ついに見た、ナスカの地上絵。
このナスカの大平原に描かれた地上絵は、描かれた年代も、描いた人も、
目的も、これという定説が無く、いまだ謎のままという。
ただ、ナスカ地方で様々な文明が栄えた、紀元前900~900年の頃だという
ことは確かのよう。
ひたすら続く、何も無い砂漠の中で、突如現れる地上絵を眺めていると、
自分が今どんな時代のどこで生きているのかわからなくなりそうだった。
【ナスカへ出発】
実は、ナスカへ行くのはかなり大変
ナスカには大型機が離発着できる空港が無く、鉄道も整備されていないため、
車で向かう。
まずは首都リマから途中の街イカまで、パンアメリカン・ハイウェイ(北は
アラスカ、南はアルゼンチンまで続いているらしい)で片道4時間のバスの旅
果てしなく続く、荒涼とした砂漠状態の大地をひたすら南へ。
【地上から地上絵】
イカからガイドと共に車に乗り換えて、さらに走ること2時間半
やっとの思いでナスカに到着。
「世界ふしぎ発見」などで、秘境へ辿り着くのに移動が大変という映像が一瞬
流れるけれど、こういうことかと大変さを身に染みて実感
まずは、ミラドールと呼ばれる高さ20m程の観察用のやぐらから地上絵を眺めてみた。
あまり高くない地点にも関わらず、2つの地上絵の全体像を捉えることができて、
そんなに大きくないのかとちょっと拍子抜け。
地上絵は、地面を覆う小石を除き、その下の白い地表を出すことで線を描くという
手法で描かれている。
この線の幅は20~30cmと意外に狭く、絵の全体も小さいものだと40m程なので、20m
くらいの高さ近くであれば眺められるというわけ。
【小型セスナで上空へ】
そして、いよいよ小型セスナ(4人乗り)に乗って空中から地上絵観察。
片言に日本語を話すノリノリのペルー人パイロットが運転する飛行機に、
スペイン人カップルと一緒に乗せられ、奇妙なフライトがスタート。
実はこれが半端なく小回りがきくので、右に左に上へ下へ飛行して、乗り物酔いとは
無縁の私でさえ、少し「うっ」ときてしまったくらいだった。
●サル(110m)
小さい飛行機の影で高さが伝わるかもしれないけれど、恐らく100~150m上空。
これはかなり大きく、サル独特のうずまきを描く尻尾やポーズを見ていると、
この大きさでサルを描かなければならなかった必然性を考えて、ますます謎に
思えてきてしまった。ちょっと薄いけど…↓
●ハチドリ(96m)
有名なハチドリ。
この羽やくちばしを始め、絵の他に多くの直線や図形が、とにかく真っ直ぐな直線
で描かれていて、どうしてあの大きさであんなにも真っ直ぐな直線が描けるのか、
本当に不思議だった。
●宇宙飛行士(32m)
なんでこの時代に宇宙飛行士なのかはさておき、山の斜面に描かれた、
片手を上げたガチャピンのようなお茶目な姿は、ちょっと微笑ましかった
【周辺の名所】
●マリア・ライヘ博物館
地上絵の研究に一生を捧げたドイツ人女性マリア・ライヘの博物館も見学。
関係ないけど、庭がきれい↓
ブーゲンビリアが咲きほこっていた。アルパカも登場。
●灌漑施設
数十年に1度しか雨が降らないというナスカでは、昔からいかに水を
得るかが最重要課題だった。
今でも使われているこの灌漑施設は、何十キロも離れた山から地下を流れる水を
汲み上げていた。
汲み上げ口を地表に置くと干上がってしまうため、地下数mの所で汲み上げる
仕組みになっていた。
【砂漠の中のリゾート】
この日はイカで宿泊
なぜか白壁のコテージ風リゾートホテル「ラスドゥーナス」
初めて目の当たりにした果てしない砂漠と、謎だらけの地上絵に
圧倒された日だった
このナスカの大平原に描かれた地上絵は、描かれた年代も、描いた人も、
目的も、これという定説が無く、いまだ謎のままという。
ただ、ナスカ地方で様々な文明が栄えた、紀元前900~900年の頃だという
ことは確かのよう。
ひたすら続く、何も無い砂漠の中で、突如現れる地上絵を眺めていると、
自分が今どんな時代のどこで生きているのかわからなくなりそうだった。
【ナスカへ出発】
