三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

骨密度のお話し

2018年02月28日 15時24分52秒 | 自転車
このところ機能性食品などでも骨密度を高めるという文句で販売されているものもあるようですが、あくまで「食品」の一種なので効果のほどはわかりません。
取らないよりはマシではあると思いますが。

ちなみに一般女性を対象とした骨密度と生活習慣の相関を調べた研究報告がありました。
平成24年のものなのでちょっと古いですが。

『一般女性の音響的骨評価(OSI)と生活習慣の関連について』

調査では岐阜市内に住む18歳以上の女性173名を対象として、踵骨部の音響的骨評価値(OSI)を測定し関連因子との相関を検証したものです。

関連因子としては、年齢、BMI、ダイエット経験の有無、運動習慣の有無、乳製品の摂取、サプリメントの摂取、骨粗鬆症の家族歴、閉経および月経不順を見ていますが、このうち有意な相関が認められたのは年齢、BMI、ダイエット経験の有無、運動習慣の有無、乳製品の摂取でした。

やはりOSIは年齢とともに低下していくようですが、バランスの良い栄養摂取と運動習慣が骨密度低下を予防するのに大きな影響があるようです。

こちらは去年測定した私の測定値ですが、担当のかた曰く「20代男性のJリーガー並の骨密度」だそうで、若年成人の1.5倍(同年代だと1.6倍)。
確かに赤字の「あなたの測定値」がグラフの中に収まりきらないようでした。


そして「自転車競技をやっている人は骨密度が低い人が多いですけど、陸上とかやっていました?」と聞かれ、学生の頃バドミントンをやっていたと話すと、20歳前後に骨に負荷のかかるスポーツをやっていた人は年をとっても比較的骨密度が高い人が多いと言っていました。

確かにBMIとの相関もあるということは、やはり骨に一定の負荷をかけるというのが重要ということでしょう。

まぁこの年齢になって、いきなりバドミントンやらマラソンなんかを始めるとアキレス腱をブチン!となる事もあるので、ほどほどに・・・ですかね。

トライアル結果

2018年02月27日 15時33分47秒 | 翻訳
今年に入って3件のトライアルを受けました。
結果はさまざまでした。

私の場合、医療機器のカタログや取説、治験関連書類、非臨床試験データ、マーケティング資料などが主な得意分野なのですが、やはりこれまでのトライアルを受けた経験からは、課題がこれらのどれかと重複している内容だといい結果になるようです。(当たり前っちゃ当たり前ですが・・・)

で、今年受けたトライアルの内訳はこんな感じです。

A社:IT(コンピュータの取説)、広告(スマホ関連)、観光の3分野。
この会社は以前にもちょっとブログに書いたのですが、長期出張があるとかなんとかの話で結局辞退しました。
もともと某講座の修了生ということで「トライアルを受けてみないか」とのお誘いで受けたものです。
この分野での実務経験はないので、辞退するまでもなくNGだった可能性もありますね。

B社:医薬品のプレスリリース:不合格
「医薬分野の英日」というくくりで応募すると、どうしても医療機器ではなく医薬品関連の課題が多い気がします。
プレスリリースもあまり経験がないので難しいなと思い提出したところ、案の定NG。

C社:医療機器の臨床試験結果の概要:合格
この課題は実務経験があったので、訳出はそれほど難しくはありませんでしたが、先の2社の件もあり、ちょっと自信喪失気味だったので、ホッとしました。

自分の場合、翻訳と薬事申請業務の二足のわらじなので、どうしても時間的な関係もあり分野を広げるというのが難しいのですが、やはりある程度幅を持たせた対応ができないとダメだなぁと思っています。

それにはやはり日本語文章力を磨くこと、丁寧に基本から英文と向き合うこと、あとはアメリアの定例トライアルや検定試験などを利用して自分の弱点を把握することが大切だなと持っています。

勉強しないと。

作業環境の設定が全くうまくいかない。

2018年02月25日 16時52分13秒 | 仕事
仕事上、欠かすことができないスキャナ機能。
今のPCを使用し始めて、最初のうちは使えていたはずなのに、突然スキャナ機能が使えなくなった。

Brotherの複合プリンタを使用しているのだけど、Windowsからスキャンして画像として保存はできるのだけど、付属のソフト(Brother UtilitiesやPagemanager)でpdfにしたりOCR機能を使用しようとすると、読み込みすらできず。

