今日はやけに救急車が走っています。
四六時中サイレンが聞こえます。
ほとんどが交通事故だと思います。
日本では想像もつかないぐらいタイは交通事故が多く、車を使えば事故を見ない日はないぐらいです。
まあ、無免許、飲酒薬物運転、信号無視、逆走、バイク3人乗り歩道走行、整備不良、爆走と違反のオンパレードで事故が起きない方がおかしいのです。
まるで映画のマッドマックスを直に見ている感じがします。
どれだけ運転に自信があってもタイでの運転はしないことをお勧めします。
事故を起こせばすべて外国人が100%悪者にされる国です。(相手、警察、保険会社、弁護士、救急隊員、病院職員は全員、状況を問わずタイ人の味方です。タイは外国人差別が著しい国です)
そして恐怖の「いきなり車線変更」はF1レーサーでも避けtられないでしょう。
タイではこれを「マックガイガイ」(何でも安易に考え行動する様)といいます。
ウィンカーさえ出せば相手との距離や速度など関係なく、車線変更できるがあると決めつけるのがタイ人です。
多くはこれが事故原因です。
日本なら他車の後ろに入るのが普通ですが、我先に精神が以上に強いタイ人は、状況に関係なく必ず他車の前に無理やり割り込んできます。
しかもいきなり急ブレーキをかけたりする腹黒さです。
これじゃ当たり屋と同じです。
一部の車の話ではなく、ほとんどの車がそうしています。
日本だとあおり運転は後ろからが多いようですが、タイのあおり運転は前から来ます。
とにかくタイの交通社会は想像を絶するひどさです。
道路を走ればすぐタイ人の性格がわかります。
さて話を戻します。
タイの救急車は全部有料です。
日本のように酒に酔ったから載せろとか言う理屈は通用しません。(今は有料?)
確か1回5000B(2万円、タイの物価換算だと5万円の価値に相当します)、ただタイは渋滞の国です。
すぐに現場へ到着するのはかなり困難です。
ようやく法律が改正されて、救急車に道を譲らなければ罰金という項目がつい最近できました。
それでもやはり渋滞がネックで、現着が遅れ助かる命も助からないケースが多々あるようです。
そこで救急隊員たちは考えました。
待機所にいては間に合わないぞ、毎日のように事故は同じ交差点付近で起きているのだから、その交差点付近で常時待機すればよい、という作戦です。
これはとても合理的です。
案の定すぐ事故が予想か所で起き、今までの何倍も早く到着し、対処できるようになりました。
ただ救急隊員といってもやはりタイ人、適当なところは適当で、勤務中に揚げバナナが食べたくなると、サイレンを鳴らし揚げバナナの店まで急行し、購入したと最近ニュースになりました。
揚げバナナはタイ人に人気ですぐなくなるからです。(私も大好きでよく買います。タイ語ではクルアイケーク・バナナケーキ?、クルアイトーd・揚げバナナ)
せっかくいい作戦で株を上げてもこれで帳消しです。
来月はソンクラーン水かけ祭りが始まります。(水かけられてむかつくので外には出ません。若い女の子だけの水かけなら喜んで出るかも・・)
1年で一番死亡交通事故や犯罪が多い時期です。
救急車も大忙しでしょう。馬鹿が救急車にも水をかけたりしますのでスリップしないよう祈ります。