群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

立山三山と剱岳登山(山に2泊3日)

2019年10月30日 | 北アルプスほか

・・・おもいで・・・ 令和元年9月7日   立山三山と剱岳登山 (1日目:室堂→一ノ越え→立山三山縦走→剱山荘)

9月6日倉吉午後8時半頃に出発、2時間ローテーションで車の運転、中国道→北陸道→立山駅着午前4時
1日目は室堂→一ノ越え→立山三山縦走→剱山荘 室堂9時発から剣山荘午後4時着 休憩含み7時間、距離8.3kmでした。
明るくなると駅前に人の動きが、我々も登山準備して並びました。6時過ぎには7時20分の始発のケーブルカー待ちの行列が出来て登山者多い予想でしょうか始発が20分繰り上がりいました。
2便に乗って美女平でバスに乗り換え8時室堂着、軽食とって記念撮影して9時室堂から一ノ越えに向かって歩き始めました。

朝、6時過ぎのケーブルカー立山駅 土曜日で良い天気を想定した人たちの行列。始発まで1時間以上あります。

阿弥ヶ原か天狗原か記憶が定かでなく。。。バスのガラス越に撮りましたが思ってたよりクッキリです。

立山室堂山荘を横目に緩やかな登りを一ノ越えを目指して歩きます。

 

一ノ越え山荘が見えるとくねくね登りました。

室堂を左に北方向を眺めていましたが、山の名?でした。

 

室堂センターとみくりヶ池そして大日岳と富山、日本海が一望です。

 

黒部に続く登山道

一ノ越え過ぎて立山三山の一つ 雄山に向かってガレ場の急登り続きます。
登り途中一休み。南に目をやると五色ヶ原、薬師岳に延びる稜線が雄大です。

雄山神社の社務所が見えるとますますこうばいが急になって来ました。山は登るほど急になることは分かっていても先日の仮眠ではキツイ登りでした。

富山県警のヘリが目の前を廻っていました。

雄山山頂から東側を望む 9月の3000m級の山の上なのに暑い1日で半袖で十分の1日でした。

 

社務所で鈴付きの御札料を納め鳥居をくぐって山頂の神社で登山安全の御祓いをを承けました。

鳥居横にイワキキョウの花が1輪

延々と歩いた尾根の先に明日登山予定の剱岳が顔を出しました。今日の行程1/2くらい暑い中まだまだ歩くのか。。。

 

 

みくりヶ池と地獄谷

 

 

別山をスルーして剱沢小屋に下って剱山荘に向かいましたが、これがけっこうきつく、山荘着4時でした。

剱沢小屋に下る前に絶景の剱岳と記念に1枚

剱山荘がはっきり見えてきました。

下ってから剱沢小屋までだらだら下りが長く感じられ、体力消耗疲労困憊で足重く。。。剱沢小屋を巻いて剱山荘まで歩くのかと
それでも這いつくばって写真を撮ります。

 

剱山荘が大きく見えあと一息、剱岳を見上げ気合いを入れ直し歩きました。

振り返れば青空に浮かぶ別山が。。。

明日、2日目は早起きし、剱岳往復して剱御前小舎に止まります。

 

 

・・・おもいで・・・ 立山三山と剱岳登山(2日目)

前日、剱山荘には午後4時についたのですが男女それぞれ3つのシャワーブースがあって汗を流せた(6時までの利用)のでスッキリして夕ご飯を頂けました。 先日の睡眠不足と暑さと長時間の山歩きで、夕焼けや星空を撮る余裕なく明日の登山準備を終え8時に床に着くと熟睡。 予定では山小屋でおにぎり注文して早朝4時に早出して剱岳に登山することにしていましたが、東洋系のグループ登山者いたりして泊まりの登山者多く蟹のタテバイが混みそうなので予定変更して、剱山荘で食事を取ってから出発することになりました。

4:54 日の出前の朝焼けは取れましたが、前日の夕陽は疲れてスルー。。。すこしここの残りになりました。

5:03 時経つに連れ、空の色が群青色から青色に変わります。 5:30から朝食です。お呼びがかかって日の出撮りそこねてしまいました。

6:14 6時に剱山荘を出発、登って尾根の縦走になりますがその途中で昨晩止まった剱山荘を確認。 剱岳往復して昼もこの山荘でお世話になりました。

6:52  縦走してきた登山道を振り返って撮りました。 今日泊まる剱御前小舎に続く斜面の登山道をしっかり確認する事が出来ました。

7:33 尾根歩きしていると富山の町並みと富山湾が望めます。

7:45

8:01  正面の岩場が登り専用の蟹のタテバイか ヨコバイは下山専用でした。

8:22 振り返って前剱からの岩場縦走路 点々と登山者が見えます。

9:17 剱岳山頂から剣沢の最上流部 9時登剱岳頂、小休憩も入れ予定通り約3時間かかりました。

9:57 ゆったりしたので下山です。

 

