群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(3-8) 大山寺は積雪10cm以上

2009年03月28日 | 大山と自然

2009年3月28日

朝、窓の外は晴れ、昨日の天気予報はハズレです。
あわてて、大山に出掛けます。その前に大山環状道路の状況をネット確認。
やはり、昨日の雪で鍵掛峠は通行止めです。
そこで、ずっと前から思っていた豪円山から眺める元谷と北壁を撮りに行くことにします。
大山寺着、11時。。。遅い出発です。


「元谷と大山北壁」

晴れましたが、水蒸気多くてしかも逆光です。透明感なしの写りになってしまいました。
左のリフトが中ノ原スキー場、その上の三角山が三鈷峰、中央の堰堤が元谷、右のS字形の稜線が夏山登山道です。
こうやって見れば、大山の上部が吹っ飛んだことが良く分かります。(ずう~と過去、記録にない有史以前の事です。)


「豪円山から元谷アップ」


「雲にかすむ別山」

豪円山を下り、昨日の雪に埋まる元谷の治山作業道を延々とカンジキを付けて歩きました。


「冠と氷の宝石」


「新芽の氷漬け」

治山作業道脇で休憩しながら撮りました。


「元谷斜面のシュプール」     ←ここクリック拡大

夏山登山道の6~7合目付近から元谷に向かってスキーヤーの描いたシュプールの跡がクッキリ付いていました。 


「元谷の上部、左上は大屏風岩」

だれ一人歩いていません。真っ白な雪原です。


「大山の北壁」

青空は一瞬です。カメラを構えてじっと待ちます。
そして、青空が現れ パッチリ。。。


「砂すべり方向と大屏風岩」             ←ここクリック拡大


「天狗沢の方向」


「宝珠尾根の樹氷」

ぱっと、樹氷が青空にはえました。


「樹氷」

昼過ぎは暖かくなるのか、樹氷がパラパラ落ちてきました。
カメラを構えてじっとしていると、風が吹いてごごえるんですが。


「大屏風岩」


「足跡」

3時を過ぎました。今日はここまで大山寺に向かって引き返します。


「木漏れ日」 


「堰堤の石組み」

慣れないカンジキ付けて、4時間歩きました。
しんどかった。
一瞬の晴れ間で、北壁と天狗沢を撮る事が出来てまずまず。。。

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(3-7) みごと。。。極楽寺のしだれ桜

2009年03月26日 | 雑記、徒然に

2009年3月26日

樹齢約百二十年、極楽寺のしだれ桜 七分咲きの地方ニュース。。。
昨年は、4月3日が満開でしたねぇ。今年は、1週間早いかな。
しかし、今朝の里山は雪化粧です。
昼、寒さも気にしないで、さくらを見に行って来ました。


「倉吉市八屋 極楽寺のじだれ桜」

少し、つぼみ混じりです。
それにしても、みごとな桜です。
天から覆いかぶさり迫力満点ですよ。

見上げて摂ってみました。

 

枝が長が~い ので 風情もあります。
天気が良ければ、3月27日、28日は見物の人たちでにぎやかになるでしょうねぇ。
仏さんも嬉しいことでしょう。。。


(3-6) 南風に誘われて

2009年03月22日 | 雑記、徒然に

2009年3月22日

暖かい南風に誘われて、ふら~と散歩です。


「ツクシがいっぱい」

この頃の暖かい陽気で、あぜ道いっぱいのツクシは背丈が急に延びましたねぇ。


「キクザキイチゲ」

昨年と同じ場所に、キクザキイチゲが一輪咲いています。
むらさき色の花がきれいです。


「ウマノアシダカ ?」

つやのある黄色い花も咲いています。

 


「セリ」

「せり なずな(ぺんぺん草) ごぎょう(母小草) はこべら ほとけのざ すずな(かぶら) すずしろ(だいこん)」は春の七草。
ちょっと、裏庭の小川で山菜摂り。
最近、小川のセリもスクスク育ち、朝夕のみそ汁を彩ります。


