私らしく、楽しい日々を・・・

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緊急帰国

2007-06-16 11:12:22 | Weblog
先週の土曜の朝、突然母からの電話で起こされた。
母方の祖母が亡くなったとのこと。

絶句。

その日から今日(15日金曜)まで、日本に帰っていた。

足は悪くしていたけど、その他は元気で、全く予期せぬ訃報。
心筋梗塞だったらしい。
寝起きでわけがわからず混乱したが、出張中の旦那と電話で相談
してすぐ帰ることに決めた。
連絡を受けて5時間後には空の上にいた。

突然過ぎるけど、一人で飛行機に乗って、窓の外に広がる雲の上の
世界を眺めながらいろいろ思い出していると、涙が止まらなくなった。
優しくて、好奇心旺盛で、いつも私のことを気にかけてくれた
大好きなおばあちゃんだった。
ハワイで挙式した時も遠路遥々駆けつけて、祝福してくれた。
実家と祖父母の家が近いこともあって、本当にいろいろお世話して
もらい、想い出も尽きない。

ちょうど先月日本に帰った時、本当は会いたかったけど、ばたばた
して会えなかった、おばあちゃん。
私がNYに戻る朝、朝6時前という早朝にもかかわらず電話をくれた。
そんなことは初めて。
私はすごく急いでいたので適当にしか挨拶できず、申し訳ないと
思っていたが、それが最後の会話になってしまった。
何とか時間を作って会いに行けばよかった、電話も余裕を持って
私からして、もっと話をしていればよかった…と後悔は尽きない。

先月末、ナイアガラに旅行に行った帰り、その朝の事が気になって
いた私は絵葉書を買って、この間はいい加減な挨拶しかできずに
ごめん、次回日本に帰ったときは必ず遊びに行くからね、と書いて
送った。
それをおばあちゃんが読んでくれていたことが唯一の救いだった。

それでも、帰国できて、お通夜前におばあちゃんと対面できて、
お葬式、初七日まで立ち会えてよかった。
本当はもっと、おじいちゃん、お母さん、叔母達の力になって
あげたいけれど、離れて海外で暮らしているとこういう時に辛い。

でも、私が頑張って自分の信じた道を進み、幸せに暮らすことが、
おばあちゃんに対する最大の供養だと思って、帰ってきた。


2年半前、同じ歳の大親友を突然亡くした時も痛感したけれど、
どんなに元気でそばにいることが当たり前の存在でも、一回一回の
機会を大切に、一緒に過ごせる時間に感謝しなくてはならない。
そして、会える機会は逃さずに。


おばあちゃん、安らかに。
そして、見守っていてね。