三日月ノート

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映画:終わった人

2018年06月27日 18時58分06秒 | 映画
『終わった人』を観てきました。

東大卒後、大手金融会社に勤務するも途中から子会社に出向になりそのまま定年退職を迎えた男(舘ひろし)の戸惑いや後悔などをコミカルに描いた作品です。

妻(黒木瞳)とのすれ違いの様子は、場内でもクスクスと笑いが出ていたので、多くのご夫婦(特に妻)が感じている事なのでしょう。

ただ、広末涼子に対するアドバイスは・・・私は「ナヌ!!!???」と同意できない部分がありました。

大手企業を定年まで勤めて生活には困らないし、これから好きなことをやって過ごせるなんて羨ましい限りですが、「何もやることがない人」にとっては退屈そのもののようです。

読書・勉強・スポーツ・芸術鑑賞などなど、やりたいことが沢山あって時間が足りないくらいな自分から見ると、その時間くださいな、と言いたくなりますが、時間は平等に個人に割り当てられているんですよね。残念。

ラストはひとまずホッとした結末でした。
軽い気持ちで観るには面白い映画だと思います。

そうそう、映画の中でカルチャーセンターの様子が出るのですが、何度か行ったことがある新宿の朝日カルチャーセンターが出ていました。
「翻訳百景」のチラシもちょっとだけ見えました(笑)


『終わった人』2018年/中田秀夫監督
舘ひろし
黒木瞳

私的ランク:★★✪☆☆(星2.5)


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