群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(10-6) 大休峠と親指ピークの紅葉

2010年10月25日 | 大山と自然

平成22年10月23日   香取から紅葉の親指ピークへ

今日は、親指ピークを目指し最短距離の香取の林道に車を置いて、大休峠に向かいました。
目指すは、振り子山を含めた親指ピーク周辺の紅葉です。
香取の林道は穴凹だらけ、凹を避けてハンドルを右に左に、ゆっくりゆっくり車を進めます。
林道の脇に寄りすぎると、ガリガリと小枝で車がすれる音、大変でした。
8:00分 出発。

太陽の陽があるとモミジの紅葉はとっても綺麗です。


「大休峠に向かう大山道の石畳 (9:06)」

今はこの登山道を、昔々、東から人と牛が大山寺に向かっていきました。
今日は高校の登山部でしょうか、あちこちの登山道を下見しているようです。この登山道で2高校のパーティーに出会いました。
来週、中国大会が大山周辺で行われるとか。


「振り子山 (9:23)

大休小屋にザックは置き、なだらかな登山道をカメラを持って一向ヶ平方向へ少し歩いて見ました。


「振り子山附近の紅葉 (9:56)」


「ユートピヤ小屋 (10:23)」

のんびりしすぎて、11時近くになってしまいました。
大休峠で小休みし、野田ヶ山から親指ピークに向かいます。


「ユートピヤ小屋 (11:59)」

野田ヶ山を越えると尾根歩きになります。
見通しが良くなり、右にユートピヤ小屋と三鈷峰、正面に親指ピークと振り子山、左に地獄谷に向かういく筋の谷、
バックは矢筈ヶ山と甲ヶ山のパノマラです。


「三鈷峰 (12:06)」


「甲ヶ山 ズーム (12:28)」


「夕陽のような紅葉 (12:33)」

 陽があたって振り子山の北斜面は鮮やかな紅葉をみせてくれました。


 「親指ピーク (12:37)」


「野田滝に向かう谷 (12:51)」         ←ここクリック拡大

手前の斜面が振り子山の紅葉です。色鮮やかで綺麗になっています。
時計代わりの携帯を取り出しして見ると13時前、見晴らしの良い親指ピーク手前の岩の上でおにぎりにします。
大休峠で少しおなかに入れたので、昼を忘れそうになっていました。


「東谷 (13:08)」


「大休小屋 ズーム (13:12)」


「振り子山のブナ林 (13:27)」


「親指ピーク (13:37)」

復路、親指ピークを越え振り子山に向かう登山者とすれちがいました。
朝、大山寺に車をとめ、車道を川床へ、そして大休峠から野田ヶ山。
今、親指ピークです。
こらから振り子山を越えユートピヤ小屋に登り砂すべりを下って大山寺に戻ります。
日暮れぎりぎりですねぇ。。。

私は登山道を往復。15:30分下山でした。


(10-5) 大山はキノコと紅葉の季節です

2010年10月17日 | 大山と自然

平成22年10月16日   キリン直登でナラタケ発見。。。

今日は、先週のリベンジです。
健康の森登山道からキリン直登のコースで森の中をウロウロ 。
森の中で目立つキノコは、真っ白なブナハリタケと、でか~いシータケ似た毒キノコ ツキヨタケ。。。


「キリン直登 尾根までもう少し」

ほっかむりは、日焼け避けに最適。さすが百姓おばさん、良く似合っていますよ。


「木谷の森」

キノコもキノコ採りもいっぱいの森です。早いもの勝ち、朝一番が一番か。。。
途中収穫したブナハリは重くて破棄。
結局、収穫なしです。


「振り子山と地獄谷」


「キリン峠の紅葉」

草付きの最上部で、おにぎり。
風があって肌寒く、早々に下山です。


「槍尾根と東壁」


「藪小木を越えて」

キリン峠を下山しながらキノコ探し。


「ナラタケの収穫」

ありました、ナラタケいっぱいの倒木。
おくさん大感激、収穫に夢中です。 レジ袋4つ、私のザックは2人分の登山グッツで満杯、ザックに入り切りません。。。で、手荷物1つ。


「奥大山スキー場より」

右端のガレ筋を登って尾根に出て、森の中を下山したでぇ と 説明。
先週はYの字のガレ筋を登って尾根左の丸いコブ(剣ヶ峰)まで行ったんだよね と家内。


(10-4) 久しぶりに、三ノ沢~剣ヶ峰を往復

2010年10月13日 | 大山と自然

平成22年10月11日   久しぶりに、家内と三ノ沢~剣ヶ峰を往復

三ノ沢の文珠堂脇に車を止め、分鳥水→分岐 →キリン直登→槍ヶ峰→天狗ヶ峰→剣ヶ峰→槍ヶ峰→三ノ沢 の予定が、
身支度に手間取り 8:50分 出発になりました。
大山の尾根歩き初めてのおくさん同伴で、三ノ沢~剣ヶ峰の往復に予定変更です。

「大山南壁 三ノ沢作業道より (9:17 )  」      ←ここクリック拡大

今日もガスに覆われています。

 


