西アフリカを中心に感染が広がっているエボラ出血熱患者への本格的な投与に備え、
抗インフルエンザ薬「アビガン」の錠剤を11月中旬から生産すると発表したとのニュースをヨミドクターで読んだが、
具体的な生産量などの計画は明らかにしていなかった。つづくヨミドクターで、
アビガンは、エボラ出血熱の治療薬としては未承認だが、ウイルスの増殖を防ぐ作用があり、エボラ出血熱にも効果があることが期待されている。アビガンは国内で抗インフルエンザ薬としての承認を受けいて、2万人分の在庫があるという。
一方、
製剤前の原薬は30万人分を保有しており、
「感染がさらに拡大しても、十分な量を継続的に供給できる」と。
21日、
スペイン政府は、アフリカ大陸以外で初めてエボラ出血熱への感染が確認され、隔離入院していた看護師が治癒したと発表。担当医が記者会見し、最終的なウイルス検査で陰性の結果が出たという。看護師は西アフリカで感染して治療のためスペインに帰国した神父の看護を担当したが、今月6日に感染が確認された。
看護師はウイルス感染による内臓への後遺症が懸念されるため、隔離室から一般病棟に移され、治療を続けるという。
政府は使用薬について明らかにしていないが、スペイン紙エル・ムンドは、富士フイルムのグループ会社が開発した抗インフルエンザ薬「アビガン」が投与されたと報じていたという。
これが、ほんとうに朗報だと良いですね。
病気と病医院