三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

講座:エルサレムをめぐる宗教問題

2018年03月18日 20時55分56秒 | 勉強
今日は午前中、朝日カルチャースクールの講座『エルサレムをめぐる宗教問題』を聴講に行きました。

先週に引き続き、朝日カルチャースクールの講座は2回目ですが、どちらも異なるトピック、異なる講師でしたがとても興味深くわかりやすい内容でした。

今日はエルサレムの歴史と宗教、そして現在置かれている複雑な状況のいくつかの原因がスライドやビデオを交えて説明されました。

中東問題というとなかなか難しく、なんとなく宗教的な問題が原因かなと思ってしまいますが、やはり政治的な力やナショナリズムが大きな原因でもあり、むしろ宗教そのものがこれらの犠牲になっているように感じました。

宗教的な話しに関しては、かつてユダヤ教の神殿があった場所が現在ではイスラム教の聖地の一つとなっていたり、キリスト教の聖墳墓教会は毎朝イスラム教徒によってその鍵が開けられるといった事が非常に興味深かったです。

また面白そうな講座があったら聴きに行こうと思います。

【朝日カルチャーセンター講座(新宿)】
エルサレムをめぐる宗教問題
講師:市川裕 氏(東京大学教授)

この寝相はいかがなものか。

2018年03月16日 17時00分45秒 | リンとまくる
ここ数日は暖房を入れなくても比較的暖かいのですが、やはり足元が冷えるのでホットカーペットはまだ使用しています。

そうすると、どこからともなく猫が居座り・・・。

しまいにはこんな格好で・・・。
くつろぎすぎ、というか、完全イエネコ、無防備、警戒心ゼロ。


ノラ出身のリンが覗きに来ましたが、呆れたようにまたどこかへ行ってしまいました。

職権消除:住所不定はこうしてできるのね

2018年03月15日 13時18分06秒 | よしなしごと
よくニュースなどで「住所不定無職」という言葉を聞きますが、そのたびに「住所不定」ってどうやったらなれるんだろう??と不思議に思っていました。

普通に社会生活を営んでいたら、引っ越しするときには必ず役所で転出・転入等の手続きをするし、たとえどこかに長期で行ってしまっても、生まれたときに住民票は普通あるはずだし・・・と。

単に私が知らなかっただけなのかもしれませんが、意外と「住所不定」ってなれるんだなと。

事の発端は前回の選挙の時。
選挙管理委員会から世帯宛に入場券が送られてくるのですが、うちには住んでいない人のぶんも送られてきたのでした。

すぐに私が世帯全員の住民票を取ってくると、夫の親族が半年くらい前にうちの世帯に(勝手に)異動してきていたのでした。

その親族の連絡先については全くわからないため、数日後、役所に行って現在居住していない者が住民票に記載されている旨、申告に行きました。

役所の担当者は「では○日(1週間後)に、現場確認にお伺いします。家の中までは拝見しませんが、一応、住んでいないということを確認して、印鑑をいただく事になります」と。
そして不在の確認ができたら住民票からは削除しますとのこと。

当日は担当者の言っていたとおりに、ハンコ押して終了。

それが去年の12月。

そして今日、その「親族」宛に配達証明が送られてきました。
しかも「転送不要」付きで。←居住確認の意味があります。

当然、ここにはいないので受け取らず。

以上がこれまで実際にあったことなのですが、不在の確認が取れたら役所で「職権消除」という手続きで住民票から消してしまう、というのは知らない世界でした。

自治体によって規定している手続きは若干異なるようですが、だいたい似たようなものだと思います。

現状、税金や国保などの保険料は世帯主宛に送られてくるため、そのままにしておくとそれらの請求もこちらに来てしまいます。

自治体も実態と異なる状況をそのままにしておく訳にもいかないということで、こういう件は速やかに処理しているのかもしれません。

ちなみに、このように実際に居住していないのに虚偽の申告をして住民票などに記載する行為は刑法の「公正証書原本不実記載罪」に該当し、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金となるそうです。

怒涛の一週間

2018年03月14日 18時54分11秒 | 仕事
この1週間はなんだかバタバタしていて気ぜわしい毎日でした。

TQEの試験があるにもかかわらず、急なミーティングや新規取引先との面談、作業環境の変更などで慌ただしく過ぎていきました。
明日から3日間は特に急ぎの要件は入っていないので、ノンビリペースでできるかな。

ただ、ある程度急ぎで仕事をこなす事もしていないと、短期で集中してクォリティの高いものを仕上げるという部分が劣化していくので、たまに自分に負荷をかける事も必要なのかもしれませんね。

ダラダラとローラー乗っていても、たまにちゃんともがかないとトップスピードが出なくなるのと一緒ですね。



今日はなんとかやるべきことをこなして、夕方からジムに行ってきました。
天気が良かったので自転車で。

途中、スタート練習ができる某所で何本かかけたのですが、なかなか納得いくスタートにはなりません(練習してないんだから当たり前!笑笑)。

ウェイトのほうは、コンスタントに通えなかったり、せいぜい週1回なのであまり筋力アップはしていないのですが、やらないよりはマシですね。

最後にWattbikeのメニューを一つ追加されまして、久しぶりに自転車のキツさを再確認いたしました。

医療機器:生物学的安全性試験

2018年03月13日 17時09分35秒 | 薬事
医療機器の承認申請を行う時、新たに日本に参入するメーカーにとって一番のハードルは生物学的安全性試験かもしれません。

血液・体液に接触(直接・間接問わず)する原材料がある場合は、日本で承認されている原材料と同一であることが証明できなければ基本的に生物学的安全性試験は免れません。

しかも高額で、体内に埋植する医療機器だと試験の項目も多くなるので1千万円くらいかかることも。

そして同一性の確認といっても、他社の原材料情報は申請書類を開示しても、ちょっと前に流行った「のり弁」状態で、肝心な所が見られません。

なので結局試験をやるしかない。

かなり昔、原材料のマスターファイルを作ろうなんて動きもあったのですが、業界(メーカー)の反発が大きく立ち消えになってしまいました。

行政で原材料の情報をプールしておいて、前例があるかないかだけでも確認できれば、不要な試験はやらなくて済むんですけどね。
もちろん同時にウサギやラット、マウスなど、試験で犠牲になる動物たちも少なくなるわけですし。

個人的な意見ですが、新規性の高い原材料は別として、一般的なポリエチレンの原材料情報を隠したところでどうなの?とは思いますが。

ところで先日、申請資料作成&翻訳の機会も多い生物学的安全性試験に関する書籍を2冊購入しました。

医療機器生物学的安全性試験/勝田真一著/情報機構』←なかなか良かったのでシリーズものの下記の書籍も購入。
医療機器生物学的安全性試験Q&A集/勝田真一著/情報機構

各試験項目の要点や考え方、陽性反応の場合はどう考えるかなど、なかなか有用な情報が入っています。

価格が価格なので、翻訳だけに携わる人には必要ないかなと思いますが、薬事申請関連のお仕事をしているかたにはかなりお薦めな書籍です。