インド人は占いが好きです。好きというより信じている、信じているというより、日常生活にふつうにとりいれている情報?
インド人といっても、私の知り合いのほとんどはヒンドゥー教徒ですが、この人たちはみんな占いにとても興味を持っています。
ヒンドゥー教徒は、生まれると、生まれた日時と場所をもとに計算した、「ジャナムパトリー」という、ホロスコープを作成するようです。生まれた月や日によって、どの音で始まる名前にするか決めたりしています。最も重要なのは、結婚相手を決めるときで、お互いのジャナムパトリーを照らし合わせて、あまりにも相性が悪いと、他の条件には問題がなくても、ご破算になることが、よくあります。
インド人の男の人は、よく大きな石のついた指輪を(時にはいくつも)つけていますが、あれも、占いの結果によるものが多いのです。インドの宝石屋で、何か、特に指輪を探していると、誕生日をよく聞かれます。
「あなたの健康には、右手のこの指に青い石、仕事のためには、左手のこの指に赤い石」なんていう感じで、勧めてくれます。
インドでは星占いが1番人気があるようですが、手相見も多い。20年前にアーメダバードに行った時には、駅の周辺に、何人もの手相見がいました。
占いもいろいろあります。姓名判断とか、九星占い、風水、おみくじ、などなど…。どの占いも同じ結果がでるとは限らないし、(とても信じられない!)という結果も出ることもあるので、結果はあまり気にしていませんでした。…というか、いい結果しか、覚えないようにしているというか(^^)。
以前、インドでコンピューター占いをしたことがあります。生年月日&出生時間、出生地を入れて、計算してもらいました。ケチって、解説ナシのパターンを選んだので、ホロスコープは細か~いものができたけど、読み方がわかりません。それにしても、インドで、日本の○○県、○○郡まで載っている地図帳を見たのは、あそこが最初で最後だったなぁ…。
インド人が言うには、「占いは天気予報と同じ。雨が降りそうなら、傘、持っていくでしょ?降らなかったら、降らなかったでもいいし」
うーん、なるほどねぇ。じゃ、ちょっと見てもらおうかな?と、思って出かけたのが、中野にある『占いの館 Lamp』。知人の口コミです。
Lampで見てくださったのは、タロット占いの碧(みどり)先生。人気があるらしく、次の予約が入っているので、ショート・コースで、仕事運について占ってもらいました。タロットだけでなく、占星術も合わせた占いのようでした。
占いというと、なんとなく、まがまがしい、恐ろしい雰囲気を想像していましたが、どちらかというと、お医者さんか美容師さんみたい。あなたの髪は硬いので、こういう髪型より、こういうカットにして、ムースをつけた方がいいですよ~…、みたいな感じです。私の相談事は、悩みではなく、ある計画についてだったのですが、「うまくいくでしょう。障害があるとすれば、弱気な自分自身」という、明解な答えを聞いてスッキリしました。
タロットカードは、そのままの向きで出るときと、逆さの向きで出るときで、意味の違うカードもあるとか、一見したイメージと違う意味のカードなどを教わり、おもしろかったです。
美容院へ行くような気持ちで、占い、いかがでしょう?
http://flowertherapy.seesaa.net/article/37615960.html
占い好きの方にぜひ、試してみていただきたいと思っています。よろしかったら、ご意見・ご感想などお聞かせください。よろしくお願いいたします。
花占いといえば、花びらをむしる「恋占い」しか知りませんでしたが、いろいろあるんですね~。占いって、自分が気づかなかった潜在意識を自覚させることなんでしょうか?