「ガスの切れ間から 今日の目的地、が (9:20) 」

あの丸い頂上が、剣ヶ峰だよ。。。
へぇ~。ふぅん。。。何か上の空です。


「槍尾根を目指して急登します (9:53) 」


「槍尾根 三ノ沢ガレ場より (9:57) 」

時折、日が射します。一瞬ですが尾根も顔を見せます。
斜面は色づき始めています。
寒さが増せば紅葉も進み、らさらに鮮やかさを増していくことでしょう。 

尾根に向かって、急登りが続きます。 (10:57)
槍ヶ峰沢 の斜面の急登りを一歩一歩ゆっくり登って行きます。
口も足もなめらかです。いつもの通りなめらか。。。たいしたもんです。

南壁に陽が当たって、ゴツゴツした岩肌がクッキリ浮き出る事もありますが、

瞬く間にガスが尾根を目がけて掛け登り、あたりは薄暗くなります。 (11:02)


「剣ヶ峰への登山道 (12:14) 」

家内にとって槍ヶ峰のヤセ尾根下りは今日の最難関、恐怖との戦いでした。
体に力が入り足運び不安定。
「こんな怖い所 もう~ こんでぇ。」 相変わらず話はスムーズです。
頭脳はしっかり。これなら大丈夫、進めそうです。
励まし励ましなんとか乗り越え、天狗ヶ峰の分岐を越えて剣ヶ峰への登山道を進みました。
相変わらず、ガスは尾根を目がけて立ち上がってきます。


「尾根より眼下の三ノ沢のガレ場 (12:16) 」

剣ヶ峰 12:30着。三ノ沢の出発から3時間40分 予定通りです。

目的地で昼ご飯。
肌寒い日にはうってつけ、久しぶりにバーナーを持参してカップ麺。
剣ヶ峰には、山の常連さんが次々と到着します。そして、情報交換で話が弾みます。
家内は恐怖感がとれ、さらに話もめらか。私は、モグモグ おにぎりです。
常連さんは弥山方向に、私たちは、1枚羽織って引き返しました。


「天狗ヶ峰より槍ヶ峰方向 (13:36) 」

復路です。


「天狗ヶ峰を過ぎて 正面の槍ヶ峰に2人 (13:45) 」


「天狗ヶ峰を過ぎて 振り返れば剣ヶ峰 (13:46) 」


「三ノ沢のガレ場 (15:08) 」

ここまで帰れば一安心です。やれやれ。。。

下山 15:50分
家内はヒザがガクガクしたようですが、気力体力に余裕があります。

ヤセ尾根の下りでの小言をよそに、鍵掛峠で大山南壁の見上げて、あの尾根を歩いたんだ。。。 と 感慨深く話します。
充実感があって良かったなぁ。。。 と 私。

蒜山の快湯館で露天風呂入り、汗と疲れを流して帰宅です。


(10-3) 雨が上がり、三ノ沢を散策

2010年10月12日 | 大山と自然

平成22年10月10日  夜明け前の雨が上がり、三の沢を散策しました。

尾根は冷たいガスに包まれ吹く風は冷たく、雲が切れ青空を待つ私の体を冷やします。


「三ノ沢 最上部の堰堤」


「山葡萄」

昨年は沢山実った山葡萄ですが、今年は収穫するには少なすぎました。
柿も不作です。 


「一瞬の晴れ間」

青空は一瞬、空はあっと言う間に真っ白になります。


「三ノ沢を見下ろして」

笛吹き山もガスで隠れます。

 

時折、冷たいガスが尾根から三ノ沢に向かって渦を巻いて勢いよく吹き降りてきます。
弱い冬型のようです。
シャッターチャンスを待つ私は、軍手を取り出し防寒対策。。。


「石積みケルン」

亡きケルンの作成者を思い、ケルンの脇に花が添えてありました。 

 


「烏ヶ山 鬼女台より」

岐路、青空が多くなりましたが、大山はあいかわらず白い雲の中です。



「田圃いっぱいの花のジュータン」


(10-2) 蒜山高原のススキ

2010年10月04日 | 大山と自然

平成22年10月2日-2

 蒜山高原の牧草地を大山道に寄り道して、逆光の中でキラキラ銀色に輝くススキを撮りました。

 斜面一面のススキは西陽をあびて銀色に輝き、秋風の中穂を揺らします。


「野ギク」

 道路脇には野菊も咲いていました。

 

平成22年10月1日   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

旧大栄町の丘陵地は、芝生の生産地です。
綺麗に芝刈りされた丘に腰をおろすと家並みが丘の間に隠れ、水平線と緑の芝だけの世界になります。 

 


(10-1) 大山南壁直下の旅

2010年10月03日 | 大山と自然

平成22年10月2日 紅葉には少し早い大山の南壁直下を歩きました

透明感がもう一つでしたが、朝から良い天気なりました。
高度が上がると透明感が増しクッキリの青空です。 


「一ノ沢のハート」


 ←ここクリック拡大 

イワカガミが咲く春、楽しみな場所になるでしょう。。。 

 


 ←ここクリック拡大  

 この尾根を乗り越え二ノ沢へ


「左二ノ沢」


「右二ノ沢」


「左と右二ノ沢合流」        ←ここクリック拡大

入山8:30分、下山14:10分でした。

時間、気力に余裕。蒜山に大山道に寄り道して、逆光の中でキラキラ銀色に輝くススキを撮ります。


「今日の御机」

 


ブロク村

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