(関東美大志望者デッサン/模写)
5月1日。早いもので新年度が始まって1ヶ月が経ちました。
今年度は例年以上に新入会者が多く、5月も体験や説明会の予約が殺到しています。
最近は対策レッスンに参加希望の生徒も急増中のため、準備したモチーフや材料が足りない事態が起こっており、内容が多少変更になることもしばしば。変更になった課題はまた後日通常レッスンで行いますのでご了承ください。
昨年度は人数が増えた夏頃から受験コースの対策レッスンを2グループに分けて講評を行っておりましたが、今年度は4月から基礎、受験コース共にすでに2グループに分けての講評が始まっています。有難いことに人数はどの学年も過去最高です。
(基礎コースの対策レッスンは今年度から講師になったN先生が実技指導)
さて本日は模写について。
現在、関東美大志望の生徒を中心に模写をしてもらっています。
模写とは、他者の作品を忠実に写し取ることで、作者の意図を理解したり、技術を盗むことです。 模写は美術を学ぶうえで必要な練習法です。
表現技法や技術を真似することで、自身の絵を描く技術を上達させることもできます。構図のバランス、配色、描き込みの仕方など優れた作品から学ぶことは沢山あります。
今回は勉強の一環として練習しましたが、入試本番では過去に高得点を取った作品や有名作家の作品をそのまま制作すると点数が伸びない傾向にあります。
出題者が求めているのは過去の高得点作品ではなく、『今までに見たことがないあなた自身が考えた優れた作品です。』
そのため模写➡︎オリジナルに移行して自分にしか描けない作品制作を目指しましょう。
(関東美大志望者色彩/模写)