(京都市立芸術大学志望の受験生作品)
5月上旬。1月の共通テスト終了後から4月の新入会ラッシュまで目まぐるしく忙しい日々が続いておりましたが、久しぶりに休みを取ることができました。丸1日休みは実に4ヶ月ぶりです。
アトリエ伊丹を開校してから4月で14年目になりました。開校当初の生徒は既に30代に突入し、バリバリ社会人として仕事をこなしています。そう考えると時間の過ぎるのがとても早く感じます。
ホームページやブログなどを端から見たら、アトリエ伊丹は人数も多く順調だと感じる方もいるかもしれませんが、その背景には凄絶な努力や言い知れない苦労を山のようにしています。
うまくいくこともあれば、うまくいかないこともあります。どちらかと言えば思い通りにいかない方が圧倒的に多いです。
昨年度の受験結果もそうです。合格者数や合格率だけを見れば良い結果でした。
ですが合格できる十分な努力をしてきた生徒を合格に導くことが出来なかったことは当校として重い責任があります。昨年度の受験結果に関しては本当に悔しいの一言に尽きます。この結果を糧にして今年度以降も頑張っていきたいと思います。
(京都市立芸術大学志望の受験生作品)
昨年度、京都市立芸術大学に現役合格したMさんが合格者の声で語ってくれた言葉が印象的だったので紹介します。(Mさんは丸3年間姫路市から片道2時間をかけて通学してくれていました。)
『受験生の皆さんに伝えたいのは、作品作りへの誇りを持ち、かつプライドは捨てることです。一つ一つの作品を自分の一番の作品にしようという誇りを持ちながら、自分の足りないところを甘受し人の技を盗んだり真似をしたりする貪欲さ、柔軟さを持つことが合格に繋がると思います。』
他にも受験生の心に刺さる言葉や参考になる内容も沢山あるので、是非合格者の声に一度目を通してください。
僕自身もこれからも一層の努力をしてより良い教室作りを目指していきたいと思います。新年度から入会した皆さんこれからどうぞ宜しくお願いします。
(京都市立芸術大学志望の受験生作品)