 

 剱御前の巻き道

 

13:25 剱御前の巻き道 尾根の西側からガスが湧いてきました。そして剣が浮いて。。。

 

 

14:54  別山から下って来る登山者も宿泊地の剱御前小舎が間近です。 予定通りぴったりで2日目の宿泊地の剱御前小舎に午後3時着。この時間帯に山小屋に着けばゆったり出来ます。

14:57 時間が経つに連れガスが多くなって、そのガスの切れ間から射す木漏れ日が壁面に当たりコントラスト綺麗でした。

14:57  剱沢方向 標高が高い谷間は9月に入っても残雪がありました。

16:15  湯煙が昇る室堂の地獄谷と奥大日岳への稜線に湧き上がるガス

17:45  夕食前に夕陽を 山の上から眺める夕陽と赤く染まって行く雲はこころ豊かにしてくれます。

17:56

18:03 そろそろ食事時です。
隣の席に台湾の女子が座ったので片言で雑談にならない会話を、明日は連れと合流して薬師岳に行くとの事、感心しました。 3日目は寒くしかも山小屋は朝から雨。。。カッパ見に着けて室堂に向けひたすらダウンアップの下山。雷鳥2羽見かけましたが摂るもの何もなしでした。 立山駅近くのホテルにもう一泊して帰宅しました。

 


(5-2) 石鎚山を登る(久しぶりに県外の山へ)

2015年05月20日 | 北アルプスほか

平成27年5月6日~7日   石鎚山を登る(6年ぶりに県外の山へ)

先週は仕事帰りの田植え準備で疲れました。
写真は投稿準備しておいたんですが、
文章が苦手なんでついつい投稿がおろそかになってしまいました。
で、今日のブログ投稿です。

平成21年9月連休に奥穂高に登って以来の県外登山になります。
同い年に誘われて、還暦(60才)で石鎚山を往復。
ロープウェーで成就社(12:00)--->試しの鎖--->一の鎖--->二の鎖--->三の鎖--->石鎚山頂社(15:30)
鎖場の全てを登りきって山小屋泊まりです。


 「 手前の大森山 バックの瓶ヶ森でしょうか? 」 (14:09)

試しの鎖を登って、下り。下りがあると思いませんでした。
しかも、鎖場の中で一番キツイかった。
 手前が大森山、バックが瓶ヶ森でしょうか? 

 

 


「 夜明峠附近から? 」 (14:16)

新しい小屋にはトイレと休憩場そして鳥居をくぐって二の鎖が正面に 
登り切って、作業(倉庫)小屋横に出ます。続いて三の鎖が待ち構えていました。


(14:34)

 石鎚のゴツゴツした岩場を眺め、二の鎖に取り付きます。
二ノ鎖を下る勇気あるカップル1組、降りるのを待って
一番長いの鎖を一気に登りました。


(15:38)

三ノ鎖を登って石鎚山頂社の鳥居脇に出ました。


「 天狗岳 石鎚山より 」 (15:09)

ぐるっと半周、山小屋に入って宿泊の手続きをすませ
岩の上を歩くも良し、トラバースしても良しの天狗岳に足を伸ばしました。
連休も最終日、山小屋はお客5人で、ゆったりです。

振り返って、石鎚山頂社。。。 (15:42)

山小屋の管理人さんが、6時からですが夕方の神事にお参りしませんか。
神事が終わると、早朝の神事もありますから良かったら、ご神体に触れる事の出来る神社は全国唯一です。
言う事で、6時から20分程度の早朝の神事に出ました。


(6:17)

朝方3時頃から降っていた雨。おかげあって神事終わると雨が揚がり雲も切れ天狗岳もクッキリ見えました。
雨予想もハズレ良い日になりました。
これも石鎚神山頂社に参拝したおかげしょうか。。。

 

尾根に薄く、虹も架かりました。 (7:22)

「 山頂より 」 (7:23)

5月7日 今日は下山
食事を済ませゆったり。
身支度して7:30下山開始。

下山途中には青空も出て、眼下に瀬戸内海も見えるようになり足取りは快調です。 (7:38)


(7:49)

「アケボノツツジ」 (8:14)

