面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

2007年への準備

2006年12月30日 | Weblog
 原稿書いて、年賀状書いて、のくり返しをしていたら、Tがやって来た。
「ずいぶん書けましたね」
「いや、こっちの束は出すのを止めた人達」
「それはいけませんね。出したくない人こそ出すべきです」
「何ゆえ?」
「いいですか、年賀状というのは年に一度のハレなのです。あなたの愛が降り注がれるのです、云々かんぬン」と、いうようなことをのたまった。
本当に、彼は他人事だと、キリストか釈迦のようなことを言う。
出さない理由は一つではない。元旦に会うであろう人、名刺の名前と顔が一致しない人、嫌われているかも知れない人、有名人なので躊躇する人、同窓会であった昔仲の良くなかった人、等など。しかし、コンコンと諭されたので、僕は、喪中(知る限り)のかた、住所が不確かな方を除いて、出来る限り書く事にした。原稿は書きあがっても、年賀状書きは終わらないような気がする。そういえばAに、「全部手書きなんですか」と、あきれたように云われた。確かに相当な量だ。届いた方に喜んでもらえたら、僕も嬉しい。
届かなかった方。僕は身内には出さないので、すごく愛されていると思っていただけると嬉しいです。