群青色の空と

遠くから眺めても、近くに寄っても美しい伯耆大山です。ゆっくり登れば出会いと感動があります。

(5-4) 宝珠山から阿弥陀滝に下る

2016年05月23日 | 大山と自然

平成28年5月22日 宝珠山から阿弥陀滝に下る

昨年の秋に、川床から阿弥陀滝そして宝珠尾根に出て中ノ原スキー場に出るコースを計画し、阿弥陀滝を越す場所が見つからずにリタイヤしました。
今回、逆コースで初挑戦です。
元谷の作業道を登り、途中で左に折れて中ノ原スキー場に出ます。上ノ原スキー場リフト終点までスキー場の草原のキツイ登りでした。
それから右脇の樹林入ります。
マイナーな登山コースなので静かで寂しい登山になったなと思いつつ樹林帯の登山道を宝珠山を目指して登っていると、高校生のグループが次々と下って来ました。
宝珠山に着き宝珠尾根をしばらく歩くと、赤いテープが小枝に付いていました。GPSで確認すると、これが阿弥陀滝に入るコースの目印の様です。
ゆっくりと下っているといつの間にか足跡がなくなりました。またGPSで確認、登山道を外れ下ってしまったようです。
斜めに登り返しやっと足跡にたどり着きました。これで一安心、倒木が登山道路を分かりにくくしています。
倒木に出くわすと足跡探ししてキョロキョロ、赤いテープたよりに進みました。

足跡と所々に着いている目印の赤いテープたよりにゆっくりと下っていると視界が開けました。
ブナ林隙間から三鈷峰が見えます。それから、北壁の上部も見えました。


せせらぎの音も谷の下の方から聞こえ阿弥陀滝が近くになったようです。
すべり落ちそうな斜面を足下固めて進むと、足跡が急な尾根を下っています。
足跡に沿って延々と下って入るうちに、左側にガレた谷が現れました。これって昨年の秋に登山道探して登った阿弥陀滝脇の谷だわ。。。

11:15分 やと、たどり着いた阿弥陀滝です。
少し早いがここで昼休憩としました。

帰路は川床まで清流三昧になりました。
川床に着き、車道を歩いて帰るのもおもしろくないと思い近道するつもりでGPS頼りに山道歩きしました。
これが間違い、GPSの登山道に沿って歩いているのですが入る場所が違っていたのか途中で登山道らしき足跡が消えてしまい四苦八苦しました。登山道が変わってたようです。
2時には出発点に戻れると思っていたのが、2度迷って予定より1時間半オーバーの3時半でした。
暑さもあって疲れきってしまいました。


(5-3) 新緑の一ノ沢を登る

2016年05月16日 | 大山と自然

平成28年5月14日   新緑の一ノ沢を登る

体力温存も考えておかないと日曜日の百姓仕事が辛いので、二ノ沢に入り南壁に沿って一ノ沢をウロウロするかなと。
この日の予定を思い浮かべながら大山環状道路を走らせ三ノ沢を過ぎる頃、一ノ沢に掛かっていた低いガスがとれて大山の尾根がクッキリ青空に浮かんで見えて来ました。
明日は明日になって考えるとして、今日は今日で一ノ沢を登りで充実しといて横手道を帰るか。。。
自問自答して一ノ沢登りになりました。

蛇行しながら登って来た新緑の冶山作業道は視野が広がりタケノコ岩が正面に顔を出して終点となります。
歩き始めて30分になります。
一ノ沢の作業道終点まで約2000歩、平地で人の1歩が50cm~60cm、山道だから半分25cmと考えると0.25×2000=500mかな。。。
山道のタイム(500mで30分)計算に合致しています。

藪小木が迫ってくる急登りが続きます。息絶え絶え胸ドキドキ、今日もキツイ山登り。。。
うっとりする様な景色が見たくて延々と登ります。

藪小木が無くなり次は苔と草の斜面の急登りが待ち構えています。
低い雲の上に出て来ました。
少し、雲海。。。もっと雲の拡がりがほしいなあ。。。

前に3人、後に2人、今日の一ノ沢です。
後ろの彼らは、大山寺から横手道を歩いて来たと言っていました。

11時前に大山弥山山頂付きました。
弥山時間には少し早いのか、思っていたより登山者少ない。
山小屋で、食事していると外が騒がしくなってきました。
笑顔でまだまだ余力のある子、ぐったりして余裕のない子、テンションの高い先生の掛け声。
恒例となっている中学生の大山登山でした。

 

 

 山シャクヤクが咲いていました。虫食いで白い花弁がガタガタです。

スミレはあちこちにたくさん咲いているから興味がなくて、寄ってマクロで撮るのは初めてになります。
それなりに綺麗に撮ることが出来た様に思えます。

 


(5-2) キリン峠から槍尾根縦走(その2)

2016年05月05日 | 大山と自然

平成28年5月1日   キリン峠から槍尾根縦走(その2)

