獄谷へ

2010年11月08日 | 大山と自然

平成22年11月6日   紅葉の一向ヶ平から大山滝そして地獄谷へ

烏ヶ山で見た地獄谷の紅葉が見事だったので、
今日は、一向平から地獄谷に入り駒鳥小屋を目指しましたが、
川の水量が多く途中で退散。 消化不良でした。。。


「早朝の紅葉   笹ヶ平 東大山大橋より (7:33)」

東大山大橋の上には朝早くからカメラを構える人が3、4人、
鮮やかな紅葉に車も止まります。


「吊り橋 紅葉の中で」





紅く染まればとっても綺麗に映るでしょうねぇ。





「錦絵の世界」     ←ここクリック拡大

 黒と紅と黄色、和服にどうでしょうか。?。。。

ボケマークが出て、結局ボケました。

「上段の滝」


「下段の滝」

上下合わせて、大山滝です。
この時期、午前、午後とも滝壺には陽が射さないようです。?


「大休口への登山道」

振り返って、撮りました。
大休口は、大休峠と地獄谷の分岐点です。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ これより、地獄谷に入いります。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



「地獄谷の紅葉」         ←ここクリック拡大






「地獄谷の清流 2号堰堤上で」



「谷底から天上の紅葉を」



「9号堰堤」

堰堤の左にロープが掛かっているのが見えたのですが
川を左から右に渡らないとたどりつけません。
岩越えも挑戦しました。登ること出来きましたが下れません。
膝上まで水に浸かる覚悟で渡れば何とかなったんですが、
凍るように冷た~い水、しかも水量多く
あきらめ退散しました。

   「地獄谷の堰堤名称と場所」
 ←ここクリック拡大。良く分かります。

憂さんのHPから頂きました。
今でも、憂さんにはHPでお世話になっていますょ~。。。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   新小屋峠の午後  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


陽が当たると、いっそう紅葉が鮮やかになります。


「新小屋峠の冬支度」

葉を落とし冬支度が完了した木の木枝に、
西陽が当たり、きたる冬の日射しを感じました。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夕暮れ近くの 大山南壁  (笛吹き山より) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

紅葉真っ最中の休日。やはり、鍵掛峠付近は車の渋滞。
時間帯を避けたつもりでしたが、奥大山スキー場から鍵掛峠にかけてのろのろでした。






                                    ←ここクリック拡大

良く晴れているのですが空気がくすんでいます。透明感なし。。。
今日も、出会いがたくさんありました。
大山滝で出会った、α900の米子の人。奥さんの帰りを待つカメラマン。
笛吹山では、銀行のカメラマン。草刈り機とカメラを持つ神戸のカメラマン。
人それぞれ、秋の紅葉です。


(11-2) 蒜山高原のモミジ

2010年11月06日 | 大山と自然

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 蒜山高原のモミジ ・・・・・・・・・・・・・・・・・

山頂付近は昼を過ぎる頃から粉雪混じりのミゾレなって、おにぎり食べて早々に下山。
2:30分、麓は晴れ間が覗いていました。帰るにはまだ早い。
太陽の日射しが当たってキラキラ光り、真っ赤に色づいたモミジを目がけて、蒜山高原の道の駅に寄り道。



                                    ←ここクリック拡大


                     ←ここクリック拡大


  


(11-1) 烏ヶ山から紅葉の絶景

2010年11月05日 | 大山と自然

平成22年11月3日   紅葉の絶景を見渡せる 烏ヶ山に登る

 地蔵峠附近から間近に見える船上山~矢筈ヶ山は、紅葉が真っ赤になり見頃に。
今日は烏ヶ山に登り、見渡す限りの紅葉を楽しむ事にしました。


「烏ヶ山」


「三鈷峰と振り子沢」


「烏ヶ山 山頂」


「大山東壁」

ガスの下の大山東壁には、白い雪の帯が見えます。
今日は寒い1日です。
ガスに隠れる大山の尾根は、真っ白な雪に覆われていることでしょう。


「烏の絶壁」


「烏ヶ山の北斜面」

 絶壁に取り付く木々の紅と黄色のコントラストがとっても綺麗なんですが、
紅葉の時を少し過ぎていましい黄色が無くて残念です。
残り雪の白がポイントになりそれをおぎなってくれました。


「矢筈ヶ山」

 大山の廻りは厚い雲に覆われていましたが、
時々雲の切れ間から陽が射し込み山の紅葉を照らします。
今日の矢筈ヶ山、甲ヶ山、地獄谷は紅葉真っ最中でした。


「大休峠」

画面に入っていませんが右に矢筈ヶ山、左が野田ヶ山。多分、鞍部が大休峠でしょう。 

 鞍部の向こうに、海岸線が見えます。

 野田ヶ山でしょうか。?