昨日、登山途中に立ち話した年配の夫婦は、アケボノツツジを楽しみに途中まで登ったんですが。。。と、
道ばたに落ちた花びらを見て残念がっていまた。


(10:06)

下山10:30でした。
乳白色の石鎚温泉で汗を流して、帰路につきました。 

 


(9-5) 秋の連休 上高地から穂高岳へ

2009年09月27日 | 北アルプスほか

平成21年9月21日 (穂高行き 1日目)

涸沢の紅葉は1~2週間後になりそうですが、シルバーウィークは穂高連峰に行く計画を盆前からたてていましたが、結局 上高地→涸沢ヒュッテ→穂高山荘の往復になりました。

19日(土曜日)に自宅を出れば良かったのに、20日の出発になってしまい渋滞に巻き込まれる事になります。
その日の夜7時に着く予定が、大阪~京都間で高速道の渋滞に巻き込まれ、9時に平湯(アカンダナ駐車場)着です。その上、なんと、ゲートの前に車が3台並んでいて、ゲートが閉まっているのです。
又も立ち往生。。。 
車の人に話を聞いてみると、真夜中の2時頃に開くとのこと。ここで、仮眠をとるしかないとあきらめ横になりました。
今日は災難続きで、疲れの溜まった1日でした。

その後も、ライトともして車が次々とやって来ます。
引き返す車、私たちの列に並んで止まる車、それぞれです。
車の中でウトウトしているうち、ゲートは2:30に開きました。どうやら、この時季は3:30始発の乗鞍行きのバスがあり、その1時間前に開くようです。

上高地行きの始発は4:50です。
車を移動した後、眠れないまま始発のバスに乗りました。

 


「上高地 ビジターセンター」


5:15頃、上高地ビジターセンターに着き、睡眠不足ですが浮き浮き気分です。
いよいよ涸沢に向かって私のシルバーウィークの始まりです。
廻りは薄暗く、ビジターセンターの明かりは周囲を照らしていますが、山並みは輪郭だけが映り見えます。


「・・・より 梓川」

6:00前になると、梓川沿いの山々に太陽の日射しが当たり、緩やかな梓川の流れも確認出来ます。 

6:20 朝焼けの宿 明神館 に着く頃には、辺りは、すっかり明るくなり青空の中にウロコ雲が、しっかり見えて来ました。


「朝焼けの宿 明神館」


明神館のベンチで隣の人に挨拶、

   私は涸沢ヒュッテまですが、時間と体力次第で穂高山荘まで足を延ばす予定です。
   どこまでですか。?

   槍ヶ岳を目指します。

   そうですか。。。
   横尾山荘までいっしょしましょうか。

   いいですよ。 そうしましょうか。


「前穂高岳」 


「横尾山荘」

明神館 6:20~ 徳沢園 7:10~ 横尾山荘 8:00 雑談して足を進めました。世間話をしながら歩くと、時間を忘れさせてくれます。
おかげさまで明神館~横尾山荘は、快適でした。
横尾山荘は、槍ヶ岳方向に向かう人、涸沢に向かう人の分岐です。


「横尾山荘前に掛かる橋」


山小屋から少し離れた場所には色とりどりのテントがいっぱい咲いています。
トイレ休憩を終え、いっしょに歩いた山人と分かれ、横尾山荘 8:20出発。

橋を渡り、道幅が狭くデコボコの登山道らしくなった山道を涸沢に向かいました。


「屏風ノ頭と涸沢のカール」

本谷橋近くになると屏風ノ頭の横に涸沢のカールが見えてきます。 


「屏風ノ頭」

快晴のなかで穂高の山にいっぱいの太陽が降り注ぎ、空の青、山の緑、夢に見た憧れの山々間近です。その思いを胸に、アップダウンのある登山道を行きます。
朝一番の出発だったのでここまでの間、下山者とすれ違った記憶がありません。
登山道を快適に順調に進みます。
日射しがきつくなり、気温が上がってきた頃、対岸で太陽を背に巖壁をよじ登るクライミングの数名の人が目に入りました。すごい!!


