あたぴぃのらくがきちょう Online

わりと徒然なるあたぴぃの日記。細かい情報ブログは目指してません、ご了承くださいませ。

極端から極端に走る国

2015-07-07 23:01:08 | その他いろいろ
日本のことですが。まあとりあえず読まれい。

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「ある価値観に基づいた社会が崩壊」したときに
「新しい社会がかつての社会を全否定する」傾向がある気がします、この国。

明治維新の後に廃仏毀釈騒ぎがあったとか。

太平洋戦争後に無防備中立的な主張が増えてきたりとか。

それに限らないのですがいくつか類似例はあるはず。

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「過去の社会でもこの部分は良かったから拾う」という考え方が薄いんですよ。

過去の社会に大きな問題があったから崩壊した、のは、いいんですが、
「過去の社会のすべてが大きな問題だった」わけではないはず、です。
この部分は引き継いでよい、ここは捨てる、みたいな判断はあり得るはず。
なのに崩壊前の状況を全部破棄しようとする傾向が見られるんですよ…。

教育という概念がある理由、として、非常に大きなものに
「先人が得た知識をスムーズに吸収してより先の研究を進めるため」と、
過去を活用すると未来がよりよくなるとの考え方があります。
この考え方はおそらくあらゆる物事に応用が効きそうなところ。

…せっかく土台があったのに全捨てですか。

土台の質を見極める必要はあります。おかしい部分があったはずですから。
ただ、見極めた上で再利用できる土台は使う方が後々便利なはずです。
「とりあえず捨てる」という行為はかなり勿体ない気がしております。

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そういう意味合いでこの国かなりヒステリック。そして損してる予感。
「失脚すると捨てられるので全力でしがみつく」とかになると
さらにダーク度増しますがその辺はさすがに別の話かな。

使えるモノは使いましょう。部品取りもよいものですよ。