群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(7-4) この時期慣例 キリン峠から象ヶ鼻へ

2014年07月30日 | 大山と自然

平成26年7月27日   この時期 1度はキリン峠から象ヶ鼻へ行きます。

今日の登山、夜明け前に大雨が降り遅い出発となってしまいました。
8:30過ぎていたと思います。
木谷の駐車場で身支度している時、隣に1台車が駐車。
地下足袋姿です。
話しかけると、

初めてですがキリンからユートピヤへ行きたいんです。
私もそのコースですが、途中危険箇所がいくつかありますよ。
ムリと思ったら引き返しですよ。。。 
そうします。 
地下足袋は、体のバランスが取りやすいですね。
でも、石ころのある登山道は足の裏が痛いのでは。。。
やぁ~大峰山で歩き慣れているので大丈夫です。
と言うことで一所しました。

「今年も キリン峠のシモツケソウと槍尾根」

シモツケソウは満開、青空は流れ少し残念でした。

 キリン草付きのクガイソウの花は大きく育ち満開でした。

 尾根筋バックにオトギリソウを撮りたかったんですが。。。
適当な場所が見当たりませんでした。

天狗ヶ峰を下る前に、ユートピヤ小屋への道筋を眺め一息
足と心にゆとりを溜めて

危険箇所のヤセ尾根を、手の位置と足の置き場を確認して、腰を落とし、一歩一歩下りました。
たまに、谷に石ころがガラガラ落ちて行きます。
注意注意。。。


「天狗ヶ峰から 地獄谷を見る」


「天狗を下って一安心 槍尾根と1692を見上げる」


象ヶ鼻12:50着

出発が遅かったんで、ここに着くのが遅くて人混みから逃れたようです。
ユートピヤ小屋のお花畑を眺めながら、今年も象ヶ鼻で昼ご飯です。
花は満開少し前でしょうか、思っていたよりは艶やかさが足りませんでした。

先週より、色づきましたが。。。
青空は。。。


「1692にて ガスの中に見え隠れする象ヶ鼻」

今日の山は、ずーとこんな感じ。
ガス多くたまに青空、そして斜面を日射しが流れて行く状態でした。
待ちの苦手な私には、何とも残念な山行きです。


「下山途中 槍沢を見上げる」


「三ノ沢のケルン?石塔?」

新作ケルン
バランス良く積み上がっていました。
石を探しバランスを取りながら積み上げるのに、時間が掛ったんでしょうねぇ。

三ノ沢 下山15:45分
車を木谷の駐車場に置いて来たので、
てくてく大山環状道路を歩き、20分後木谷着。


(7-3) 宝珠尾根からユートピヤ小屋へ

2014年07月23日 | 大山と自然

平成26年7月21日   予定変更で車中泊、ユートピヤ小屋へ

昨晩10:30に南光河原駐車場に着き、初めての大山での車泊。
ウトウトして4時過ぎ、少し当たりが明るくなってきました。
朝食、登山の身支度そして準備体操、
廻りの風景が見渡せるまで明るくなって来ました。
5時登山開始。
大山寺参道の前にも後にも登山者が続きます。
20日も多かったようです。
出発する時、駐車場は満車でした。
登山途中、下山者にユートピヤ小屋の様子を聞いて見ると、
昨晩の日の入り最高、日の出も最高でしたよ。
小屋泊12人、小屋は満杯でしたとの事。
昨日の予定通りに、午後から登山して小屋泊まりが最高だったか。。。
いつか、リベンジしましょう。