本谷橋 9:10着です。
揺れる本谷橋と、その少し上流に揺れない木橋が架かっています。京都の庭園に掛かる橋のようで、なかなか風流な眺めです。

天気が良く、ここまで順調にきているので、今日中に穂高山荘にたどり着けそうな思いが湧いてきます。
写真を数枚撮り、時間を気にして休憩もそこそこ、先に進みました。

本谷橋を渡り登山道が険しくなるにつれ、稜線が間近に迫ってきます。
そして、空と青と、白い雲、緑の山肌が綺麗に映り疲れを忘れさせてくれます。紅葉がピークなる1~2週間後は、もっと素晴らしいでしょう。


「横尾本谷」

谷を詰めて登り、そして下れば天狗原に行けるようです。(登山道じゃぁありませんが)


「穂高の稜線と北穂高岳」


「大キレットと南岳(右)」          ←ここクリック拡大

この当たりから、雄大な穂高連峰壁が目の前に迫り、ガレ場の草が綺麗に紅葉してしているのが分かります。


「涸沢ヒュッテから涸沢カール」 

11:00 やっと涸沢ヒュッテに到着。
雄大で圧巻の景色を眺めながら30分休憩して疲れを取り、ピッリと辛くて美味しい700円のカレーを頂きました。
12:00になりました。 さてこれから穂高山荘目指して約2時間半~3時間急登するか、涸沢ヒュッテ泊で明日奥穂高を目指すか、思案中。。。 
となりに、年輩の男性が腰を据えました。

   これからどちらへ。。。?

   穂高山荘まで登り、1泊して前穂高岳→岳沢→上高地を考えているんですが、
   始めてのコースでどうしようか迷っているんです。

   私も始めてで、そのコースを計画しているんですが、
   体力に自信がないもんで。。。

   じゃぁ、いっしょしましょうか。

   いっしょしましょう。

と言う事で、12:30 穂高山荘目指してパノラマコース~サイテングラートを3時間かけて登ることになりました。 


「正面は涸沢小屋」

涸沢カールは、色とりどりのテントの花盛りです。
話によると、昨晩は涸沢ヒュッテも穂高山荘も大繁盛で、畳み1帖に2人だったようです。やはり天候の良い連休は、山小屋も混雑します。 


「振り返れば、向こうに常念岳」


「涸沢カール」 

紅葉が始まろうとしています。
草紅葉は、最盛期です。 


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                              ←ここクリック拡大

パノラマコースが終わり、サイテングラートの急登が待ちかまえています。
気を持ち直してゆっくり登って行きます。


「草紅葉」           ←ここクリック拡大


「穂高山荘と奥穂高岳」

3:00 穂高山荘に着きました。
今日のサイテングラートの登山道は、下山の人の列と穂高山荘にアプローチする人の列が重なって、少し登っては待ち、又少し登っては待ちの状態で、なかなか自分のペースで登れないんです。
それでも、2人で山情報を交換して登ると快適もので、予定より30分早い2時間半で登ることが出来ました。
着いてびっくり。!!!
正面の奥穂高岳へのアプローチには人の列。山も連休で渋滞しているんです。

山小屋の中でくつろいでいると。槍ヶ岳から縦走してきた隣の若人が、20日は槍ヶ岳山荘から槍ヶ岳山頂に登るのに3時間待ちでしたよ。
   3時間待ちですか。! 
   そりゃたいへん。! すごい。!
19:30 食事。 21:00 就寝で明日に備えます。

今日、9月21日の時間経過
           アカンダナ駐車場バスターミナル・4:50発
           上高地ビジターセンター ・・・・・・・5:20
           朝焼けの宿 明神館 ・・・・・・・・・・6:20
           徳沢園 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7:10
           横尾山荘 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8:00~8:20
           本谷橋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9:10
           横尾本谷 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・10:00
           涸沢ヒュッテ ・・・・・・・・・・・・・・・・11:00~12:20
           岩の取り付き ・・・・・・・・・・・・・・・13:40
           穂高山荘 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・15:00
           食事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19:30
           就寝 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21:00
でした。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

平成21年9月22日 (穂高行き 2日目)

9月22日の早朝、穂高山荘はガスの中です。
畳み1帖に2人と混雑する山荘内は、熱気で暑く毛布1枚で十分でした。


「朝の穂高山荘」

4:00前に目が覚めましたが、吐き気がしてしばらく横になっていました。治らないので、山小屋のお姉さんに相談しました。
看護士さんがいて、丁寧な説明でプリペラン(メトクロプラミド)頂いて飲み、30分が経つ頃には治まりました。
相談して助かりましたねぇ。
食欲も出て食事をすませ、レインウエアを着込んで7:00前に穂高山荘を後に、天候も体調も良くないので、前穂高をあきらめて来た道を引き返すことにしました。

雨の中、写真もそこそこに下山に集中。


「横尾の橋」

横尾山荘 11:30着
ここまでたどり着けば一安心。
山荘の食堂でラーメンを頂き外に出たところ、声が掛かりました。大山でよくお目に掛かる大山の常連さんです。
今回の山歩きの情報交換を交わして、12:00横尾山荘を出ました。