11時を過ぎた。腰を上げ1692を出発する。
天狗ヶ峰に登り剣ヶ峰まで約30分、剣ヶ峰でお昼ちょうど良い時間だ。
3人が思い思いに先行していく。

切り立った稜線を歩き剣ヶ峰を目指す。

崩れ落ちそうな部分や不安定な場所が数カ所あった。
残雪も北斜面に残っている。

南壁の下に三ノ沢の大ガレが拡がる。帰路は槍沢を下りこの大ガレに入る。
車はこの下流の大山環状道路脇の文殊堂駐車場に置いている。 

北側に三鈷峰、そして日本海が拡がる。

西側の弥山には登山者の姿が見える。今日は登山日和、その数がだんだんと増えてきた。

おにきりを食べ、情報交換をして時を過ごした。1時前である。
三ノ沢を目指し下山を始める。

槍沢の急斜面、槍ヶ峰そして1692がそびえる。
6月に入るとピンク色のイワカガミと白色のツガザクラのコラボが素晴らしい場所である。

槍沢の斜面にダイセンキスミレが咲いていた。
たくさんの山シャクヤクがつぼみを付けていた。6月が楽しみである。

三ノ沢の大ガレの最上部に残雪が残っている。その残雪を転ばないように注意して靴スキーで下った。
振り返るとその足跡が白く残っている。

大堰堤近くから見える大山南壁は、その岩壁と稜線を境に群青色の青空。圧巻である。

山桜と南壁、何回も撮るが上手く納まらない。広角レンズを持って来れば全体をカバー出来たであろう。

サンカヨウの花、谷間の雪が融けると真っ先に大きな葉に包まれる様に咲く。

3時近く、三ノ沢に架かる橋が見えた。
今日の登山は終わりを向かえる。文殊堂駐車所はすぐ側だ。

 


(5-1) キリン峠から槍尾根縦走(その1)

2016年05月04日 | 大山と自然

平成28年5月1日  キリン峠から槍尾根縦走(その1)

5時半、朝早く目覚めた。寝る前に山行きの身支度を調えていたので6:15分に自宅を出た。
今日も快晴である。蒜山を通り抜け鏡ヶ成から大山環状道路に入る。
青空と山麓の新緑の中に大山が浮んでいる。

朝7:30分頃の大山環状道路
木谷のブナ林、枝が延び道路に覆い被さり緑のトンネルになっている。
新緑が柔らかく写る。

文殊堂に車を置き文鳥水から木谷に入ってキリン峠に登り槍尾根を縦走するには絶好の日である。
文殊走に車を置くと早速に次の車が入ってくる。
何時ものメンバーだ。後追いする事になるが、いっしょして同じコースたどる事になった。

 クロモジの花のようであるがよくわからない。

スミレの花である。
種類がたくさんあり勉強不足ではっきりした名前はさだかではでない。

木谷を詰めキリン峠間近になると新緑が少なくなり芽吹きが始まったころの風景になる。
このガレ場からの急登りはキリンの草付きまで20~30分かかる。

谷の一部に雪が残っている。この谷をそれて左の草付きを登り頂点の白看板を目指す。
草付きに出ると強い風が吹いていた。

写真撮りに霧中になり帽子の固定を忘れていた。飛ばされて、拾いに手間取っていた。
常連さんが上部で一息中。斜面に浮き出る良いアングルである。
これから、3人の後を追ってその登山風景を撮って行くことになる。

やっとキリンを登り、槍尾根の核心部に入った。
彼ら常連さんたちは白いポール(白看板)に向かって、このぼろぼろの岩場をくねくね登るのである。
私はその出で立ちを下からカメラ目線でのぞき込んでいる。

 

白看板まで登って一安心、振り返ると蒜山をバックに烏ヶ山の頭がそびえている。
新緑の進み具合が良く分かる。尾根歩きのすばらしさも満喫することが出来る。

これからの槍尾根の稜線歩きは素晴らしい景色が拡がって来る。
大山登山で私が一番好きなルートである。たぶん彼らもそう思っていることであろう。

 

槍ヶ峰の左脇に剣ヶ峰、その頂上の碑がはっきり見えてきた。

素晴らしい槍尾根をゆっくりゆったり眺めている間に遅くなってしまった。
槍先に近づく常連さんたちの姿も遠くになった。

槍先を少し下り、左に巻きながらまた登れば何時もの一息休憩場所1692である。
1692へは15分もかからない。
足が重い、水分不足とエネルギー不足か。?

1692から見る剣ヶ峰と弥山に続く尾根、南壁はそぎ落とされたように切り立っている。
ここで休憩、エネルギー補給に行動食のパンを食べる。水分もコンビニで買ったウーロン茶でたっぷり補給した。
登山者が三ノ沢から1人2人と登ってくる。

1692でゆったりして足のだるさが取れたので天狗ヶ峰から剣ヶ峰に向かう。
   (その2)に続く


(4-5) 野花あれこれ

2016年05月03日 | 雑記、徒然に

平成28年4月30日   野花あれこれ

休日の29日に祭日出勤、30日は3時に仕事を終わり5月1日を振り替え休日にして5日まで連休です。
みどり豊かな農村にはこの時期いろんな野花が咲きます。
明日の山行きはどこにしようか。。。と思案しながら家の廻りをカメラ片手にウロウロ。

 庭に植えてあった花の種が畦に拡散して野花状態です。

トラクターで田圃を荒お越しする前にスミレの納め撮り。。。
畦の草刈りもしなくては。
荒お越しを2日に終え、草刈りは草が柔らかくなる雨上がりて刈りやすい。雨の翌日ねらいでいこう。1日中の草刈は体力気力が続かないので半日づつで2日間の予定。
良い天気でも気分は忙しいく心は少し重い。
山行き先行で百姓はその次かな。

たぶん ウマノアシダカ

 カラスマメ

 細長い茎に小さい花がです。???

モンキチョウが飛んでいました。レンズをいやがって逃げてしましました。
この蝶(蛾?)はレンズを近づけてもじっとしていたのでバッチリ撮れました。

 


ブロク村

にほんブログ村 地域生活ブログ 鳥取情報へ にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村