のあ いちい ワールド

ここは、物書き「のあ いちい」の、人間世界とそれ以外の宇宙人について多くふれるブログです。

◆エコノミークラス症候群、低体温症、感染症 

2011-03-17 11:22:36 | 医療情報
避難所生活


◆エコノミークラス症候群(肺塞栓症):
避難所や車の中で長時間、窮屈な姿勢を取り続けると、血流が悪くなって足の静脈に血の塊(血栓)ができる。それが流れて肺の血管に詰まり、呼吸困難などを引き起こす。死に至ることもあるという。
歩いたり足首を回したりマッサージしたり、と身体を動かさないといけませんね。



◆低体温症:
体が冷たいのに震えが止まったり意識がもうろうとしたりしたら要注意。すぐに医師に診てもらう。

体の中心部の温度が35度以下になると低体温症とされる。
体表の温度はあてにならないと言われる。
最も信頼できるサインは、震えだという。
床に敷物を敷く。厚着をしたいが、なければ新聞紙などを挟みこむ。帽子やマフラーで首、頭部も保温する。毛布は1人よりも2、3人でくるまって温まる。しっかり食事と水分をとる。



◆感染症:
避難所では、水分を多めに取るだけでなく、手洗いやうがいをしっかり行う。
水が十分にない場合は、ウエットティッシュやきれいな水で湿らせたティッシュで、手指についた細菌やウイルスをぬぐい落とす。
せきやくしゃみをする時は、ティッシュやハンカチ、袖などで口と鼻を覆い、周囲の人から顔を背けてする。

※避難所では、これらを実行できない状況が考えられるので、少しでも近づけるようにお願いしたいですね。

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福島原発事故ー被爆対策ー日本産科婦人科学会

2011-03-16 15:49:22 | 医療情報
福島原子力発電所(福島原発)事故のために被曝された、あるいはそのおそれ
がある妊娠中あるいは授乳中の女性のためのQ&A


※以下、のリンク先にて詳細、ご確認ください。

平成23 年3 月15 日
日本産科婦人科学会

日本産科婦人科学会、被曝対処情報



◆被曝によりどのようなことが起こりますか?
・甲状腺がんの発症率が高くなります。



◆被曝量と甲状腺がん発症には関係がありますか? もし、あるとしたら、
どの程度被曝したら甲状腺がんになりやすくなるのでしょうか?

・被曝量が多いと甲状腺がんになりやすいとされています。
甲状腺がんになりやすくなる被曝量については50 ミリシーベルト(1 ミリシー
ベルトは1,000 マイクロシーベルトと同じ量ですので、マイクロシーベルトで
表すと、50,000 マイクロシーベルト)以上とされています。
例えば、時間当たりの被曝量が2,000 マイクロシーベルトの環境にいると、25
時間で総被曝量が50,000 マイクロシーベルトとなり、甲状腺がん発症の危険が
高くなります。


◆甲状腺がんの発症予防法はありますか?
・ヨウ化カリウム錠(50mg 錠を2 錠)を被曝後なるべく早期に服用すると、
予防効果があるとされています。

ヨウ化カリウム錠にはどのような副作用があるのでしょうか?

など・・
※詳細は、日本産科婦人科学会ホームページでご確認ください。
日本産科婦人科学会、被曝対処情報

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巨大地震と原発

2011-03-15 18:38:22 | エッセイ
今回のような国内で100年に一度くらいと思われる

巨大地震に見舞われると、

すべてがぶっ飛んでしまいますね。

自然の脅威というか、天の介在というか、

人の命はいとも簡単に消えてしまうことを知らされますね。

必ず死は誰にも一度訪れると分かっていても、

悲惨な現実。
戦場のようですね。

東京はじめ首都圏では、
福島原発爆発事故による核反応生成物のヨウ素とセシウムが検知されているんですね。

都内では、毎時0.809マイクロシーベルトだったそうです。

神奈川県も汚染されているんです。
少量であっても被爆しない方が良いです。

1986年のチェルノブイリ原発事故(旧ソ連)のようにならないことを
願うばかりです。


帽子を被り、メガネとマスク姿で表を歩くと、




このように桜が春を告げているのに。


いつも行く新横浜駅前公園では、
このネコちゃんと出会い、
いつもは逃げていってしまうのに、
今日は写真を撮らせてくれました。



ネコちゃん、ちょっと緊張していますが。
でも、何度も話しかけたので、
ネコちゃんは分かっていると思います。

このネコちゃんも、今は公園のノラちゃんだけど、
一度は飼われていたネコちゃんだと思います。・・


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再生医療ー心筋再生、皮膚、血管、目の角膜、神経・・

2011-03-06 13:15:44 | Weblog
◆再生医療再生医療にみられるように、医療技術の進歩は著しいですね。

皮膚、血管、目の角膜、神経、・・・



■東京女子医大先端生命医科学研究所、岡野光夫(てるお)所長が開発。

☆心臓病ー心筋シートによる心筋再生医療ー心臓移植を受けるチャンスがなくても再生医療で復活する心臓。

患者の太ももの筋肉から筋肉のもとになる細胞を採取。シート状に細胞を培養する技術を利用して心臓に生着させることが可能になったという。ー2007年に成功。海外から来日して治療を受けた人を含めて10人が治療を受けたという。



■京都大学
2010年11月、原因不明の突発性難聴で耳が聞こえなくなった患者に対し、聴覚細胞の再生を促し聴力を回復させる治療に成功したと発表。(耳鼻咽喉科チーム) 

「治療法がないメニエール病や老人性難聴にも有効かもしれない」と中川隆之講師。

受精卵からあらゆる細胞に育つ「胚性幹細胞(ES細胞)」:
山中伸弥教授が作製に成功したことで知られるヒト「iPS細胞(新型万能細胞)」。

 

■大阪大学
・心臓血管外科
外科手術の適応となる一般心臓血管外科疾患(冠動脈疾患、弁膜疾患、大動脈疾患、先天性心疾患など)に加えて、先進医療として心臓移植・肺移植、補助人工心臓、重症心不全に対する再生医療などを行っています。
ー診療科長 澤 芳樹ー



☆再生医療は、1987年米国で培養皮膚が初めて承認された。

日本では2000年ごろから本格化したという。
 
・2003年、脚の血管が詰まる「閉塞性動脈硬化症」などに対する血管再生が、一部に保険がきく国の高度先進医療に指定された。
・2007年、重いやけどに自身の皮膚を培養して移植する培養皮膚が初の医療製品に承認された。

しかし、実用化では欧米に大きく後れをとっているという。
東京女子医大先端生命医科学研究所の岡野光夫所長によると、
2008年末現在、再生医療の特許を持つ企業は日本の37社に対し米国146社、欧州77社。
製品化及び治験開発中の件数は、アメリカ64件、欧州15件に対して日本は2件だけだという。


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