「河童橋」

15:50 やっと、上高地ビジターセンター着。
着いて人の多さにびっくり。
ビジターセンターの周辺は登山者と観光客で混雑していて、バスに乗るのに1時間待ちました。疲れた体にはこたえる列の中での待ちです。
アカンダナ駐車場 5:10
高岡の娘のアパートに1晩泊まり、高速道路を順調に我が家まで帰りました。


今日、9月22日の時間経過

         穂高山荘 起床 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・4:30
                食事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・6:00
                出発 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・6:50
         涸沢ヒュッテ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8:40~9:00
         本谷橋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10:30
         横尾山荘 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11:30~12:00
         徳沢園 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13:20~13:30
         明神橋 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14:45
         上高地ビジターセンター ・・・・・・・・・・15:50着
         上高地ビジターセンター ・・・・・・・・・・16:50発
         アカンダナ駐車場バスターミナル ・・・17:10

今回のシルバーウィークは、災難続きの涸沢行きなりました。
救いは、21日の好天です。


(8-h3) 双六の花

2008年08月17日 | 北アルプスほか

2008年8月12日

・・・ 一日目 ・・・


   弓折分岐 から 双六小屋に至る 登山道脇の 花々。

 

「ミツバチグリ」

 

 

 

「キヌガサソウ」

   残雪の脇で 咲いていました。 
   高山植物の中では、大きな花です。

 

 

 「ハクサンイチゲ」

 

 

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「ハクサンイチゲ と シナノキンバイ」

 

 

 

「シナノキンバイ」

 

 

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「チングルマ」

 

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「イワギキョウ」

   イワギキョウは、花茎の先に チシマギキョウより 濃い青色の花を 1つ 斜め上向きに 付ける。
   葉は、倒卵形で縁に突起状の浅い鋸歯がある。

   イワギキョウ と チシマギキョウ の違い??です。
   葉で判断か。?

 

 

「ヨツバシオガマ」

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(8-h4) 三俣蓮華の花

2008年08月17日 | 北アルプスほか

2008年8月13日

・・・ 二日目 ・・・

   双六岳中道 ~ 三俣蓮華岳 に咲く 花々。

 

 

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 「ミヤマダイコンソウ ?」

    どんな葉だったか覚えてないので 名は ? です。


 

「チングルマ」

 

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「チングルマ」

   綿毛に 朝露が付き、太陽の陽が 当たって 宝石のように キラキラ 輝いていました。

 

 

「アオノツガザクラ」

    少し 咲いています。
   アオノツガザクラ? コツガザクラ?
      アオノツガザクラの花は、壺型で 白に みどりが少し混じって クリーム色。
      コツガザクラは、釣り鐘型で アオノツガザクラ と ツガザクラの 中間。
   はたして、どっち ???

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「ヨツバシオガマ」

 

 

「ウサギギク」

 

 

 

「タカネウスユキソウ? と チングルマ」

 

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 「チングルマ」

 

 

「ヨツバシオガマ」

  

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「ミヤマリンドウ」

   タテヤマリンドウ ?
   
今日の午前中、良い天気恵まれ 花の写真を 沢山撮りました。

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(8-h5) ガスの中 弓折分岐の花

2008年08月17日 | 北アルプスほか

2008年8月14日

・・・ 三日目 ・・・

   下山時は、ガスの中。

   花は、しっとり。

 

 

 

「ウメバチソウ」

 

 

「トリカブト」

 

 

「イワギキョウ」

 

 

「ラショウモンカズラ ?」

9月7日追加コメント
      四季の山野草で 検索しました。

      花の形、葉の形や付き具合は ラショウモンカズラの花に 似ていますが、
      カズラではなく 草ですから。 ミソガワソウですねぇ。


      
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(8-3) 新穂高~三俣蓮華岳(その1)

2008年08月16日 | 北アルプスほか

200年8月12日


   高山植物の花咲く、8月始めの 北アルプスの行きを 以前から思って、
   なかなか計画出来ないでいました。
   今年、思い切ってチャレンジしました。

   山小屋 2泊で、ピストンの山行きのコースは少なくて、  

     1日目(8月12日)・・・新穂高温泉(5:30) → わさび平小屋 → 鏡平山荘(11:30>12:30) → 弓折分岐 →  双六小屋(15:00)

