ものぐさ日記

ひとり遊びが好きな中年童女の日常

FREEJACK

2007年10月10日 | ローリング・ストーンズ

 1990年代にミックが出演したSF映画、フリー・ジャックを見ました。定価16,274円のセルビデオが、1,500円だったか、2,000円だったかで、売っていたので、買ったもの。

 

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 レーサーのアレックス(エミリオ・エステベス)は、大きなレースを控えていた。このレースが終わったら、恋人のジュリー(レネ・ルッソ)と、結婚する予定だった。ところが、レースの途中に起きた事故で、アレックスは死んでしまう。

 事故で死んだと思われたアレックスだったが、実は、事故にあった瞬間、彼の肉体は、何者かにさらわれてしまう。事故から数年後、他人の肉体に、精神を移植する技術が開発され、移植用として、アレックスの肉体も狙われたのだ。死亡した場所や時間がはっきりしているアレックスの肉体は、死亡直前までタイムマシンで遡り、再利用するのにはうってつけだった。

 ところが、「フリージャック」といわれる肉体だけの存在、アレックスの脳は、まだ生きていた。アレックスは移植から逃れ、18年後の近未来に戻るが、世界はすっかり変わっていた。ジュリーの済む場所を探し当てるが、「フリージャック」が一般的になっているので、ジュリーは目の前にいるのが、元のアレックスだとは簡単に信じられなかった。

 依頼主のために、移植用のフリージャックを捕獲するバセンデック(ミック・ジャガー)は、執拗にアレックスを追う。

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 ミック見たさに、映画館でも見ましたが、大きなスクリーンで見てもつらまらなかった(-_-;)。なんだって、ミックはこの映画に出たんでしょ?と、当時から不思議でしたが、今見ても、ナゾ。ミックより、名優、アンソニー・ホプキンスが出ているのがもっと不思議。CGの画像は、いかにも安っぽいし、脚本もひどくて、(ミック、頼むから、そんなセリフは言わないで…)と、こちらが恥ずかしくなるくらい。そもそも主演がエミリオ・エステベスというのが、地味。エミリオ・エステベスに比べると、モデル出身のレネ・ルッソは堂々としていてかっこいい。この二人が恋人だなんて、役の上とはいえ、無理でしょう。

 アンソニー・ホプキンスは、(羊たちの沈黙で、名声が高まっていた時期だというのに)この映画に出演した理由として、「ミック・ジャガーと共演したかったから」と言っていたけど、二人がからむシーンはほとんどありません。(もしかすると、別録りかも。)

 今見ると、ミックは変な髪型とはいえ、若くて可愛いし、奥さんだったジェリー・ホールも出ているし、まぁ、ストーンズ・ファンなら、一度は見ておいてもいいかも?見ていて恥ずかしくなるけど。

 このセルビデオから、ハードディスクにダビングしようとしたら、プロテクトがかかっていて、できませんでした(笑)。だれがこんな映画のDVDなんか、わざわざ買い直すもんか!

 


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