ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

Bunty aur Babli

2007年04月28日 | 映画

 アビシェーク・バッチャン、ラーニー・ムカルジー主演のコメディー。サブにアビシェークのパパ、"Big B"こと、アミターブ・バッチャン、特別ゲストとして、先日、アビシェークと結婚したアイシュワリヤー・ラーイが出演しています。

 

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 小さな田舎町で、鉄道の切符係をしている父親を持つラケーシュ(アビシェーク・バッチャン)は、常々、自分はビッグな人間になりたいと思っていた。ビライやターター(ともに、インドの有名な財閥)のようなビッグ・ビジネスをする人間に。

 ラケーシュの父親は、そんなラケーシュに、もっと現実的になれ、とりあえず、鉄道の切符係の面接を受けてこい、と言うのだったが、ラケーシュは、切符係で一生終わりたくないと思い、家出する。

 ヴィンミー(ラーニー・ムカルジー)もまた、小さな町で、ミス・インディアに出て、トップモデルになることを夢見ていた。もう嫁に行く年頃なのに、夢みたいなことばかり言う娘に、両親はお見合いを設定する。お見合いしてしまえば、すぐにでも結婚させられそうな状況に絶望して、ヴィンミーも家を出てしまう。

 ラケーシュは、ある会社の支店に、自信満々で、プランを持っていったが、断られてしまう。 ミス・インディアの応募に行ったヴィンミーも、締め切り後ということで、会場にも入れてもらえない。家出をしてまでかなえたかった夢だったが、あっさりと破れてしまい、行く先がないまま、ふたりは駅のホームで途方に暮れる。

 「あの、…トイレまでついてきてくれない?ホームの先にあるんだけど、暗くて恐いの」お嬢さん育ちのヴィンミーが、ホームにいたラケーシュに話しかけた。

 ふたりはお互いの夢を語り合う。そうだ、この町でダメなら、もっと大きい町で試してみたら?ムンバイとか。でも、ムンバイまで行く旅費はどうする?

 旅費を稼ぐために、2人は「バンティ&バブリー」という名前で、詐欺をするようになる。いろいろな扮装で、いろいろな設定で、金持ちを騙しながら、貧しい人にお金を渡す「バンティー&バブリー」は、しだいに有名になっていく…

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 と、このへんまでが前半。アミターブ・バッチャンは、後半、2人を追いかける警官役で登場します。

 21~22歳役のラーニーは、に子供のようにワンワン泣いたりしてはじけています。インド版ヘレンケラー、「Black」で、聾唖者を演じた女優と同じ人とは思えません。小さい体で元気いっぱい、ハツラツ。アビシェークとラーニーの身長差は、アビシェークのパパ、アミターブと、ママのジャヤー・バッチャンのようです。

 途中、ゲスト出演して、1曲、印象的な曲を踊るアイシュとは対照的。アイシュワリヤーは、踊りもうまくて、さすがにみせます。

 アイシュの手足も長いけど、アビシェーク、アミターブ親子の脚も長いですね~!!特に、今回、アミターブは、ジーンズ姿が多いのですが、60歳過ぎても、スラリと長くて、おしりも上がっています。さすがだわ。

 ボニー&クライド(「俺たちに明日はない」)の、パクリだという話ですが、凶悪犯じゃなくて、義賊的な詐欺で、ヤシュ・チョープラー・プロヂュースにありがちなハッピー・エンド。これはこれでいいのだ!


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