     2日目(8月13日)・・・双六小屋(5:00) → 双六岳中道ルート → 三俣蓮華岳(7:00) → 三俣山荘(9:00) → 鷲羽岳(11:00) → 三俣山荘 (12:30>13:30)→ 双六岳稜線ルート → 双六小屋(17:00)

     3日目(8月14日)・・・双六小屋(6:00) → 弓折岳(7:30) → 秩父平 → 笠新道(10:30>11:00) →     新穂高温泉(15:30)

   で計画しました。

   鳥取から新穂高温泉は、高速道路使って 8時間~9時間を 予定し、
   前日、11日の夕方 6時30分頃に 新穂高の無料駐車場に着いて、
   警備員に 駐車の空きがあるか 聞きました。
      OKです。
   10日は満車だったようですが、 今日は ラッキー 新穂高バス停寄りの場所に 駐車出来ました。

   夕食事の準備が 出来て OKと。
   近くで シートを広げて 食事をしていた 2人から 声が掛かり、「いっしょにどうですか。」
   はいはい、いいですか と言うことで。。。
   話が弾んで、お酒と、山の情報を頂きました。
   一人は、18日間 山小屋アルバイトの人で 、今日、双六から下山にて
   焼ヶ岳に 明日 向かうと言うこと。

・・・ 1日目 ・・・
  
   12日 4時半に 目が覚め、簡単な食事を取り 足の体操をして 身支度しザックを背負い
   新鮮な気分で 5時30分に 駐車所を出発。

   まずは、休憩なしで てくてく 「わさび平小屋」まで 平坦な登山道を ゆっくり歩きます。




「わさび平小屋」  (6:40) 

 

   休み明けでしょうか、山に向かって 歩いている人は 2・3人です。
   山小屋も 静かです。


 

「秩父沢に架かる橋」 (7:45)

 

   歩き始めて 2時間少し、写真を撮りながら 長めの休憩を 取りました。
   ここから先、登山道は 道幅が狭く 登り坂になります。 

 

 

「シシウドガ原→鏡平 より 大ノマ岳」 (9:00)

 

   登山道を ヒザを持ち上げ 登って来ると、
   山が近くなり 笠ヶ岳に 向かう稜線が迫って来て 天気も気分も 快晴です。。。  
   よし、よし。

 

 

「鏡平近くより 抜戸岳?笠ヶ岳?」 (10:10)

 

   鏡平の平地に出て 後ろを 振り返ると、
   笠ヶ岳の稜線が 青空の中に クッキリと 浮いています。

 

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「鏡平池に写る槍ヶ岳」 (10:15)  

 

   雑誌によく載る 池に写る槍ヶ岳の 撮影ポイントで 撮りました。

 

 

「鏡平山荘」 (10:15~11:00)

 

   登り始めから 5時間半。ほぼ予定通りの行程です。
   鏡平山荘で、昼食カレーライスです。
   おなかいっぱいになり 45分 休憩しました。

 

 

「鏡平と双六小屋方向の尾根」 (10:15)

 

   これから向かって 登って行く 尾根です。(ひょとして、別の尾根(西鎌尾根)では?)
   1時間程度、急登りに なってきます。

 

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「弓折岳分岐 手前の登りで見える 槍ヶ岳と鏡平池」 (11:30)

 

   槍ヶ岳が 目の前に見え、鏡平山荘と池は 眼下です。
   登ってきた 実感を感ながら もう少しで 弓折岳分岐なります。
   弓折岳分岐から 双六小屋に向かう 登山道は、急登りはありませんが 
   双六小屋まで けっこう時間が かかりました。

 

 

「弓折岳分岐→双六小屋  雪渓とお花畑」 (12:30)

 

   尾根向こう 左下に、双六小屋があります。
   双六小屋は あと少し。それでも あと 1時間です。
   ゆるい 下り坂を 行きます。

 

 

「双六小屋  と 正面の鷲羽岳」 (13:00)

 

   やっと、双六小屋が 見えてきました。
   やれやれ ほっと 安心感。
   目的地が 間近に 見えて来ると 安心しますね。。。

 

 

「双六小屋  と テント場」 (13:40)

 

   左に双六岳、右に樅沢岳 その裾の中に 双六小屋があります。
   2時着。 今日、初日の総時間は 8時間30分。
   以前、この登山道を 登っている為か、少し 余裕が有ります。 

   思ったより、宿泊者が 少なくて 1人1帖です。
   お盆に来た時は、2帖に3人で 身動きがとれない状態で 眠ったので 嬉しい限りです。
   夕食と朝食の食券をもらって、宿泊の手続きを終え、
   5時の食事まで 部屋で 山情報の交換です。

