三日月ノート

日々の出来事を気ままに。

ノンビリ

2019年06月17日 08時53分20秒 | リンとまくる

まくるの定位置。
このところの雨で、段ボールが波打っているのですが、乾いているので気にせずに乗っています。






一貫してカメラ目線のまくる。


ベランダに出ようか思案中。


カメラを向けると迷惑そうに近づいてきました。


カメラ嫌いのリン。


カワイイ…

偽サイトに引っかかるところだった!!!

2019年06月09日 12時56分53秒 | お買物
カシオの電子辞書に追加コンテンツとして医学大事典&医学略語辞典を追加で入れようと、データカードの型番でググったら、半額以下で販売しているサイトがヒットしました。

定価が20,000円のところ、ここでは8,413円!

カートに入れるをチェックして、次の画面に行こうとすると、IT警備隊長のノートン君から警告画面が表示され、そこには「アクセス数がとても少ないショップ。危険です!」と。

確かに他と比較して安いし、念のため会社概要のページを見てみると、一見、問題なさげな記載。

そこで、所在地をコピペしてググってみると、ヒットせず。番地が近いところはあるのですが別会社。
次に電話番号もググってみると全然別の会社がヒット。

この辺りで不信感maxとなり、偽サイトのメアドが公開されているサイト(偽サイトの情報公開サイト)で、会社概要に記載されているメアドをコピペして検索すると、ヒット!

しかも2件ヒットし、それぞれ川崎と埼玉。
ちなみに私が発見したのは京都で、ここにはまだ載っていませんでした。

会社概要のページを見てみると、業者名や住所を入れ替えただけで他の記載はほぼ一緒。

いやぁ、安すぎるっていうのは裏があるもんですね。
やっぱ、ちゃんとしたところから買おうっと。

ノートン君ありがとう!

今回の詐欺サイトの会社概要ページはコチラ↓

埼玉

川崎

京都

薬事:トンデモ照会

2019年06月09日 11時18分59秒 | 薬事

ネコが段ボール箱が好きなのは全国共通ですね。


写真(カメラ)嫌いのリンは、なかなか目線をくれません。

このところ薬事申請の仕事は整形インプラントが多いのですが、開発過程の資料を取り寄せると、検証試験の中でSolidWorksRhinocerousといった3D CADを使用しているケースが増えてきました。

具体的には、インプラントだと、使用されている原材料の組成と、製品の形状などの情報をインプットすることでワーストケース部分の強度を算出したり、複雑な形状の製品の機械的安全性試験(3点曲げ試験等)を実施するときに、その前の段階で荷重ポイントを設定するのに使用したりというものが多いようです。

FDAなどでは実際に3D CADのデータを一部使用した試験成績書も受け入れられているようですが、日本ではまだまだです。

ちょっと抽象的でわかりにくいので例を挙げると、骨に埋植して使うスクリューなどは、申請時にねじれ特性試験(スクリューを試験ジグに固定して一定速度でスクリューを回転させ破断させる)を行うのですが、ある製造元が実機(最終製品)を使用せずに、原材料(チタン合金)、図面から得た形状データなどを3D CADにインプットして計算で出してきたことがありました。

PMDAはそれに対し、実際に試験を行って得たデータと齟齬がないか証明してくださいと指摘してきました。

まぁ想定内というか、基本的には実試験データが必要という姿勢を崩さない審査官たちなので、そう言ってくるのは当然なのですが、それを申請前に製造元に伝えても「米国やカナダ、欧州では普通に使用されているのだから、受け入れられないわけがない」と信じてもらえないため、申請後に来る「トンデモ照会」に腰を抜かすことになります。

今回も当然、製造元からの回答は「計算式で算出しているのだからバリデーションデータと言ってもないよ。おまいらエクセルのバリデーションデータ出すのか?」みたいな事を言われちゃいました。
が、そこで引き下がっては審査は進まないため、どうにか算出したデータが信頼できるものだという事を示すデータはないか?と聞いたところ、エンジニアがノートに手書きで「原材料から導き出した強度」「形状から考えられる強度」などなどを一つ一つ書き出し、手計算した結果を送って来ました……(違った意味で感動しました)

審査官はとりあえずこれで納得したものの(これで納得するんかい!!とは思いましたが)、対照品目のデータに対しては製造工程で強度が変わっている可能性があるとかなんとかで首を縦に振らず、最終的には試験を実施して提出したということがありました。

なんと言いますか、昔に比べるとだいぶマシになってはいますが(生物学的安全性試験などはISO規格であればほぼ問題なしなので)、依然ガラパゴス審査は続いていると言えます。

そして、あまりに細かいデータ(得られるはずもない競合他社の情報まで)を要求するPMDAに対し、プッチン切れたエンジニアがメールに書いてきたお言葉は…

>>>>>>>Maybe they also want the size of the underwear of the CEO of (company A) too?<<<<<<<<<<<

しまいには、

>>>>>>>At this point we have replied to every issue they had but it now looks to me that this is just intellectual masturbation.<<<<<<<<<<<<



いやはや、よくわかります…申し訳ございません、という感じです。トホホ。

エージェントがらみのお話し

2019年06月08日 10時54分32秒 | 翻訳

先日、久しぶりに横浜まで行ってきました。
夫の職場のかたでウクレレをやっている人がいるのですが、そのかたの知人のギタリストのライブでした。
Blues Guitar Foreverというお店です。
(写真のかたはお店の従業員のかたです…)