「ナズナ」

ナズナはセリのそばで花を付けています。
香りの良いナズナは、天ぷらです。
都会では味わえない、自然豊かな環境でヘルシーな食事が頂けますよ。
ありがたいことです。自然豊かな環境に感謝、感謝。。。


(3-5) 白と青の三の沢

2009年03月21日 | 大山と自然

2009年3月21日

今朝は良く晴れ、霜が降りていました。
今年始めての、三の沢登りは楽しみです。
大山環状道路は冬季閉鎖を終え桝水まで行けます(3月19日開通)。
三の沢の道路脇に車を止め、支度をして準備体操。
9時半頃、出発です。


「青空に縦雲」

大山の南壁が前方に現れるころ、青空の中に縦雲が立ち上がりました。
大山の常連さん、ひょとして、地震の前兆か。。。


「三の沢 最上部の堰堤は間近」            ←ここクリック拡大

三の沢 最上部の堰堤の近くに来ました。雪は少なく、作業道の地肌が顔を出している所もあり、朝の寒さで雪も締まってカンジキ無しで歩きました。


「三の沢のスキーヤー」

最上部の堰堤を越えると、2人のスキーヤーが沢を何回も登ったり下りたり。
崩落した石ころがコロがる雪の沢をシュプールを描きながら滑っていきます。
私は、それを横目に足の張り具合を気にしながら、ハーハー、フーフーで尾根を目指しました。


「急勾配を槍尾根に向かって登る」

久しぶりの、急登りはしんどい。。。  


「天狗ヶ峰から剣ヶ峰に向かって縦走するパーティー」

槍尾根に着いて上を見上げれば、天狗ヶ峰から剣ヶ峰に向かって縦走するパーティーが見えました。
三の沢の堰堤から稜線を見上げた時も、何組ものパーティーが縦走していました。
良く晴れた休日は、にぎやかな大山です。
来るとき、健康の森駐車場には、登山者や山スキーヤーの車が10台近く止まっていましたねぇ。


「烏ヶ山と稜線」       ←ここクリック拡大

大山の3・4月、南壁と北壁・東壁では雪の量がずいぶん違い、日の良くあたる南壁は雪が融けて山肌がずいぶん現れていますが、北壁はまだまだ白い雪に覆われています。


「槍尾根と槍ヶ峰」

登ってきた沢は、雪が緩み壁から石ころがゴロゴロ音をたてて雪の残る沢を目がけて落ちてきます。何回も側をすり抜けて行きました。
下りは、岩壁の少ないこの沢をくだります。


「三の沢の全景」                     ←ここクリック拡大

登り1時間半、下りは靴スキーであっと言う間の30分でした。


「三の沢の堰堤群と剣ヶ峰(中央)」          ←ここクリック拡大

下山、2時でした。
最高の一日になりました。


「杏の花 ?」                      ←ここクリック拡大

帰り道、山里のだんだん畑脇でピンク色の杏の花が綺麗で。。。1枚2枚。
疲れた体を癒してくれました。

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(3-4) 山麓の雪解け

2009年03月20日 | 草花とマクロ

2009年3月20日

今日は昨日と打って変わって寒い、三寒四温。
朝から雨です。しかし、2時頃から太陽の顔がのぞた。
岡山県森林公園までの林道が、通行できるか行って見ることにする。
鳥取側から人形峠に行けない。道路に積雪が、除雪されていないのである。
トンネルを抜け上斎原側から向かった。
昨年比べ林道脇の雪は随分少なく、スイスイと岡山県森林公園に到着。
人影のない静かな公園、オープンはまだ先であろうか。?