   しばらくして、山小屋のアルバイトさんが 「・・・さんいらっしゃますか。」
   私のことです。
   食堂に 忘れ物が。。。 
   ??? 私 忘れた 記憶がないのです。
   アルバイトさん・・・ 財布を お忘れでは。
   やっと、気づきました。 テーブルの下に 置いたまま 部屋に もどっていたのです。
   財布の中に 健康保険証を 入れてたので 持ち主が分かって 届けてくれました。
   なくなっていたら、ショックで 気分が ブルー だったことでしょう。
   拾って 届けてくれた方に 感謝です。

 

 

「双六岳東斜面  と 積乱雲」 (16:20)

 

 

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「西光線と筋雲 双六岳のシルエット」 (16:15) 



   明日は、今回のメイン。
   三俣蓮華岳~三俣山荘~鷲羽岳~双六小屋の 行程11時間の 長丁場です。
   4時00分起床 4時30分朝食、5時00分出発 予定で、
   7時前には 就寝してたようです。

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(8-4) 新穂高~三俣蓮華岳(その2)

2008年08月16日 | 北アルプスほか

2008年8月13日


・・・ 二日目 ・・・

   朝3時半に 目が覚め、30分ほど 布団の中で ゴロゴロしていました。
   昨晩は、雨が 山小屋の屋根をたたく 音がしましたが、今日の 天気はどうかな。
   4時半の朝食前に、食堂の前には 行列ができています。
   山の朝は 早く、皆 夜明け前の 暗い内から 身支度に ゴソゴソ してます。
   出発の 早い人は、ヘッドランプを着け 暗い中 歩き出します。
   朝食は、途中で摂る のでしょうか。?
   食事をすませ、5時前に 少し 明るくなり さて 出発です。


 

「日の出前の 朝焼け」 (4:50)

 

   双六小屋の テラスで 摂りました。
   昨晩の雨は 上がり、青空です。
   楽しい 1日に なりそうです。

 

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「双六小屋の 日の出」 (5:05)

 

   日の出です。
   小屋のテラスは、日の出を見ようと 食事を済ませた人たちが 集まっています。
   私は、ザックを背負って 双六岳の中道に向かって 少し 登っています。



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「双六岳の中道で 朝靄の表銀座縦走コースか?」 (6:00)



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「バックの槍ヶ岳と手前の樅沢岳」 (6:00)

 

   12日に 登って来た、 鏡平と 小池新道は 雲海の中です。

 

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「双六岳の山腹に 残る残雪」 (6:10)

 

 

「三俣蓮華岳」 (6:40)

 

   花 いっぱいの 双六岳の中道も そろそろ 終わりです。
   青空の中 朝陽に輝く 花の写真を いっぱい撮りました。



 

「三俣蓮華岳 近くから 黒部五郎岳のカール」 (7:20)

 

   何時か 行ってみたい 黒部五郎岳の カールです。





「三俣蓮華岳 近くから 双六岳方向と 遠くに笠ヶ岳」 (7:40)


 

 

「三俣蓮華岳山頂 から見る 鷲羽岳」 (8:30)

 

 

「三俣蓮華岳の下り 黒部五郎岳のカール」 (8:40)

 

   三俣蓮華岳で 少し休憩して、北側の尾根を三俣山荘に 向かって 下ります。
   西側を見ると、黒部五郎岳の 雄大な姿が、目の前に 迫って来ます。



 

「祖父岳と バックの水晶岳」 (8:40)

 

   三俣蓮華岳から 北側を見ています。


 

「三俣蓮華岳の お花畑」 (8:50)

 

   白い花は、ハクサンイチゲ。 黄色い花は、シナノキンバイです。




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「三俣蓮華岳の お花畑(ハクサンイチゲ)」 (9:00)

 

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「三俣蓮華岳を 振り返って」 (9:30)

 

   花の写真を 夢中で 撮っていて、ここまで けっこう 時間を費やしました。
   三俣山荘まで もう少しです。
   飛行機雲の 一筋が、 青い空に 印象的に 映りました。

   三俣山荘 10時30分着で 長めの 休憩。
   体力と時間に不安があり、鷲羽岳に登るか迷っています。
   トイレ・水分補給と、 登山者から 鷲羽岳の情報収集です。
   登り1時間半、 下り1時間 のようです。

   11時00分 意を決して 登ります。

    



「鷲羽岳の8合目か? 眼下に三俣山荘」 (11:40)

 

   高度感があります。
   大学ワンダーフォーゲル部の 後を追っての 直登でした。
   はぁ、はぁ、で疲労大・・・

 