「シモツケソウ 尾根スジにて」


「クガイソウ」

 ユートピヤ小屋は目の前です、
尾根に出てようやく尾根の厚い雲がとれ青空が出て来ました。
やはり、山は青空が似合います。

「象ヶ鼻から大山北壁を見る」

ユートピヤ小屋は登山者が多くなりそうで、
ここ象ヶ山が今日の基点です。
ザックをここに置いてウロウロしました。


「振り子沢と振り子山の分岐付近から尾根を見上げる」

私の好きなお花畑ですが、満開はやはり週末かな。。。


「三鈷峰バックに オオバギボウシ」

オオバギボウシの花は見頃でした。

 クガイソウの青紫の花が1ヶ所だけ見事に満開でした。
青空にも恵まれ、写真撮りも最適です。

 アブなのか、ハチなのか、
花の蜜を求め忙しく飛び廻りますが、
これも又絵になります。


「本沢方向を見て」

色づいたクガイソウも少し見えましたが、満開には1週間かかりそうな感じです。

 シモツケソウはつぼみが多く、まばら咲きです。
来週、クガイソウと一所に満開になるのてしょうか。。。
楽しみな週末です。


ウロウロして、10時になりました。
朝5時、歩き始めでお腹がすいてきました。
私は、象ヶ鼻の岩場で腹ごしらえしながら、ユートピヤ小屋のお花畑に目をやります。
小屋周辺は賑やかになってきました。
花は、3分咲き。。。


「お花畑」

象ヶ鼻で見るお花畑も良いと思う私です。


「三鈷峰 と ユートピヤ小屋」

 1636まで足を伸ばしました。


「象ヶ山」


「イヨフウロウ」

 近くに、オダマキも咲いていましたが、
ローアングルは苦しくて、写真撮りをパスしました。


「1636にて」

久しぶりにあった常連さんと1636で長話し。。。 

 1636から振り子沢を眺めると緑がとっても鮮やかに映り綺麗ですが
しばらくすると、クガイソウの青紫の花のジュウタンが拡がり、もっと綺麗にまります。
今年は、どんなジュウタンになるのか楽しみです。

山の天気は、変わりやすい。
午前中、晴れていてもこの時期の午後は雨が降りやすい。
ガスが濃くなって当たりが暗くなって来ました。
雷がゴロゴロと鳴り雨が降り出す前に、
下山することにします。

砂すべりを使って下山。
最初は快適な砂すべりでしたが、
元谷に入る手前で砂が無くなり石の階段状態です。
足を滑らさないように注意して下りました。


元谷と北壁バックに記念撮影
元谷は、弥山からの下山者でにぎわっていました。
下山後、大山寺湯便局正面の豪円の湯露天風呂(入浴料600円)でゆったり、
汗と疲れをおとして帰宅しました。

今日、21日は中国地方は梅雨明けだった様です。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 平成26年7月20日   大山鏡ヶ成の湿原に咲く花  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「アヤメの原種」


「トモエソウ」

 


(7-2) キリン草付きから槍尾根を行く

2014年07月18日 | 大山と自然

平成26年7月12日   大山はこれから夏花のシーズに向かいます。様子伺いにキリン草付きから槍尾根歩きました。

良く晴れた日です、
今日も、最高の山登り。。。
クガイソウ、シモツケソウなどなど、大山の夏花の咲き具合が気になり、
キリンの草付きを目指しました。
分鳥水から木谷の登山道に合流しキリンの草付きを登り槍尾根を歩き剣ヶ峰の予定でしたが、
1692で話が弾み、帰宅までの時間不足なってしまい三ノ沢を下山しました。
忘れ物を捜しに、分鳥水にもう一度入る事も気がかりで。。。


