三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

エージェントがらみのお話し

2019年06月08日 10時54分32秒 | 翻訳

先日、久しぶりに横浜まで行ってきました。
夫の職場のかたでウクレレをやっている人がいるのですが、そのかたの知人のギタリストのライブでした。
Blues Guitar Foreverというお店です。
(写真のかたはお店の従業員のかたです…)


店内には珍しいギターもディスプレイされていました。
出不精の私も、久しぶりの外飲みは気分転換になって良かったです。

さて、翻訳者なら一部のかたを除き、トライアルは避けて通れないもの。
私も今年はもう少し取引先を増やしたいと思い、トライアルを受けています。

応募する会社は、翻訳事典の後ろのリストやWebで検索して見つけた会社で、応募方法は会社によってさまざま。
Webフォームから申し込むケースや、メールで直接連絡するケースもあり。

私はトライアルに申し込んだ履歴をエクセルで管理していて、応募日、先方からの返答日、トライアル受領日、トライアル返送日、結果受領日を全てつけています。
ちなみにこれまでトライアル返送から結果まで一番短かったのは4日、最長は81日でした。

トライアルは審査の関係で遅くなるのはしかたがないと思っているのですが、トライアル以前の、最初にコンタクトをした後、何の連絡もない会社が今年に入って2社ありました。

いずれも今年の2月上旬に連絡(応募)し、そのうち1社は先方のサイトからWebフォーム経由で職歴書も添付しています。
通常のビジネスなら状況確認をするところですが、こういったところが疎かになっている会社は正直印象は良くないですし、事務処理もきちんとできているのか甚だ不安ですので、私も放置しています。
ただ、個人情報を送っているので気持ち悪いことは事実ですが…。

あと、いつも思うんですが、簡単な経歴(翻訳や専門分野に関するものがわかる程度)が必要なのはわかりますが、細かい職歴書とか、写真付きの履歴書(これがほんとにあったんです)なんて要らなくないですか??

エージェントに登録すると、自分で営業して仕事を取らなくていい反面、色々と事務作業が増えるのも事実。
登録するのに少なくない時間をかけて(面談含む)、そしてその後もISOナンチャラがあるからとかで同じような情報をその会社のシステムに従って入力したり、定期的に書類を提出したり、今後の空き状況を入力させたりと、1社ならいいけれど、これが数社となるとずいぶんと余計な時間を取られることも多いです。

一番酷かったのは、登録した時の提出資料を、1週間後に「年度替わりなので」と再度提出してくれと来たこと。
しかも2段階認証のログインシステムで、登録の時のログインもすこぶる面倒だったんです(これは翻訳ではなく薬事の仕事で登録)。

おそらく相当な低価格でないと仕事は来ないようなので、今後お付き合いすることもないでしょうから登録抹消しちゃおうかな。

確かにエージェントも色々あり、現在コンスタントにお仕事をいただいている会社は悪くないと思っています。相性もありますからね。
今後も取引先を広げながら、単価交渉もしつつ、自分の仕事のスタイルや考え方に合った会社とおつきあいしていけたらと思っています。
直取りを増やすのが一番ですけれど。

売掛金回収…

2019年06月04日 16時15分06秒 | 翻訳

今年の1月~3月にかけて、スポット的に翻訳チェックの仕事を紹介していただき、初めて海外取引先へ直接請求を上げました(円建て&手数料先方払い)。

紹介してくださったかた曰く、特に支払いは問題ないとのことでしたのでその辺りは心配していませんでした。
ただ、あまり大きな金額ではなかった(1月:25,000円, 2月:28,000円、3月:3200円)ので、かえって先方に悪いなという気持ちはありました。

支払期限は請求書発行から2ヵ月以内。
そして、最初の請求の期限が到来し、10日ほど経過しても入金がなかったので、連絡すると「すぐに支払います」とのこと。

すると翌日、私が仕事用で使用している銀行の外為担当者から連絡があり、海外送金が受取人相違で私宛の口座に入ってきているとのこと。

「心当たりはありますか?」と聞かれたので、入金を待っているものはありますと答え、さらに相手の会社名を聞かれたので教えると、合致。
ところが金額は25,000円ではなく3,200円とのこと。

