ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

チューズディ

2011年06月07日 | 日本語・ことば

 先日録画しておいた映画、『シンシナティ・キッド』を見ました。スティーブ・マックィーンって、ローリング・ストーンズの「Star Star」の歌詞にも出てくるくらい、セクシーな男の代名詞(グルーピーの対象として登場)だったような気がしていたんですけど、『シンシナティ・キッド』の頃は、今の私より若いせいか、なんだか可愛い。まぁ、役名も「キッド」っていうくらいだからねー。

 ところで、その『シンシナティ・キッド』で、スティーブ・マックィーンの恋人役をやっていた女優さんの名前が、チューズディ・ウェルド。「チューズディ」といえば英語で「火曜日」だけど、女性名にもあって、そう変わった名前じゃないらしい。ストーンズの「Ruby Tuesday」だって、女の子の歌だもんね。他にも、サンディ、マンディ、ウエンズディなんかも、女子の名前としてよく聞きます。フライディというのは、ロビンソン・クルーソーの中に登場するけど、あれは男の人だっけ?

  フライディの「フライ」は、北欧神話の「フレイヤ」から来ているので、男性名ってちょっと変な気もするけど、「ディ」(日にち)がついているから、どっちでもいいのかな?

 エイプリル、メイ、ジューン、などの女性名もよく聞くけど、月名は、もともと人名だったものが多いですね。日本でも、きさらぎ、やよい、さつき、なんていう名前もあるし。

 英語だと、普通名詞と人名は、「頭文字が大文字なら人名」という規則があるので、割とわかりやすいのですが、曜日名や月名も大文字で始まるのでちょっとわかりにくい。エリザベスとベスといったり、リチャードをディックと呼んだりする愛称や通称なども、「本名はあまり人に知られない方がいい」という意識があるからなんじゃないでしょうかねぇ…なんてつらつら思う火曜日でありました。

 

 


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