面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

友の力

2008年09月07日 | Weblog
 夜半に激しく雨が軒を叩いた。例年荒れ狂う台風に見舞われる季節、今年もそろそろ来る頃だ。雨の音を聞きながら企画書を書いた。明け方にはすっかり雨もあがり、陽光が澄み切った空気を貫いて草木を鮮やかな色に染める。汗ばむ肌の感触にマルセイユの夏がよみがえる。ウアビテヴゥ?タヒチとギリシャの血が混ざったマリィの歌うような声に、ジャヴィテア、トキオと答えたのは29年前の夏だった。

 感傷に浸るのはやめよう。今は、友に支えられて動き出した企画が、九州山脈の麓にある山里から、何処まで広がるかに力を尽くそう。この一ヶ月、友人たちの協力なくしては進めなかった。まだまだ難題は山とあるが、ひとつひとつ解決してゆこう。諦めるんだったらハナっから劇団なんかやっていない。ね、沖縄のHさん、再会を楽しみに!

 

相撲界と大阪府

2008年09月07日 | Weblog
 市井の演劇人が口を出すことではないのを承知で書く。図書館を盗み撮りしてはいけないだろう!しかも子供たちが漫画を読むのは当たり前だろう!大阪が生んだ天才漫画家手塚治虫先生に失礼だろう、ハシモト!漫画ばかり読むな!と、自分の子供を叱るのはよい。子供は親に隠れて漫画を読む。その後ろめたさが子供を成長させるのだ。

 で、相撲界、漫画ばかり読んで強くなった大将が、トップに君臨して、弱肉強食の見本を見せているのだ。漫画のような世界だから、きっと救世主が現れて悪いやつをやっつけるよ。隔離された唯一の人類の遺産である相撲協会の自浄を祈る!立て!貴乃花!!!

 今日本が世界に誇れるのは「MANGA」であることは疑いもない。マンガを原作とする映画が巴里でプレミアム上映会を開催する時勢なのだ。うれしはずかしである。
 演劇も負けてはいられない。もっとパワーをつけよう!