どうやら3月のを先に入金してきたらしい…。

そして、受取には先方が組み戻しをするか、私が必要書類を提出するかしないと手続きができないとのこと。
こりゃこちらで手続きしたほうが早いと思い、郵送で来た書類に必要事項を記載し返送、発行したインボイスはメールで提出。無事3,200円は受け取りました。

さて、この経緯を取引先へ連絡すると、早急に残り2件も振り込みますと。

そして翌週、2月分のものが振り込まれてきただけで1月分が未入金。
連絡すると、「ホラ、振り込んでるよ!」と送金履歴を添付してきたのですが、よく見ると受取人相違…。

「受取人が違ってますよ」と取引先へ連絡すると、確認しますと。

それから1週間。
送金履歴をもとに、私のほうからも先方の銀行(S銀行)に連絡を入れたところ、S銀行からその取引先に連絡が入り、さらに取引先からは「S銀行ではこれ以上対処できないので、自分の銀行に連絡を入れてみてくれませんか?」と。

実はその時点で既に(私の)銀行には連絡しており、「送金はないようです」と確認していたのでした。そして、その旨取引先に連絡し、組戻して再度振り込んで欲しいと伝えました。

それから1週間。
もうこれは貸倒処理かなぁとあきらめていたところ、取引先から「振り込んだので確認してください」との連絡があり、本日無事に入金になりました。

なにしろ今回は先方の経理担当がイマイチだったようです。
金額が少なかったので、貸倒になってもまぁ諦めはつきましたが、高額だと泣くに泣けないですね。


文法と英訳と

2019年03月29日 10時06分08秒 | 翻訳

コチラはデスクの左側に置いているキャスター付き本棚で、使用頻度の高い本や行政の通知などのファイルを保管しています。

去年から翻訳の仕事の位置づけがイマイチ定まらなかったのですが、やはり面白いというか好きなのが一つ、あとは薬事の仕事とのリスク分散の意味でもこれからも続けていきたいと思いました。

そして、私自身の弱点はなんと言っても文法。
これまでは「英文法詳解」の練習問題を解いて間違ったところを見直す、ということをやっていたのですが、回答に解説がついていないので間違った理由が本当にこれでいいのか?と不安が残っていました。
あとは文法用語にアレルギーと言っていいほどの拒絶反応を示していまい、ちょっと込み入った内容の説明を読むと、お説教を聞くネコのようにイカミミ&遠くを見る目になってしまうため、どうしたもんかと思っていました。

何の勉強でもそうですが、あまり色んな本を手当たり次第やるよりも、一冊を読んで理解を深めるのがいいと思っているものの、これで果たして本当に文法力がつくのかと不安になっていました。

そこで今回購入したのが有名な『Grammer in Use (North American English)
イギリスに滞在していた悪友?が勧めてくれたのを思い出したんですが、多分、私の場合、アメリカ英語の勉強がほとんどだったので、British English版よりいいかなと思いこちらにしてみました。

本日、配送予定なので感想は後日。

そして翻訳の分野もこれまで英日のみで、日英など絶対ムリと思っていましたが、日英の勉強も進めてみることにしました。
日英は以前、治験翻訳の基礎講座を受講したことがあったのですが、それきりになっていましたので、(写真にもちょっと写っている)『薬事・申請における英文メディカル・ライティング入門』と『AMA MANUAL OF STYLE』で勉強再開したいと思います。

薬事申請(私が知っているのは医療機器ですが)の分野でも、昔は海外メーカーが日本に導入というのが多かったのですが、最近は日本から海外というパターンも増えているようですし、日英ができればもう少し仕事の幅も広げられるかなと期待しています。

たとえ仕事に繋がらなくても英作文は薬事でも使いますし、勉強すること自体は英日翻訳にも役に立つと思いますので、今年は苦手科目?克服年間にしたいと思います。

memoQトレーニングに参加しました

2018年11月14日 10時15分24秒 | 翻訳
ちょっと前になりますが、11/5(月)に都内で開催されたmemoQトレーニング(翻訳者用)に参加してきました。