店内には珍しいギターもディスプレイされていました。
出不精の私も、久しぶりの外飲みは気分転換になって良かったです。

さて、翻訳者なら一部のかたを除き、トライアルは避けて通れないもの。
私も今年はもう少し取引先を増やしたいと思い、トライアルを受けています。

応募する会社は、翻訳事典の後ろのリストやWebで検索して見つけた会社で、応募方法は会社によってさまざま。
Webフォームから申し込むケースや、メールで直接連絡するケースもあり。

私はトライアルに申し込んだ履歴をエクセルで管理していて、応募日、先方からの返答日、トライアル受領日、トライアル返送日、結果受領日を全てつけています。
ちなみにこれまでトライアル返送から結果まで一番短かったのは4日、最長は81日でした。

トライアルは審査の関係で遅くなるのはしかたがないと思っているのですが、トライアル以前の、最初にコンタクトをした後、何の連絡もない会社が今年に入って2社ありました。

いずれも今年の2月上旬に連絡(応募)し、そのうち1社は先方のサイトからWebフォーム経由で職歴書も添付しています。
通常のビジネスなら状況確認をするところですが、こういったところが疎かになっている会社は正直印象は良くないですし、事務処理もきちんとできているのか甚だ不安ですので、私も放置しています。
ただ、個人情報を送っているので気持ち悪いことは事実ですが…。

あと、いつも思うんですが、簡単な経歴(翻訳や専門分野に関するものがわかる程度)が必要なのはわかりますが、細かい職歴書とか、写真付きの履歴書(これがほんとにあったんです)なんて要らなくないですか??

エージェントに登録すると、自分で営業して仕事を取らなくていい反面、色々と事務作業が増えるのも事実。
登録するのに少なくない時間をかけて(面談含む)、そしてその後もISOナンチャラがあるからとかで同じような情報をその会社のシステムに従って入力したり、定期的に書類を提出したり、今後の空き状況を入力させたりと、1社ならいいけれど、これが数社となるとずいぶんと余計な時間を取られることも多いです。

一番酷かったのは、登録した時の提出資料を、1週間後に「年度替わりなので」と再度提出してくれと来たこと。
しかも2段階認証のログインシステムで、登録の時のログインもすこぶる面倒だったんです(これは翻訳ではなく薬事の仕事で登録)。

おそらく相当な低価格でないと仕事は来ないようなので、今後お付き合いすることもないでしょうから登録抹消しちゃおうかな。

確かにエージェントも色々あり、現在コンスタントにお仕事をいただいている会社は悪くないと思っています。相性もありますからね。
今後も取引先を広げながら、単価交渉もしつつ、自分の仕事のスタイルや考え方に合った会社とおつきあいしていけたらと思っています。
直取りを増やすのが一番ですけれど。

売掛金回収…

2019年06月04日 16時15分06秒 | 翻訳

今年の1月~3月にかけて、スポット的に翻訳チェックの仕事を紹介していただき、初めて海外取引先へ直接請求を上げました(円建て&手数料先方払い)。

紹介してくださったかた曰く、特に支払いは問題ないとのことでしたのでその辺りは心配していませんでした。
ただ、あまり大きな金額ではなかった(1月:25,000円, 2月:28,000円、3月:3200円)ので、かえって先方に悪いなという気持ちはありました。

支払期限は請求書発行から2ヵ月以内。
そして、最初の請求の期限が到来し、10日ほど経過しても入金がなかったので、連絡すると「すぐに支払います」とのこと。

すると翌日、私が仕事用で使用している銀行の外為担当者から連絡があり、海外送金が受取人相違で私宛の口座に入ってきているとのこと。

「心当たりはありますか?」と聞かれたので、入金を待っているものはありますと答え、さらに相手の会社名を聞かれたので教えると、合致。
ところが金額は25,000円ではなく3,200円とのこと。

どうやら3月のを先に入金してきたらしい…。

そして、受取には先方が組み戻しをするか、私が必要書類を提出するかしないと手続きができないとのこと。
こりゃこちらで手続きしたほうが早いと思い、郵送で来た書類に必要事項を記載し返送、発行したインボイスはメールで提出。無事3,200円は受け取りました。

さて、この経緯を取引先へ連絡すると、早急に残り2件も振り込みますと。

そして翌週、2月分のものが振り込まれてきただけで1月分が未入金。
連絡すると、「ホラ、振り込んでるよ!」と送金履歴を添付してきたのですが、よく見ると受取人相違…。

「受取人が違ってますよ」と取引先へ連絡すると、確認しますと。

それから1週間。
送金履歴をもとに、私のほうからも先方の銀行(S銀行)に連絡を入れたところ、S銀行からその取引先に連絡が入り、さらに取引先からは「S銀行ではこれ以上対処できないので、自分の銀行に連絡を入れてみてくれませんか?」と。

実はその時点で既に(私の)銀行には連絡しており、「送金はないようです」と確認していたのでした。そして、その旨取引先に連絡し、組戻して再度振り込んで欲しいと伝えました。

それから1週間。
もうこれは貸倒処理かなぁとあきらめていたところ、取引先から「振り込んだので確認してください」との連絡があり、本日無事に入金になりました。

なにしろ今回は先方の経理担当がイマイチだったようです。
金額が少なかったので、貸倒になってもまぁ諦めはつきましたが、高額だと泣くに泣けないですね。