実は、ナスカへ行くのはかなり大変
ナスカには大型機が離発着できる空港が無く、鉄道も整備されていないため、
車で向かう。
まずは首都リマから途中の街イカまで、パンアメリカン・ハイウェイ(北は
アラスカ、南はアルゼンチンまで続いているらしい)で片道4時間のバスの旅
果てしなく続く、荒涼とした砂漠状態の大地をひたすら南へ。
【地上から地上絵】
イカからガイドと共に車に乗り換えて、さらに走ること2時間半
やっとの思いでナスカに到着。
「世界ふしぎ発見」などで、秘境へ辿り着くのに移動が大変という映像が一瞬
流れるけれど、こういうことかと大変さを身に染みて実感
まずは、ミラドールと呼ばれる高さ20m程の観察用のやぐらから地上絵を眺めてみた。
あまり高くない地点にも関わらず、2つの地上絵の全体像を捉えることができて、
そんなに大きくないのかとちょっと拍子抜け。
地上絵は、地面を覆う小石を除き、その下の白い地表を出すことで線を描くという
手法で描かれている。
この線の幅は20~30cmと意外に狭く、絵の全体も小さいものだと40m程なので、20m
くらいの高さ近くであれば眺められるというわけ。
【小型セスナで上空へ】
そして、いよいよ小型セスナ(4人乗り)に乗って空中から地上絵観察。
片言に日本語を話すノリノリのペルー人パイロットが運転する飛行機に、
スペイン人カップルと一緒に乗せられ、奇妙なフライトがスタート。
実はこれが半端なく小回りがきくので、右に左に上へ下へ飛行して、乗り物酔いとは
無縁の私でさえ、少し「うっ」ときてしまったくらいだった。
●サル(110m)
小さい飛行機の影で高さが伝わるかもしれないけれど、恐らく100~150m上空。
これはかなり大きく、サル独特のうずまきを描く尻尾やポーズを見ていると、
この大きさでサルを描かなければならなかった必然性を考えて、ますます謎に
思えてきてしまった。ちょっと薄いけど…↓
●ハチドリ(96m)
有名なハチドリ。
この羽やくちばしを始め、絵の他に多くの直線や図形が、とにかく真っ直ぐな直線
で描かれていて、どうしてあの大きさであんなにも真っ直ぐな直線が描けるのか、
本当に不思議だった。
●宇宙飛行士(32m)
なんでこの時代に宇宙飛行士なのかはさておき、山の斜面に描かれた、
片手を上げたガチャピンのようなお茶目な姿は、ちょっと微笑ましかった
【周辺の名所】
●マリア・ライヘ博物館
地上絵の研究に一生を捧げたドイツ人女性マリア・ライヘの博物館も見学。
関係ないけど、庭がきれい↓
ブーゲンビリアが咲きほこっていた。アルパカも登場。
●灌漑施設
数十年に1度しか雨が降らないというナスカでは、昔からいかに水を
得るかが最重要課題だった。
今でも使われているこの灌漑施設は、何十キロも離れた山から地下を流れる水を
汲み上げていた。
汲み上げ口を地表に置くと干上がってしまうため、地下数mの所で汲み上げる
仕組みになっていた。
【砂漠の中のリゾート】
この日はイカで宿泊
なぜか白壁のコテージ風リゾートホテル「ラスドゥーナス」
初めて目の当たりにした果てしない砂漠と、謎だらけの地上絵に
圧倒された日だった
ポロシャツはこの後登場する予定(笑)
こんな絵や図形が何十と広がっている様子は異様な存在感を放っていたよ。
ホントに謎。。。
>あみちゃん
さすがgoogle earth
前に見たとき、うち(実家)も見えてびっくりしたっけ
是非一度生で見てみて!
>みお
生で見ても謎でいっぱいよ。
それに、生で見てると雰囲気に飲み込まれて、タイムスリップしたみたいになって、面白い体験だったよ
写真みてるだけでも、なぞがいっぱい・・・
そいえばgoogle earthでナスカの地上絵が綺麗に見れるらしいですよ
おもしろいのでゼヒゼヒ
写真とかでしか見たことないからいつか一度見てみたいな~
セスナ機の影がうつってるところがリアル
ガチャピン風
旦那様、ポロシャツ着てないね
やっぱりハチドリがいちばんぴんと来ましたです。
あと、サルにさしかかる飛行機の陰が、
なんか嘘みたいで不思議
う~ん、なぞだ