「地獄谷と鳥谷の合流点」

 最高の紅葉です。


                      ←ここクリック拡大

 烏ヶ山から鳥越峠にかけての北斜面の一部かな。?
記憶にないのです。


「鏡ヶ成」

 鏡ヶ成からの登山道と新小屋峠からの登山道の合流する附近で、鏡ヶ成の紅葉を撮りました。
見事な紅葉の中に人工林が映えます。


「城山と笠良原の畑」


「烏ヶ山から城山に続く尾根」

いつもは静かな烏ヶ山の山頂も、紅葉シーズンはにぎやかです。
3~5人のグループが山頂目指して次々と登って行きます。
私は、紅葉を楽しみながらゆっくりゆっくり。。。9時出発で11時45分着になっていました。
山頂に着くと雲行きが怪しくて、食事を後回しに 烏ヶ山山頂を越え鳥越峠方向に少し歩いていました。
山頂で”もう少し先まで行ってみませんか”と声掛した登山者は、偶然、同じ町内の人でした。
2人で、狭くアップダウンの登山道らしき道を往復しました。


「奇岩」

烏ヶ山を下ると、いくつもこんな奇岩に出会いました。


「大平原の蛇谷」         ←ここクリック拡大


「木谷と大山南壁の裾野」


「大山南壁」          ←ここクリック拡大

 復路は、ミゾレ混じりの粉雪になりました。
急いで退散です。
2時30分鏡ヶ成に下山、道路を新小屋峠まで10分歩きます。


(10-8) 第25回創己祭に行ってきました。

2010年11月04日 | 雑記、徒然に

平成22年10月30日   富山大学芸術文化学部 第25回創己祭

宝塚インターから京都東インターにかけての渋滞を避け、朝早く5時半に出発。高岡に12時着。
予定より1時間早く着たので、「創己祭」のお店でお昼代わりのたこ焼きを頂きました。
そして、大学内をうろうろ。。。

 プロダクトデザイナー山中俊治さんの特別講演会参加してみました。
エンジニアリングにも精通したデザイナーである山中俊治のプロダクトは、
両者の視点を理解したプロクトだからこその特別な美しさを持っている。
その美しさこそが、デザインが持つ大事な機能の一つである「説得力」を生み出していることは言うまでもない。
なぜプロダクトはそのような形をしているのか。
そして、人は何故それを美しいと思うのか、
山中俊治の作品、およびアップル、ダイソンの製品から読み解く形と仕組みと作り方の深いかかわり。 

リンク  山中 俊治 「デザインの説得力」 にパンフレットPDFがあります。


「キーボード」


「走る義足」

 
・・・・・・・・・・・  プロダクトデザインを専攻している学生の展示を覗いていました。  ・・・・・・・・・・・・・

 


「首にイヤホーン」

 方向性スピーカーによる開放性のあるイヤホーンの提案。


「くるくるのタッチパッド」      ←ここクリック拡大

リング内面がタッチパッド操作になっているオーディオプレーイヤー。

 


「hu-mo」

踏んで遊ぶ楽器。
カスタネットのような音が出ると思っていましたが、
踏んでみると、柔らかい音が出ました。


(10-9) 世界遺産 五箇山合掌造り

2010年11月03日 | 雑記、徒然に

平成22年10月31日 世界遺産 五箇山合掌造り

 NHKの最近の番組で五箇山が写っていたので、
高岡から高速を使って1時間弱、世界遺産五箇山の合掌造り集落 (菅沼集落、相倉集落) を散策しました。

五箇山インターを降りると5分で菅沼の駐車場に着きました。
エレベーターに乗って地下3Fに、地下道を抜けると菅沼集落に着きます。


「トンネル(地下道)?」

 トンネルを抜けると水車小屋が迎えてくれます。


「雪囲い」

 軒下に竹垣、雪囲いで冬仕度が始まっていました。

防火水槽の右脇にサクラの老木があります。
桜の咲く春は、絶景ポイントなるでしょう。

 池にはイワナが沢山泳いでいます。
いろりがあるお店は昼時で満席でした。

 

 これ、すべて張り子です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 菅沼集落から車で20分、山の山麓に相倉集落がありました。
屋根が重なり合う相倉集落は、時を越えます。


「メインストリート」

外国人もたくさん歩いています。
外国人が江戸時代にタイムスリップしているように見え、不思議な感覚でした。


「ツーショト」

 ほんとに昔々に、帰ったような建物です。
これも日本の生活風景なんです。
続けること、続くことに価値があります。
生活が保存の根底にあります。


「干し柿と思えば???」

 合掌造りにとっても良くあっていました。


「大きな茅葺きの屋根」

3mもある茅が壁に立て掛けてあります。
雪避けの冬支度でしょうか。


(10-7) 大山の初冠雪と南壁紅葉は。。。

2010年11月02日 | 大山と自然

平成22年10月29日 大山の初冠雪、白雪と紅葉を鍵掛峠で

先日、大山は初雪、新小屋峠は雪で通行止めでした。
解除になったので、大山の初冠雪と紅葉が気になって出かけました。
さすが、撮影ポイントです。
駐車場には三脚が何台も座って、初冠雪の南大山をおさめています。


「大山南壁の紅葉 鍵掛峠より 10月29日」          ←ここクリック拡大

もう少しで真っ赤な紅葉に。11月3日が最高か?。。。
天候も良さそうです。渋滞覚悟で。。。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  寄り道しました  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「御机のわら小屋」

今年は、柿が見当たりません。
不作のようですねぇ。


「烏ヶ山の裾野」


「関金町笹ヶ平の紅葉」

 もう少し紅葉が進めば、紅、オレンジ、黄、緑、そしてバックに青空。。。とってもコントラストの綺麗な場所です。


ブロク村

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