三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

今年の振り返り

2018年12月30日 22時00分01秒 | 仕事

今年も残すところあと1日。
ほどほどに働いて、ほどほどに遊んだ一年でした。

あまりガンガン働きたくないので、こんなペースが一番いいのですが、何しろフリーランスだと必ず仕事が入る保証はないので、今後どういう方向に進むべきか迷った一年でもありました。

薬事申請と翻訳の売上高の割合は、3:1くらいで、もう少し翻訳の割合を増やしたいのですが、どうしても時間単価にすると薬事業務の方が高いので、安易なほうに流れてしまっている感じです。

いずれにしても翻訳だと(医療機器の)取説や試験レポートといった分野はこの先、先細りしていくでしょうから、同じ医療機器でも別の分野にシフトしていかなくてはと思っています。

まずは英語、翻訳のスキルをもっと上げなくては話しになりませんが。

薬事業務のほうは、取引先をあと2社くらい増やしたいですが、これは営業しないと難しいですね。
薬事はだいたいいつも人材不足なので、来年は展示会などに足を運んで営業活動する予定です。

(以下、戯言)
昔は誰かのためになる仕事(もちろんどんな仕事でも他人のためになるのですが)、直接、自分が他者と関わり、その人のためになれることができる仕事に就きたいと思っていたのですが、歳を取るにつれて人間嫌いに拍車がかかり、他人のためになんて考えられなくなっている自分がいます。

そういう自分を少し寂しく思ったり、今後、また昔のような気持ちに戻ることがあるのだろうかと考えたり、いや、自分はどこまでも自己中心的な人間だから、このままでいるのが一番だ、などと逡巡しています。

もしかしたら数年後、全く違ったことをやっているかな?さすがにそれはないかな。
なんとなく停滞感満載の2018年の暮れでした。

猫タワー来た!

2018年12月28日 17時14分03秒 | ネコ関係

通算3個目の猫タワーです。

実は、まくるがこの白い食器棚に飛び乗ったり降りたりしているのをリンが見ていて、リンもトライしようとしたのですが、やはり身体が小さいので失敗してしまった事があり、あっちからこっちから、食器棚の上を眺めているリンを見て、ぜひその願いを叶えて差し上げようと、このタワーを購入しました。


開梱したとたんにまくるがチェックしにきました。

しかし、タワー完成後は、まくるはいつもの場所で昼寝をキメこんでしまいました。

リンは臆病なので遠巻きに眺めるだけかなと思っていましたが、予想に反して興味津々。


この家の主人らしく、最初に爪とぎしていました。


そのうち登ってくれるといいのですが……

冬の警備

2018年12月18日 10時07分47秒 | リンとまくる
このところ寒い日が続いていますが、天気の良い朝はリンもまくるも外に出たがります。


リンは網を上って…


伝って…


ここから通勤している人たちを見張っています。


寒いとちょっとふっくらしていますね。


まくるも定位置。
気持ちよさそうです。

共同訳聖書到着!(歓喜)

2018年12月12日 14時35分00秒 | 宗教

お昼頃、待ちに待った共同訳聖書が到着しました!
先日、ブログにも書いたとおり、31年ぶりの改訂です。


なんと、こんなに薄くなっています!
写真を最初に見た時に、今のものと比べてずいぶん薄いなぁと思ったのですが、続編なしのほうの写真だろうか?と考えていました。

でも、実際にこんなに薄い。
字が若干小さいのと、紙が薄くなったようです。
(追記:初版は特別に薄い紙を使用しているそうです)


それでいて、こんな風に本文中に引照、注が記載されているので、聖書を理解するのにとても便利です。


カバーをはずすとこんな感じ。
ハードカバーなので長持ちしそう。
ちなみに私は紙のカバーは取る派です。


上段:新共同訳の巻末地図
下段:共同訳の巻末地図
巻末の地図もカラーになり、記載も詳しくなっています。

そして気になる中身ですが、細かい表現がかなり変わっています。

共同訳聖書の「序文」にあるとおり、今回の翻訳事業を開始する際に記された「翻訳方針前文」では、今回の翻訳にはスコポス理論(スコポスとは、ギリシャ語で「目的」)を採用し、翻訳の対象・目的を教会の礼拝での使用として進められてきたとのことです。

そのため、底本の文言を忠実に日本語に置き換えるのではなく、自然で読みやすい日本語の表現を採用したとのことです。

そんなわけであちこちパラパラ見てみると、おなじみの「はっきり言っておく」が「よく言っておく」となっています。

あと、結構人気の箇所、ルカの「エマオで現れる」の一節はこんな風に変わりました。

(新共同訳)
ところが、仲間の婦人たちがわたしたちを驚かせました。
婦人たちは朝早く墓へ行きましたが、遺体を見つけずに戻って来ました。

(共同訳)
ところが、仲間の女たちが私たちを驚かせました。
女たちが朝早く墓へ行きますと、遺体が見当たらないので、戻って来ました。

ここだけ抜き出すとあまりピンと来ないかもしれませんが、聖書独特の表現が、日本語らしくはなったように思います。
婦人→女になったのもそうですが、中風の人→体の麻痺した人、のように、差別と思われる表現も変更したようですね。

翻訳に携わっているかたなら誰もが実感することだと思いますが、ある言語を他の言語に置き換えた時に、ぴったり置き換わる言葉がないというのが翻訳の一つの難しさだと思いますが、<注>には底本の記載、別訳がある場合はそれ、必要な場合は「直訳」も記載されており、これから聖書を読んでみたいと思う人たちにとってはわかりやすく、またこれまで聖書を読んできた人たちには、より深く聖書を理解できる気がします。

私は現在、聖書通読中で、新約は半分くらい、旧約はモーセ五書の民数記まで読んだのですが、この訳でもう一度読んでみようと思います。

聖書協会:共同訳聖書の詳細はこちら

故郷

2018年12月08日 13時47分32秒 | よしなしごと
昨夜、『新日本風土記』で北海道の石狩川が取り上げられていました。
確か1時間くらいの番組で、そのうちの半分くらいが私の出身地である旭川で撮影されたものでした。

昔から石狩川沿いに暮らしていたアイヌ民族の生活や儀式などの紹介を中心に、開拓時代に受けた迫害やその後も続く差別についてもしっかりと描かれていました。

旭川市は「川の街」と呼ばれており、いくつかの川が市内を流れ、橋や川は私が小さいときから慣れ親しんだ風景でした。
そのせいもあって、現在、自宅から徒歩5分ほどの距離に多摩川があることは私にとって嬉しいことでもあります。

昨日もその番組の中で、昔よく見た風景や雪景色が現れると、なんだか無性に帰りたくなってしまいました。

現実問題として、北海道に戻ってまたそこで暮らし始めるというのは考えていませんが、やっぱり長年住んだ場所というのはいつまでも心に残っているもので、歳をとればそれだけ故郷を懐かしく思う気持ちが強くなるように思います。

「なんで人は歳をとると、故郷が懐かしくなるの?」

ボーッと生きてんじゃないよーー!!(チコちゃん風)