三日月ノート

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『ガチ星』野球戦力外通告から競輪選手へ

2018年06月04日 22時00分09秒 | 映画

楽しみにしていた映画、『ガチ星』観てきました。

スポーツ映画というより、人間ドラマという感じの仕上がりです。

プロ野球選手だった主人公の濱島。

酒、タバコ、借金、不倫、パチンコの全部盛り男が競輪学校に入って選手になり、選手になってからもろくすっぽ練習しないで荒れまくる。

そのダメ男ぶりはかなり長いこと続くので、まさか最後までコレで行くの?と一瞬不安になりました(笑)

でもダメっぷりに鬼気迫る走り、この役者さん、とても魅力的だなぁと感じました。

そして同県同期の久松君。

走りがフラついているのが気になって(これで白帽かよ!という感じ)、頼むから危ないから真っ直ぐ走ってくれーとヒヤヒヤものでしたが、イケメンでいい役者さんでした(フォローになってない?!)。

と、なんかイマイチな評価みたいに聞こえますが、総合的にはとても良かったです。

選手の誰もが、その人だけの「何か」を抱えながら走る。
所詮「俺たちは博打のコマ」と言いながら、そこに込める思いの強さ、熱さがひしひしと伝わってくる映画でした。

お時間のあるかたは是非観て欲しいです。


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