美大受験クラス(京都芸大専科)の国公立対策レッスン課題は「与えられたキャンディーから自由に発想し、色彩による画面をつくりなさい。」(四つ切画用紙/3時間)です。
1980年度京都市立芸術大学の色彩課題を出題しました。⇨『京芸過去問』
モチーフ構成はこれまで「みかん」や「かぼちゃ」など近年の過去問で対策をしてきましたが、さらに遡って40年近く前の問題にチャレンジです。
今回はデザイン的要素の強いモチーフでしたので、ポスターデザインなどを意識すると制作しやすくなると思います。
ポスターとはイベントの告知や製品の紹介など「見る」ことによってスムーズに情報を宣伝してくれる広告媒体です。
チラシが読む広告だとしたら、ポスターは見る広告と言えます。ですから「このキャンディー購入してみようかな。」と思わせるような印象を与える必要があります。
また主題を目立たせること、配色を工夫することなどポスターデザインにはコツやテクニックが山のようにあります。
今回のモチーフに使用したチュパチャプスのロゴは色鮮やかでとても印象的ですよね。
実はこのロゴデザインの原型はシュルレアリスムで有名なサルバドール・ダリ氏が作ったものなのです。
なんて。当然みんな知っていますよね。