私らしく、楽しい日々を・・・

自分の気持ちに素直に、毎日を楽しく過ごしたい

チューボーですよ

2009-09-04 14:11:02 | Weblog
手伝っているお店のキッチン。
こじんまりとしていて、かつ機能的。

ここで毎日、美味しいモノがたくさん作られている。

仕込みを手伝うようになって、美味しい光景、面白い光景にたくさん出会う。



とある真夏日、扇風機に当たるブランジーニ。

ブランジーニとは、日本で言うところのスズキに似た魚。
こちらはギリシャ産。


その名も「昆布の水塩」という昆布味の塩水。(そのままのネーミング)

試供品で店の料理には使っていないが、超ウマイ。
スプレー式になっていて、デザインもオシャレなところがにくい。

昆布の旨み120%、塩味も海水濃度程あり、調味料としてバッチリ。
白身の刺身にシュッとスプレーするだけで、この上ない上品な味の
刺身が出来上がる。


とにかく、随所でシェフのセンスが光る。


何より楽しみが“まかない”。


ある日の“まかない”のおかずは、刺身7変化。
マグロの赤身、トロ、スズキ、しおっこの刺身を、塩味、醤油、ワサビ、昆布塩水・・・
と好みで味付ける。
真ん中に写っているのは、スパイシーツナで、トウチ醤とアーリオを使った
タレであえられていて、コクと辛味が絶妙なお酒もご飯もいくらでも進みそうな一品。



また別の日、まかないはオムライス。
シェフ兼マネージャーが、何やら真剣にデコレーションしている。
何かと思えば・・・




どーも、どーも。笑
茶目っ気たっぷり。楽しい職場。



そして、最近の大ヒットは、私が師匠と呼んでいるシェフのカレー。
とにかく、最高に美味しい。
表現し尽くせないくらい絶品。

ある日お土産に持たせてもらったので、夫に出してみたところ
大絶賛で、私のカレーは忘れ去られるハメに。。

この時は、たまたま美味しい部分を出し尽くした(売り物として)
イベリコ豚の生ハムの骨があり、それを2日間煮込んだ出汁で作ったカレー。
イベリコ生ハムの独特の風味があるのでどうなるかと思いきや、見事に
そのクセのある味を活かしたカレーに変身。
さすがプロ。

夫と飲みに行った締めに出してもらい、感激。


料理の面白さと奥深さをあらためて実感する今日この頃だ。