「蒜山高原 内海峠附近」

草原の上は、旧大山道。
左右に野菜畑が拡がっています。


「ブナの木漏れ日」

7:02 道路脇に車を止め、奥大山スキー場から木谷の駐車場の中間で撮りました。


「キリンの草付き」

草付きの登りで、常連さん3人と合流。
同じように槍尾根を登って行きました。
私は、体力不足で、ゆっくりだらだらと登ります。


「シモツケの花」

シモツケは満開でしたが、シモツケソウはつぼみを付けた状態です。
連休にはシモツケソウの小さなピンクの花が見られるかも。
青紫のクガイソウの花も。。。

草付きの最上部に近づいてきました。
シモツケの花は満開。
クガイソウはつぼみをいっぱい着けています。
花長けは昨年より少し短いかな。。。


「クガイソウはつばみ」

烏ヶ山バックに 難所越え完了。

もろい岩壁の難所を越え、キリンの鉄柱はもうすぐです。
槍尾根を登る時は、何時もこの鉄柱でホット一息つきます。
今日も、少し腹こしらえしました。


「槍尾根の全景」

稜線から沸きたつ雲、青空に浮かぶ白い雲、波うつ稜線、南壁の緑と白い岩肌。
今日の大山尾根は、素晴らしい姿を見せてくれました。
最高です。。。


「カラマツソウ」


「剣ヶ峰 と 大山南壁」

真っ白な雲の姿が青空の中で、
刻々と変化していきます。 
綺麗です。


「槍ヶ峰」

ゆっくりのんびり、写真を撮りながら登って来ました。
1692でお昼です。
蝶がカラマツソウにとりつき身動きしないで密をいただいていました。
大山でよく見かけるこの蝶も、お昼時なんでしょうか。

稜線の右鞍部にユートピヤ小屋が見えます。
この周辺はしばらくすると花のシーズンを迎え、登山者で花盛りになります。
20日の連休が、今日のように良い天気恵まれれば最高なんですが。。。
梅雨明けが待ち遠しいです。


「午後の木漏れ日」

明暗を撮るのは難しいですぇ。

分鳥水の落とし物、一脚は
下山してきた登山者に話しかけると
ありましたよ。
これですかと
やぁ 助かりました。
と、お礼を
登山をする人は、他人の痛みを自分の痛みとして感じる
親切な人が多いですね。。。


(7-1) 大山北壁の直下を歩く、初

2014年07月08日 | 大山と自然

平成26年7月6日    初めて、大山北壁の裾野をつめる

梅雨本番で、このところ雨が良く降ります。
日曜日の今日、空はどんよりしていますが、朝、久しぶりに雨が上がっていました。
どんより曇り空では、大山頂上目指すのはためらいがあって、
落石と隣り合わせになりますが、
思い切って未だに立ち寄っていない、未知の風景、
元谷を詰め、北壁直下を歩いて見ました。
元谷に入ってびっくり、
土砂が流れて行者谷に向かう登山道の様子が様変わりしていました。

 さて、どの当たりを登るか、
登れそうな所はどこか、
ガレを登るか、藪小木を登るか。。。

 藪小木を登る体力気力が無いので、
危険覚悟でガレをを登ることにしました。


時々、落石の音がコロコロ・カンカン聞こえます。
石ころの下に残雪があり、雪が緩むと石がころがり落ちてくるんです。
落石に注意しながら、石が飛んできそうな残雪部分を避けて登りました。

無事に北壁直下に着き
持ってきた、ヘルメット着けて休憩。
この場所では、上からの落石の音はしませんでが、
登りの途中から、ブユ駐中攻撃、
腹ごしらえどこでは無く、休憩もままなりません。

元谷を北壁直下から眺めるとこんな感じ。。。
良い天気だと、海岸線を境に日本海一望でしょうか。
今日は残念でしたが。。。


「天狗沢」

エボシ岩と大屏風岩の下をトラバース、天狗沢へ。
天狗沢には残雪がいっぱいあります。
昨日の大雨の影響でしょうか、
壁面を流れ落ちるいく筋もの滝が見えました。


「大屏風岩」

雪解け水も流れ落ちます。 

 無事に戻ってきました。
元谷。。。

登山の無事に感謝して大神山神社に拝礼。。。

今日の様などんより曇り空、
手持ち撮影のISO200ではシャッタースピード下がって全てブレました。
この前は、iSO640に気付かずノイズ処理に四苦八苦。。。
このカメラを使いこなすには時間がかかりそう、
慣れるしかしかないようです。


ブロク村

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