パキスタン大使館で開かれた「タナバナ展」に行ってきました。タナバナというのは、縦糸と横糸のことだそうで、絨毯の展示会です。不特定多数に開かれた展示会ではなく、招待状がないと入れないのですが、友人のコネで私も見ることができました。
実は絨毯より、パキスタン大使館に入ってみたかったのです。パキスタンには5年前に1度行きましたが、入国ヴィザを大使館に取りに行く時間がなくて、イスラマバードの空港で申請したので、パキスタン大使館に行くのは今日が初めて。なかなか大使館の中なんて入れないので、興味津々。
パキスタン大使館は、麻布にありますが、ご近所にいろいろな国の大使館がありました。あちこちに各国の国旗が掲げていて、独特の雰囲気があります。大使館と宿舎(?公邸?)の間に中庭があり、落ち着いて静かな感じでした。玄関にパキスタンの民族衣装(シャルワーズ・カミーズ)を着た男の人が立っていました。
パキスタンの絨毯は実用性に優れている…とのことで、ハンドメイドなのにお手頃価格というのが、ウリのようです。とはいっても、羊毛を髪の毛と同じくらいの太さ(というか細さ)まで縒って、細かい模様を織り込んだものは、さすがに1,500万円以上。2×2メートルの大きさで、十数万円から数十万円の価格帯の品物が多く展示されていました。無地のアクリル製、機械織りのカーペットでも、6畳くらいの大きさだと数万円くらいしたと思うので、お買い得。菱形がモチーフになったデザインが多かったような気がします。日本人の好みに合わせて、日本でデザインを起こし、パキスタンで織っている、モダンなデザインもたくさんありました。
先週見たペルシャ絨毯は、触れなかったし、裏側も見ることができませんでしたが、タナバナ展のは、触ってもひっくり返してもOK。木綿の縦糸にウールの横糸が織られているようすがよくわかりました。裏側の模様もきれい!
去年のタナバナ展の様子はこちらから。会場内でターブラーやシタールの演奏をやっていて、ゆったりとした調べを聞きながら、手の込んだ絨毯を見るという、ぜいたくな時間を過ごしました。
追記(2006.7.12)
タナバナ展と演奏会のようすが、ターブラー奏者の逆瀬川健治さんのサイトにアップされていました。シタール奏者の辰野基康さんのサイトはこちら。演奏は、逆瀬川さん、辰野さんと、田部久美子さん(タンブーラ)でした。
実は絨毯より、パキスタン大使館に入ってみたかったのです。パキスタンには5年前に1度行きましたが、入国ヴィザを大使館に取りに行く時間がなくて、イスラマバードの空港で申請したので、パキスタン大使館に行くのは今日が初めて。なかなか大使館の中なんて入れないので、興味津々。
パキスタン大使館は、麻布にありますが、ご近所にいろいろな国の大使館がありました。あちこちに各国の国旗が掲げていて、独特の雰囲気があります。大使館と宿舎(?公邸?)の間に中庭があり、落ち着いて静かな感じでした。玄関にパキスタンの民族衣装(シャルワーズ・カミーズ)を着た男の人が立っていました。
パキスタンの絨毯は実用性に優れている…とのことで、ハンドメイドなのにお手頃価格というのが、ウリのようです。とはいっても、羊毛を髪の毛と同じくらいの太さ(というか細さ)まで縒って、細かい模様を織り込んだものは、さすがに1,500万円以上。2×2メートルの大きさで、十数万円から数十万円の価格帯の品物が多く展示されていました。無地のアクリル製、機械織りのカーペットでも、6畳くらいの大きさだと数万円くらいしたと思うので、お買い得。菱形がモチーフになったデザインが多かったような気がします。日本人の好みに合わせて、日本でデザインを起こし、パキスタンで織っている、モダンなデザインもたくさんありました。
先週見たペルシャ絨毯は、触れなかったし、裏側も見ることができませんでしたが、タナバナ展のは、触ってもひっくり返してもOK。木綿の縦糸にウールの横糸が織られているようすがよくわかりました。裏側の模様もきれい!
去年のタナバナ展の様子はこちらから。会場内でターブラーやシタールの演奏をやっていて、ゆったりとした調べを聞きながら、手の込んだ絨毯を見るという、ぜいたくな時間を過ごしました。
追記(2006.7.12)
タナバナ展と演奏会のようすが、ターブラー奏者の逆瀬川健治さんのサイトにアップされていました。シタール奏者の辰野基康さんのサイトはこちら。演奏は、逆瀬川さん、辰野さんと、田部久美子さん(タンブーラ)でした。
ペルシャやトルコとは違う、パキスタン絨毯のデザインの特徴というのはよくわからないのですが、シャルワール・カミーズ(民族衣装)を見ていると、デザインセンスはかなりいいですよね。もっと日本とパキスタンのコラボが進むとおもしろいものができるかも。麻の葉とか青海波とか、日本の伝統的な意匠もおもしろいかもしれません。
トラックバックさせていただきました。
タナバナ展では、すてきな演奏をありがとうございました。
シタールを初めて聞いたのは、ローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズの演奏でした。あの頃は将来インドに行って、実物のシタールを見る機会があるなんて想像していませんでした。
貴サイトでは、詳しい絨毯についての掲載をされているので、
大変よい勉強になりました。
タナバナというのは、縦糸と横糸のことなんですね、
七夕に似てる言葉ですが、
出会うというニュアンスが同じ感じ!
このたびはありがとうございました。 合掌
ホームページを拝見しました。ナマステ・インディアにもご出演されるんですね。今年は9月ですか。楽しみにしています。