「水芭蕉が顔を出した」

しかし、散策の足跡がけっこうある。
森林公園内の雪は少なく、遊歩道の路面が所々地肌を見せていた。
これから1ヶ月ほどで、ザゼンソウ、水芭蕉、タムシバ、イワウチワ・・・と咲いていく。
待ち遠しいねぇ。。。


「森林公園近くの滝」

最近の暖かい気候で山麓の雪解けが進み、滝の水量が増し見事になっていた。

 

2009年3月13日

この日は、春の嵐 ずごい風が吹いた。
走っていて、車のハンドルを取られる。


「波とは反対の嵐 青谷の海岸で」

波が強風にあおられ、波しぶきが立っている。
農作物に強風による被害があったようである。


(3-3) てくてく。。。鍵掛峠へ

2009年03月09日 | 大山と自然

2009年3月8日

11時頃、奥大山スキー場に車を止めて、除雪が終わっている道路をきょろきょろ、てくてく、鍵掛峠に向かって歩きました。


「スッキリ 鍵掛峠の今日」           ←ここクリック拡大

鍵掛峠に着く頃には、雲が流れ去り綺麗な青空がのぞき、迫力の南大山を撮ることができて OKです。

 


「右より擬宝珠山・烏ヶ山・大山  蒜山正富より」

奥大山に行く途中で撮りました。
薄雲が掛かっていてスッキリしません。


「落葉樹のトンネル」

路肩の積雪は1m~1.2mくらい。昨年のこの時期より、ずっと少ないようです。

 

ありがたい、薄雲が取れ空がスッキリクッキリしてきました。


「鳥越峠への登山口」

木立の廻りの雪は、木のぬくもりで溶けて輪ッカがいくつも出来ます。


「木谷の落葉樹林」

新芽で枝先は赤く色づき、春の始まりです。
バックの山は、烏ヶ山。凹みが鳥越峠。


「木谷の落葉樹林の新芽」           ←ここクリック拡大


「少し若葉も見えます」

 
「鍵掛峠の南大山」

大山の北壁と南壁では、雪の量がかなり違うようです。
北壁は真っ白な山肌ですが、日当たりの良い南壁は黒い部分が目立つようになってきました。


「槍尾根」


「弥山」

鍵掛峠から桝水間は、除雪されていません。道路にはゆきがいっぱいです。
何人もの、山スキーヤーとすれちがいました。
三の沢へは、スノーシューがいるでしょう。

 
「自宅の水仙」

 

この日、大山夏山登山道の9合目で滑降事故があったようです。
事故は、思い掛けない時や、あり得ない場所で起こるもんですねぇ。


(3-2) 笹ヶ平~新小屋峠を散策

2009年03月07日 | 大山と自然

2009年3月7日

1ヶ月以上の山歩きのお休みで、体力衰退気味です。
晴れ間が覗きそうなので、笹ヶ平養魚場のおかみさんに案内して頂き、県道倉吉江府溝口線の冬季通行止め区間を、カンジキ付けて散策しました。
お店は、道の除雪が終わり通行止めが解除されてからオープンとのこと。
現在、道と同じで冬季休養中だそうです。 


「マヒワの 群れ」

しばらくすると、マヒワは越冬終え北帰するそうです。
この木で20羽くらのマヒワが、木の実をついばみんでいました。50羽以上の群れになることもあるそうです。
100mmで撮ってトリーミングし拡大しました。さて、何羽いるしょう。??? 


「大山の 槍尾根」

この場所で大山の尾根が見えるのは、木の葉が落ちで見通しが良くなる冬場でしょう。 


「通行止めの県道と 烏ヶ山」


「通行止めの県道と 烏ヶ山」

県道に積もった雪は、少なくなっています。
除雪は何時になるんでしょう。?
通行止めが無くなれば、鏡ヶ成経由で御机、奥大山向かえます。 


「???の花芽」

花芽は綿毛に覆われ、寒さに耐えています。太陽の陽射しを浴びふんわか輝いていました。  


「県道脇の ブナ林(?)」


「県道脇の ブナ林(?)」

数十周年前に植林され、りっぱに育っています。秋の紅葉が素晴らしい場所です。
特に、切れ込みの3裂の葉が特徴の、ウリハカエデの朱はとっても鮮やかだそうです。

 
「雪に 木漏れ日」

雪のつぶが太陽の光できらきら。
未熟で撮れませんでした。


「新小屋峠から見える 矢筈ヶ山と小矢筈」

往復4時間半の散策でした。


ブロク村

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