平成22年11月20日 昨日、真っ白な雪に覆われた東大山を望み、槍尾根を目指して
昨日、仕事の合間に大山池から見た大山は、真っ白の雪に覆われていました。
今日は、三ノ沢からキリンの鉄柱目がけて直登し、槍尾根を剣ヶ峰に向けて歩くつもりでしたが。。。
「朝の大山南壁 江府町御机より」 (8:35)
「三ノ沢右俣尾根より 一ノ沢方向」 (11:04)
木々が葉を落とし少し雪の積もる、この時期が歩きやすいかな。。と考えて。
三ノ沢右俣尾根に登り、キリンの鉄柱を目指すことにしました。
「三ノ沢右俣尾根より 右側の沢」 (12:37)
小枝が次から次と行く手をふさぎ、私に向かってきます。
急なアップダウンもあって、体力消耗。
時計替りの携帯を取り出すと、すでに1:30分。
キリン鉄柱をあきらめ三ノ沢大ガレに急降下。
ここの大ガレで、遅いおにぎりにしました。
やはり、キリンの鉄柱に直登するには、
この場所から右の谷筋に入るのがベストでしたね。
「なごり雪」
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平成22年11月21日 もう一度、白い槍尾根を目指しました。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日中の気温が高かった、昨日。白かった大山も岩肌が出たでことであろうか。
少しだけ、白い尾根を想像して、三ノ沢から槍尾根に登りました。
状態が良ければ、槍ヶ峰まで行く予定でしたが。。。
「高原の日の出」 (7:15)
霜降る、氷点下の高原で
車を追って、後ろから日の出が朝靄を照らします。
「蒜山高原の紅葉」 (7:41)
蒜山高原の紅葉は終わりを迎えています。
葉を落とした落葉樹の枝の隙間から、朝日が通り抜けてコントラストを増していきます。
「蒜山の朝靄 鬼女台より」 (7:47) ←ここクリック拡大
晴れの日の蒜山高原の朝は、日の出後しばらくの間、濃い霧に隠れます。
その中をホグランプ付けて大山に向かいます。
今日はいつもより濃い靄でした。
大山環状道路の鬼女台から見る、蒜山高原は朝霧に包まれ水墨画を見ているようです。
とっても幻想的でした。
「朝霧の蒜山高原 ズームアップ」
「三の沢のブナ林と槍尾根」 (8:31)
文殊堂の駐車場に車を止め、槍尾根目指して8:25分出発です。
休日の今日も、三ノ沢の橋の工事は進行中でした。
雪が積もり環状道路が通行止めになるまでの工事なりますから。
「苔の樹氷 ? 霜柱」
良く晴れた日、放射冷却現象で氷点下の朝です。
地表には霜が降りています。
「三の沢 大ガレの全景」 (9:26)
「槍ヶ峰」 (9:45)
雪が溶け大山南壁の岩肌が多く現れて、もう少し白い南壁を期待していた私には。。。
今日は、Y字の右脇を槍尾根目指して登ります。
(10:35)
「大山の空中散歩」 (10:33)
急登り差し掛かった当たりからヘリコプターのエンジン音がブルブル聞こえていました。
当たりを見渡してもヘリの姿が見当たりません。
急登り途中、南壁を見上げるとパラグライダーが空中を散歩しているいるのです。
エンジン付きのパラグライダーです。
ヘリコプターが見当たらない原因が分かりました。
私を確認しているかのように、旋回しながら飛んでいます。
そして、尾根を越えていきました。
「急登りです。」 (10:55)
気温が上がり雪解けと一緒に斜面を石が転げ落ちていきます。
急いで トラバースして一息、そして急登りが待ち構えています。
「キリン尾根方向」 (10:59)
天空が上下に分かれています。
この上は、真っ青な天空の中でした。
「純白の槍尾根」 (11:19)
足跡一つ無い、純白の槍尾根。
私の好きな場所で、白の槍ヶ峰を撮りに、
ごめんなさいのを心に秘め、キリン方向に向かいました。
「真っ白の槍ヶ峰 を想像してください」 (11:41)
いつか、真っ白の槍ヶ峰にチャレンジしますよ。
これより引き返して、剣ヶ峰に向かって槍尾根を歩きます。
「槍ヶ峰のトラバース」 (12:17)
振り返って見ると、しっかりトラバースの足跡が残っていました。
「剣ヶ峰と弥山」 (12:32)
尾根は冷たい風が吹いていました。
おにぎり休憩には、寒すぎます。
今日は、ここまで。
足下固めて、ゆっくりゆっくり、もと来た道を引き返しました。
「天狗ヶ峰の登りと海と空の間」 (12:47)
「槍のてっぺんに足跡」 (13:03)
(15:12)
振り向き振り向きして、ガレに積もる雪の上をころがる落ちる落石に注意。!!
いつもより重い荷物でしたが、無事に雪山を下山しました。
15:15分 文殊堂の駐車場着でした。
「西陽をあびて 黄金のススキ サントリー奥大山付近より」
帰路、笠良原で黄金色に輝いていました。
道路脇に車を止め1枚。