オミクロンなどよりはるかに怖いニュースです。
サラっと書いてあるのが逆に恐ろしいです。
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バンコク南郊のサムットプラカン県で、チャオプラヤ川が満潮と増水ではん濫し、一部地区で洪水が発生した。
何だただの洪水じゃないかと思われるかもしれませんが、タイはすでに乾季で数週間、1滴の雨も降っていません。
カラカラ状態で洪水が発生し始めたのです。
以前より避けられないと言っていたバンコクの水没がとうとう始まったようですね。
日本沈没の田所教授ならウナギを食べながら口角泡を飛ばしこういうでしょう。
「バンコクが水没するぞ!」
恐らく海に面した地域の冠水は常態化すると思います。
これらは地球温暖化による気温の上昇で海水位が徐々に増え、潮の満ち引きによりチャオプラヤ川に海水が逆流し、海抜が低い地域から海になっていくのだと思います。
数年後(もっと早いかも)にはバンコクの各所で降雨に関係なく定期的に冠水が始まりそれが常態化していくでしょう。
海抜が低いところでは、いったん冠水すると水が引かない(海水位が高いため水の逃げ場がない)ため、気化するしかないのです。
乾季なら少しづつは水も蒸発するでしょうが、タイは1年の半分以上が雨期でそれも猛烈な雨が降る国です。
冠水したところはどんどん深くなっていく運命なのです。
もともとタイは海だったのだと思います。
何千万年、何億年という気が遠くなるような年月をかけて川により運ばれてできた土砂が平野となったのが今のタイです。
今はこれの逆バージョンなのです。(物理は苦手ですが多分理屈ではこういうことだと思います)
今後考えられることはバンコクの地価が激減し、経済は大打撃を受け、バーツ暴落、首都移転(チェンマイあたりか?)が現実になってくると思います。
スワンナプーム空港などは真っ先に海の中に沈むでしょう。
パタヤなども早いでしょうね。すでに砂浜がどんどんなくなっている(浸食)と聞きます。(現在ある砂浜は人工的に増設したものです)
タイの銀行で利息目当ての定期預金、バンコクのコンドミニアムに投資なんてお考えの方は絶対やめたほうがいいと思いますよ。
タイの銀行はもし破綻した場合、最高で100万B(300万円)までの保障しかしてくれません。
リアル日本沈没がタイでは現実に起きつつあります。
これはタイのみならずすべての国で現在進行中のことです。
日本でも海沿い、川沿いにお住まいの方は他人ごとではないと思いますよ。
こんなニュースもありました。
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バンコクにあるマッサージパーラー、日本で言うソープランドが売りに出されています。
売りに出されているのは、バンコク・ピンクラオ地区にある合法的に運営されている有名マッサージバーラー。
5階建てのエンターテイメントコンプレックスなど3つの建物に土地、104室のマッサージパーラーのライセンスなど合わせて、売却の価格は4億7000万バーツ(約15億8000万円)です。
なお売約の理由は、現在のオーナーが高齢で、後継者がいないためとのことです。
まあコロナの影響で営業再開の目途が立たないのもありますが、先見の明があるタイ人はいつまでもバンコクにしがみつかないと私は思います。
今にして思えばバンコク内にコンドミニアムや家を買わなくてよかったとつくづく思います。
老後をタイでとお考えの方にはショックな内容かもしれませんが、これは現実なのです。
コロナのように一過性で済むことではないのです。
移住するなら不便で気温が低い北部や東北部を選択するしかないのです。
これからの地球では危機に敏感に対応していかないと生き残れないと思います。