タイトルに「上級ユーザー用」と入っていましたので、内容についていけるかちょっと心配でしたが、基本操作がわかっていれば全く問題ありませんでした。
トレーニングは全て英語でしたが、質問があれば日本語でもOKでした。

<内容>
- ビューを使用した作業
- バイリンガルExcelフィルター
- Wordフィルター
- PDFフィルター
- 自動伝播、自動選択、次へ移動機能
- カスタマイズ
- アップデートの処理
- ライブ文書
- memoQの統計
- プロジェクトのバックアップ
- オンラインプロジェクトでの作業

こんな感じです。
個人的には「ビューを使用した作業」と「バイリンガルExcelフィルター」がとてもためになりました。

ビューというのは、翻訳対象文書をインポートした後、複数の文書を1文書にして作業したり、サイズの大きい文書を分割したりする機能です。
ビューで作業する文書はコピーではなく元の文書なので、ビュー上で作業したものは元の文書に即座に反映されます。

バイリンガルExcelフィルターは、エクセル文書から特定の列をインポートして作業する方法です。
Excelで原文を提供されることはあまりないですが、覚えておいて損はないかなと思いました。

セミナー自体は良かったので文句はないのですが、本来ならこういうのを取説にして配布してくれれば一番いいんですけどね。
ツールを販売する側としては、あえて取説を配布せずに、セミナーでお金取って説明会開いたほうが儲かりますもんね。
取説を数千円~1万円程度で買う人はあまりいないでしょうしね。
「なんだ、取説売るの?ケチくさい」って、私なら思っちゃいそう。
セミナーでお金払って参加するほうが、「ケチ」って感じないのもミソですね。

ちなみに仕事上で、現在私はCATツールを使用した案件は請けていません。
一度請けて、あまりいいことがなかったので。

ツールを使用するのは直取で、生物学的安全性試験一式の翻訳などのとき。
同じ施設で試験をすると試験成績書の体裁や、ゴソっと項目の文章が重複している部分(試験がGLPに準拠している等)が多いので、統一させるために使用すると便利です。
CATツールを使用しなくても、そういった統一はできると聞いたこともあるのですが、私はよく知らないんですよね。

今でもまだツールの主流はTradosなんでしょうか。
Memsourceもあちこちで使われてきているようですね。
Memsourceは一度、指定されて使用しましたが、memoQとUIが似ているので使いやすかったです。

ツールを使用しない案件もいっぱいあるでしょうし、Memsourceは別に自分で持っていなくてもエージェントから支給されるので、わざわざ自分でツールを買う必要はないのかなという気もします。
もちろん自分のやりたい案件にもよるのでしょうけど。案件選べば余計な出費はしなくて済むのかな?と思います。

ひと段落

2018年11月07日 18時18分32秒 | 翻訳
先月中旬から気ぜわしい毎日が続いていましたが、ひとまず翻訳の仕事は先ほど納品したものでいったん終了。
明日からは薬事関連の仕事が中心になりそうです。

昨日は約1年ぶりに英国から帰国した友人Aと、某外資系医療機器メーカーのDirectorとして転職した元同僚B(←こう書くと凄そうですが、その実は・・・)との合計3名の楽しい飲み会でした。

場所はいつも集まる神保町の小料理屋。
以前、みんな同じ会社に勤めていた時期があり、その頃はランチでもよく通っていた美味しいお店です。

近況報告やら今後のプランやら。未解決事件の話やら(定番の話題なんです)。
気の置けない仲間と飲むのはいいものです。


友人Aは食べられなかった沢ガニの素揚げ。
揚げる前に生きたままお酒に入れられ、カラっと揚げたのが出てきました。
確かに残酷っちゃ残酷ですね。
どこから残酷と感じてどこまでが許容範囲なのかとしばし考えてしまいました。

私はこれはOKでしたね。ウマウマ。