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「鷲羽岳の9合目か? 眼下に鷲羽池」 (11:50)

 

 

「鷲羽岳山頂から 水晶岳への尾根」 (12:00)

 

   三俣山荘出発から 1時間00分、コースタイムより 30分も早い 山頂着でした。
   山頂で 写真を撮っていると、別の大学ワンダーフォーゲル部が
   雲の平~ワリモ岳経由で この方向から登って来ました。


 

「鷲羽池 と 槍ヶ岳」 (12:30)

 

   山頂で30分弱休憩し 下山です。
   下山を始めて すぐ、 山頂では 隠れていた 槍ヶ岳が 鷲羽池の上に 顔を出し、1枚撮りました。
   鷲羽池の廻りに 残雪の ある時期が 絶景とのこと。



 

「三俣山荘 出発 バックは鷲羽岳」 (13:00)

 

   後から思えば、鷲羽岳で体力を 相当消耗したのです。
   三俣山荘からの 引き返しが たいへん苦しくて、ガスの中
   息絶え絶え やっとの思いで 双六小屋に 着きました。 
   巻道ルート分岐 14時30分、 双六小屋着で 16時を廻っていました。
   総行動時間は、11時間の 長丁場で くたくた です。

   13日の双六小屋 宿泊は、お盆休みのため 登山者が多くて 混雑し、
   別館に案内されました。
   本館は2帖に3人の状態です。
   遅く着いて、混雑しない 別館はラッキーです。

   着いてから体調が思わしくなく、食欲無く吐き気があり、
   4時半の食事はお茶漬けご飯でいっぱいです。
   吐き気が治まりそうにないので、富山大学の診療所のお世話になり薬を頂きました。
   体温37.1℃、血液中の酸素が少ない。。頭痛があればもう一度きてください。
   高山病の可能性示唆かな。?
   大学1年のクラブ合宿で 疲れに疲れて、 食欲無く 吐き気がした 経験があったので。
   吐き気止め だけ 頂きました。

   吐き気が止まり、18時 ぐっすり 就寝です。


(8-5) 新穂高~三俣蓮華岳(その3)

2008年08月16日 | 北アルプスほか

2008年8月14日


・・・ 3日目 ・・・

   下山の日です。

   4時30分起床。
   昨日の 吐き気は無く 食欲有り 体調良しで、
   5時15分の 朝食は 十分に とることが出来ました。
   今日は、ゆったりして 下山する事にします。

   前日の体調不良と 悪天候を思うと、コース変更です。
   笠新道利用の下山を 取り止め、登ってきた 登山道を下ります。

   6時15分 お世話になった 診療所に 体調快復の報告をして、双六小屋を 出発。
   朝から ガスが立ちこめ 視界が悪く、レインウエアー覚悟の 下山となりました。


   下山途中の 7時頃、らくらく山歩会の 会長さんに 偶然 出会って
   しばし、登山道脇で立ち話。
     「昨晩は鏡平山荘泊で、 今日14日は 三俣山荘泊。
                     それから 水晶岳に向かって 行きます。」
   私も 山歩きを報告し お互いの安全を確認して 分かれました。



 

 

「ガスの中 鏡平小屋」 (8:15)

 

   三俣山荘で ケーキを買っていた、鏡平小屋のバイト山娘さんに
   ここの カキ氷が おいしいと 薦めがありました。
   しかし、今日は、ガスが掛かり 寒くて すみません。。。


 

 

「雪の残る 秩父沢で 一休み」 (10:00)

 

 

「わさび平小屋」 (11:20~12:00)

 

   お腹が 空きました。
   いけすの 新鮮なトマトが 目にとまり、 ビタミン補給。
   200円で 一番大きいのを選んで 頂きました。

   昼食は、新穂高に着いてからにします。
   1時間程度で 着きます。

   後、15分のところで、雨。 
   もう少し待ってくれ。
   しかし、大粒の雨が。。。
   レインウエアーを 着込んで 歩きます。

   13時15分 新穂高バス停着。
   総行動時間は、7時間
   今日は、昨日に比べ 楽な 1日になりました。

   バスセンターで
食事を取り、駐車場へ。
   そして、着替えなしで 駐車場から5分。
   2時30分 ひがくの湯で 温泉に入り、仮眠して 16時 岐路に着きました。

   東海北陸自動車道は、郡上八幡まで 20kmの停滞。
   (14日今晩、郡上八幡は祭りがあります。 情報不足でした。)
   疲れた体は、まいった、まいった。

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