何度もサポートセンターとやりとりして、レジストリまでいじったのに全然ダメ。結局、PC本体の不具合ではないか?と言われ、結局そのままに・・・。

色々調べてみたのですが、どうやらTWAINドライバが32bit対応で64bitでは作動しないからなんじゃないかと思ったりしているのですが、何しろ最初は使えていたのだから・・・。

そして今日、遅ればせながらEBWin4もインストールしたのですが、WordNet3.1 EPWINGをDLして解凍するときにもエラーになって解凍に失敗というメッセージ。
一応フォルダができて解凍されたファイルも見つかったので、EBWin4を開いて読み込もうとしたのですが、動作を停止しましたのメッセージになってしまい使用できず。

やっぱりPCに何かの不具合があるのだろうか・・・。

新しいPCで、また全ての設定をやり直すことを考えるとかなりブルーな気持ちになる・・・。
でもこのままだと作業効率が上がらないまま。

困った・・・やっぱりPCを新しくするしかないのかなぁ・・・。後は工場出荷時にいったん戻してみるか・・・。

どっちにしても時間のかかる作業・・・泣きたい・・・。

【読了】R帝国

2018年02月23日 11時02分22秒 | 書籍

「近未来」というより現代と数年先の未来を見ているような感覚になりました。

内容じたいが作者の思想やイデオロギーと深く結びついているだけに好き嫌いがはっきりと分かれる小説だと思います。

物語の内容は若干平坦な印象で、登場人物の違いがちょっとわかりにくい部分もありましたが、前述のとおりあくまでもこの小説は作者が真に伝えたい内容を、ある意味メタファーとして利用していると思えばそれほど気にならないのではと思います。

SFや近未来小説として期待して読むとちょっと期待外れかもしれません。

さて、作者はこの中で「鈴木タミラ」という女性(弾圧され最後に絞首刑になる)が書いたとされる著作の中でこのように言わせています。

「戦争を煽る者たちのプロパガンダを見破らなければならない。戦争の裏にある利権の流れに目を向けなければならない。
(中略)
戦争をしなくても我々が貧困から様々に詐取しているのを忘れてはならない。我々が国内で物を豊かに安く手に入れることができるのは、つまりそれだけ貧困の労働者たちが劣悪な環境で低賃金でそれらをつくっている可能性が高い」

「人々は強い“国家”と自己同一化を図ることで、自信を回復し、自分までも強くなったような感覚を覚える。非国民、他国民、他人種を差別することで、自己を特別化する優越感を求めるようになる。」

そしてまた、R帝国内の国民の言動全てが監視下におかれる状況、ヘイトスピーチや憎悪の言葉によるリンチが溢れる一方で、政治に対し無批判、無気力な国民の姿を描いています。

長い小説ですが、根底に流れているのはこれらの文章に表現されている思想であり現在の日本の持つ脆弱性です。

しかしながらこれは今に始まったことではなく、第二次大戦後、伊丹万作氏が「戦争責任者の問題」で書いているとおり、人間、日本人の持つ悪しき傾向なのかもしれません。

『つまりだますものだけでは戦争は起らない。だますものとだまされるものとがそろわなければ戦争は起らないということになると、戦争の責任もまた(たとえ軽重の差はあるにしても)当然両方にあるものと考えるほかはないのである。
 そしてだまされたものの罪は、ただ単にだまされたという事実そのものの中にあるのではなく、あんなにも造作なくだまされるほど批判力を失い、思考力を失い、信念を失い、家畜的な盲従に自己の一切をゆだねるようになつてしまつていた国民全体の文化的無気力、無自覚、無反省、無責任などが悪の本体なのである。』(戦争責任者の問題/伊丹万作)

翻って、今の日本、世界はどうでしょう。どこに向かっているのでしょう。その先に何が待っているのでしょうか。

まくる回復!

2018年02月22日 09時24分10秒 | リンとまくる

一昨日の夜から昨日の午後まで何も食べなかったまくるですが、ちょっとしたオヤツ(CIAO カツオ)をあげるとパクパク食べ始め、それがきっかけとなってカリカリも少し食べるようになりました。

その後、夕方になるにつれて段々と食欲が回復してきたようで、夜にはちゃんと食べてくれました。

若干、いつもよりも元気がないかな?と思うフシもありましたが、今朝ほどはいつものようにリンと追いかけっこしたりしていたので大丈夫のようです。

いつも元気があって食欲モリモリだから、ちょっと様子が変わると心配になりますね。

猫は食欲にムラがあると聞くので、今回はその範囲内だったのかな?