タイの通貨バーツが1ドル=36バーツ近辺と軟調だ。国内経済の低迷を背景にタイ中央銀行の利下げ観測が強まっているほか、政情不安への懸念も背景だ。
タイ中銀は政策金利を約10年ぶりの高水準に維持するも、米連邦準備理事会(FRB)の誘導目標である5.25〜5.5%を大幅に下回り、資本流出が続く。
23年の実質国内総生産(GDP)の増加率は22年比1.9%と東南アジア域内で最低水準だった。
日本円、いつになったら円高になるのでしょう?
マイナス金利からの方向転換を公表しただけでは足りないのでしょうね。
逆にまだまだ金利が上がらないと投資家たちに思われ円安が進んでいます。
実際金利を上げないと円高にはつながらないようです。
アメリカドルも強いままです。
こちらもいつ金利を下げるか??
まあ、方向性として日本金利UP、米金利DOWNは間違いないので円高ドル安時代はもうすぐです。
そんな中、タイバーツ安が加速してます。
景気が悪いのもありますが、現政権は金利を下げる方向で強く動いていますので、バーツ安に進んでいます。
これはタイに滞在する日本人やタイ旅行をする日本人にはいいことです。
ドル高円安でもバーツ安も並行しているので、それほど対バーツで円安は進まず、1円=0.24Bぐらいを前後しています。
ただ、かつての相場に慣れている人には話にならないぐらいの悪いレートです。
かつては1円=0.3B以上でした。
株価などより円高を庶民は望んでいます。
今来日タイ人が多いのは円安のおかげなのです。
逆に来タイ日本人が少ないのは円安のせいなのです。